ステンレスボウルはIHクッキングヒーターで使える。メリットと使える理由の説明について【百均のステンレスマグなど】
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IHクッキングヒーターって便利ですよね
どうも、♨の人です
本日は、料理に使う「ステンレスボウル」をIHで直接温めてもいいのか?ということについて語っていきたいと思います
それではどうぞ
目次
結論から言うと普通に使える
IHクッキングヒーターの仕組みと底が平らでなくとも使える理由について
IHでステンレスボウルを使用する危険性について
ステンレスボウルをIHで使用するメリットについて
ステンレスボウルをIHで使うデメリットについて
あとがき&炒め物は禁止
結論から言うと普通に使える
IHクッキングヒーターの仕組みと底が平らでなくとも使える理由について
IHでステンレスボウルを使用する危険性について
ステンレスボウルをIHで使用するメリットについて
ステンレスボウルをIHで使うデメリットについて
あとがき&炒め物は禁止
結論から言うと普通に使える
ステンレスボウルはIHクッキングヒーターで普通に使えます
はい。いきなりなんですが、結論からすると普通に使えます(危険性などについても話すので下もちゃんと読んでください)
私自身IHクッキングヒーターをもう15年以上使っていて、ステンレスボウルに関しては3年ほど確実に使っていますが、特に問題が起きたことは無いです
セリアのチョコレートの湯煎用のステンレスボウルから、普通の丸ボウル、小さなステンレスマグやカップなどに至るまで色々使ってきましたが、特に大きな問題などはなかったです
まあ小さいものはIHの出力がオーバーすぎて焦げ付きやすかったりとか、取手や飲み口まで熱くなるというデメリットはありましたが、それでも普通に煮炊き揚げ物茹で、全てステンレスボウルで問題なく行えています
しかし、「ボウルって底が小さいし真ん中が窪んでいるけど、IHって底が平らな鍋じゃないと使えないんじゃないの?」という疑問を持った人も居るでしょう
それでは、次の項目ではステンレスボウルの底が平らでないことに関する問題について語っていきましょう
IHクッキングヒーターの仕組みと底が平らでなくとも使える理由について
まず、IHクッキングヒーターの説明から入ります
IHとは、そもそも誘導加熱方式(Induction Heating)の略称になります
簡単に説明すると、鍋自体に渦電流を流し、電気抵抗の摩擦熱で鍋の底や側面に誘導電流が発生し、このときの原子の摩擦熱により、鍋容器自体を加熱しているのです
多少難しいのですが、つまりは電気を流して鍋自体を温めていると考えるといいです
で、そんなIHクッキングヒーターの特性として、鍋底が器具と離れるほど効力が落ち効率が下がるというものがあります
そこが、平らな鍋でないといけないとされている理由です
しかし、巷に出回っているIH対応の鍋でも、底が平らでない(真ん中が少しくぼんでいる。安価で薄いステンレス片手鍋に多い)ものは沢山あります
また、IHクッキングヒーターの電磁波は数ミリ程度コイルから離れたくらいではほとんど損失はないので、真ん中が僅かにへこんでいるくらいではあまり影響しないと考えていいです
実際にIHクッキングヒーターは鍋を少し持ち上げても、加熱が止まることがないです(機種によるとは思いますが)
また上でも言ったようにIHクッキングヒーターは底面だけではなく底面近くの側面なども発熱させているので、ステンレスボウルのくぼみ程度ならなんの問題もないのです
例を出すと、発熱体を外に付けるのではなく土鍋の中に埋め込んだプロヴァンスのような商品が存在します
また3mm程度の厚みのあるガラス製のカバープレートなどを敷いても、IHクッキングヒーターは普通に使えます
なので、少し鍋底が浮いているくらいではほぼほぼ問題は無いのです
しかし、本当に全く問題がないの?と言われると実はそうではありません
なので、次の項目ではIHクッキングヒーターでステンレスボウルを使用する危険性について説明していきたいと思います
それではどうぞ
IHでステンレスボウルを使用する危険性について
IHクッキングヒーターでステンレスボウルを使う危険性には、上でも語った鍋底が窪んでいるという部分にあります
これになんの問題があるのかと言うと、底面に窪みがあると鍋底温度をセンサーが正確に検知できなくなるため、揚げ物をする際天ぷら油の温度がずれてしまい、油の温度が上昇し設定温度以上に加熱してしまう恐れがあります
そのため白煙が出たり、最悪の場合油が発火してしまう危険性があります
例として製品安全協会の認定基準にて、天ぷら用の鍋であれば反りが0.35%以下(底径200mmの鍋で
0.7mm以下)と明確に決められていたりします
しかし、一般的なサラダ油の発火点は360度から390度ですし、水は100℃以上にはならないので茹で調理などは全く問題がありません
なのでつまりは調理中に目を離さなければ、ステンレスボウルをIHで使用するのは問題がないと考えていいでしょう
……というか普通は揚げ物の途中で発火するまでIHクッキングヒーターから目を逸らしたりなんてしないので、基本的に問題は無いですね
ステンレスボウルをIHで使用するメリットについて
私がIHクッキングヒーターでわざわざ非推奨のステンレスボウルを使うのは、メリットが沢山存在するからです
なので、この項目ではIHクッキングヒーターでステンレスボウルを使用するメリットを説明していきたいと思います
①コンパクト
なんと言ってもボウルはコンパクトです
ステンレスボウルは、一般的な片手鍋とは違って取っ手がありません
なので、場所をほとんど取らないんです。
また、取っ手がないため重ねて保管できますし、洗うのも非常に楽なんです
②調理後そのまま皿として使える
ステンレスボウルは、調理した後直ぐにお皿として使うこともできます
ステンレスボウルは普通の片手鍋のような形ではなく、丼皿のような形をしています
なので、ラーメンやうどんなどを普通の鍋から食べるより全然食べやすいんです
③ステンレスボウルは安価
ステンレスボウルはとても安価です
ステンレスボウルは大中小と百円均一に売っていますが、鍋は最低でも数百円から千円近く出さないと購入できません
なので安価に色々な大きさの鍋を揃えることが出来るんです(鍋じゃないですけどね)
これも大きなメリットですね
④油切れがよく洗うのがとても楽
ステンレスボウルはその名の通りステンレス製なので、洗うときの油切れがとてもいいです。
例えばプラスチック製のお皿は石油が原料なので、油との親和性が高いためなかなか付着した油が洗い落とせません
またプラスチック樹脂の表面には目に見えない微細な穴が開いていて、さらに度重なる使用により傷などもできると、そこに油が入り込むため余計に落としにくくなるという訳です
対するステンレスは陶器皿のように油が落ちやすく、また陶器皿よりも荒く扱えます(軽く割れないため)
なので皿洗いがとても楽になります
⑤冷めたら直接温められる
ステンレスボウルは冷めてしまった場合、再びIHにかけて直接温められます
例えばうどんの変え玉などを行う際に便利ですね
⑥ザルなどを使えば湯切りなどが楽
野菜などを茹でた際、たいていの人は網などで少しづつ掬ってお皿に乗せていくと思います
それが普通です。
しかし、それよりも効率がいい方法があります
それが、ザルの中で茹でてしまうというもの
ラーメンの面を茹でるような感じと思ってもらうとわかりやすいと思います。最初からザルの中で全て茹でれば、湯で終わればそのザルを持ち上げるだけで全て一気に湯切りすることが可能になります
で百円均一には、ボウルと完全に同じサイズのステンレス製のザルなどが沢山売っています
なので、それを使うと上で書いたように湯切りなどがとても楽になるというわけです
また湯切りが楽という他にも、鍋底に直接食材が付着することがなくなるため焦げ付きの防止にもなります
これらが、ステンレスボウルをIHクッキングヒーターで使うメリットになります
しかし、もちろんメリットだけではなくデメリットも存在します
なので、次の項目ではステンレスボウルをIHで使うデメリットを説明していきたいと思います
ステンレスボウルをIHで使うデメリットについて
①取っ手がない
ステンレスボウルには当然ですが取っ手がありません(湯煎用のステンレスボウルなどには付いてますが)
なので、調理した後机に持っていくのが鍋に比べると面倒です
熱かったり持ちにくかったりなどですね
しかし、これはペンチ型の鍋つかみを使用することにより、取っ手の取れるティファールのような方式で使えるようになります
鍋つかみはダイソーにてアルミ製の小型のものが売っていますので、ここはまあそこまでのデメリットではないですね
②電子レンジが使えない
当たり前の話ですが、ステンレスボウルは電子レンジでは使えません
使うと火花が散って、最悪その火花で扉のプラ製のシートが溶けてしまいます
まあ溶けたとしても電子レンジは鉄製の網がある限りマイクロ波が外に漏れ出すことは無いですが、あれは錆防止などの効果もあるためやはり無くなるとまずいです
もちろんステンレスボウルなのでIHで再度温めることはできますが、やはり電子レンジでないとダメな場合も多いでしょう
なので、これはそこそこのデメリットですね
③自己責任
最後になりますが、ステンレスボウルをIHクッキングヒーターで使用する最大のデメリットはなんと言っても「自己責任」という所にあります
IHのメーカー側もボウルのメーカー側もこのような使用方法は想定していませんし、していたとしても「やらないでください」と言っています
なので、不慮の事故等の「何か」が起こったとしても完全に自己責任となってしまいます
まあ現実問題私はもう何年もこうして使っていますし、他にもステンレスボウルが溶けたりひしゃげたり割れたりするような事は普通に考えてないでしょう
しかし、やはりメーカー非推奨というのはあまり気分のいいものではありませんのでね。そういうのを過度に気にする人はやめておいた方がいいかと思います
あとがき&炒め物は禁止
いかがでしたか?
今回は、ステンレスボウルをIHで使用するメリットなどについて語っていきました
実際のところステンレスボウルをIHで使っている人は結構いますし、ステンレスボウルも安価なステンレスの鍋も鉄板をプレス加工しただけで大して変わりはないです
なのでまあ使えて当然なんですけど、記事にするため今回は詳しく調べてみました
あと、ステンレスボウルで行っていいのは「茹で」と「揚げ」のみ。決して炒め物をしてはいけません
なぜかと言うと、炒め物はどうしても空焚きに近い状態になってしまうため、ステンレスボウルがひしゃげてしまったり変な煙が出たりといろいろ不都合があるためです
なので、ステンレスボウルは「茹で」と「揚げ」のみに使うようにしてください
また、今回この記事で書いたのはIHクッキングヒーターでの話なので、ガス火や直火などについては全く調べていません
ガス火や直火の場合は今回書いた事には当てはまらない部分も少なくないと思います
なので、この記事を参考にするのはやめた方がいいかと思われます
あくまでもIHクッキングヒーターでの記事ですからね
……まあとにかく、今回のこの記事がお役に立ちましたら幸いです
というわけで
以上です
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