だからダメだよXperia。私がSONYのスマホをオススメしない理由
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SONYは昔からスマートフォンを作り続けており、日本のハイエンドスマホでは非常に高い人気を誇っています。
最近だとXperia 1 Ⅱが価格.comにてXiaomiのRedmi Note 9Sを抜きランキング一位を取得。次の機種変更ではXperiaを……と検討している人も多いのでは無いでしょうか。
しかし、私は個人的な理由からXperiaシリーズをあまりオススメしていません。
今回は、私がXperiaをオススメしない理由をいくつか語っていこうと思います。
(この記事には少なからず謎のイヤホンジャック廃止やランチパック化、データの消去などをやらかしたSONYへの私怨が含まれています。予めご了承ください)
新作 Xperia 1 ⅡはSONYが本気を出した超高性能スマホ
SONYの新作 Xperia 1 Ⅱは、非常に高スペックな端末になっています。
4Kという超高解像度ディスプレイに、ソニーのプロフェッショナルカメラの開発チームが監修した動画撮影アプリ「Cinematography Pro」を搭載。カメラの性能は非常に高く、とても綺麗な写真が撮影できます。
Xperia 1 Ⅱはカメラが非常に高性能ということが各所で触れられています。その性能はGALAXY S20やiPhone11 Proと比較しても勝るとも劣らない程で、一長一短はあるものの業界最高峰であることは間違いありません。
(但しXperiaはこれまでDxOMarkでは低いスコアしか出してこなかったので、点数化した時にどうなるかはわかりません)
他にもバッテリーへの給電を止め電源駆動でスマートフォンを動かせる「ゲームエンハンサー・HSコントロール」や、CDやMP3、AACなどの圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度音源に変換できる「DSEE HX」など、他にはない個性的な魅力が沢山存在します。
流石にQuad DACを内蔵したLGのスマホや、伝説の世界最強音質スマホGRANBEATには敵わないでしょうが、それでも業界最高峰の音質であることは間違いないでしょう。
Xperia 1 Ⅱのゲームエンハンサー機能、「HSパワーコントロール」は最強のバッテリー劣化防止ソフト
2020年2月24日に発表されたXperiaの最新機種「Xperia 1 Ⅱ」そんなXperia 1 Ⅱに搭載されている「ゲームエンハンサー」の中のひとつ、「HSパワーコントロール」という世界初の画期的な機能を紹介します発熱と劣化を防止する「HSパワーコントロール」Xperia 1 IIに搭載されているゲーム最適化機能「Game enhancer(ゲームエンハンサー)」の中の1つ。「HSパワーコントロール」この機能は、ゲームプレイ中は充電器を接続していても電力...
もちろんCPUやメモリも妥協はなく、Snapdragon865/RAM8GBのモンスタースペック。これだけ見ると、なぜXperiaを選んでは行けないのか全くわからないレベル。
……が、しかし。このような機能をどれだけ積もうが、それらを帳消しになるほどのデメリットがXperiaには存在するのです。
Xperiaはいつもバグ・不具合まみれ。信頼性が低い
Xperiaはバグが多いことが密かに有名です。
現にXperia1とXperia5。どちらもまだ現行の高額端末ですが、バグや不具合が多いという報告が相次いでいます。
例えば指紋認証の問題です。
Xperia 1とXperia 5の指紋認証不具合がリコール騒ぎに?署名活動開始
ソニーモバイルの既存最新モデル、Xperia 5およびXperia 1。これらフラッグシップ2モデル共通の不具合として国内外で報告が多いのが指紋認証センサー周りの問題。具体的には指紋認証に頻繁に失敗する、といった症状からセンサー自体が反応し
Xperia 1 II / Xperia PRO、指紋センサーの製造元が変更?確かに使える – すまほん!!
Sony関連の情報を扱っている中国のリーカーZackbuks氏は、SonyのスマートフォンXperia 1 IIとXperia PROの側面指紋認証センサーの製造ベンダーが変更されたと、Weiboにて投稿しました。それによると、台湾EgisTech(神盾)から韓国のCrucial...
その他にもアップデートのせいか元からかは定かではないものの、非常に多数のバグや不具合が囁かれています。多少の不具合ならともかく、各種端末でここまでの複数のバグ報告が上げられるのはXperiaのみです。
Xperia 5は改悪?Twitter民の口コミ+実体験から機種変OKか解説する
Xperia 1の評価、バグ&不具合が複数、バッテリー持ちもイマイチとの報告
Xperia 1の不具合・不満まとめ
・Netflixアプリがインストールできない(インストールに失敗)
・Amazonプライム・ビデオの動画がどれも”ライセンス・エラー”で再生できない
・カメラアプリが不安定でランダムに強制終了する
・タッチパネル不具合、反応が悪い(強く押さないと反応しないことがある)
・画面輝度を最大にしても勝手に暗くなる(アプリ→一覧画面に移行すると)
・指紋認証が過去のXperiaと比べて認識率が悪い
・バッテリー持ちが悪い
・プリインストールのXperia Transfer アプリが「サポートされていない」とのエラーメッセージで使用できない
・カーオーディオとのBluetooth接続不具合。端末側では接続表示されているのに、車側では認識されておらず音が出ない。
・4G通信が頻繁に途切れる
ちなみに私自信もXperia1(ソフトバンク版)を一応使ったことあるんですが、起動して初っ端のアップデートが「大量のファイルが保存されたSDカードを使用した際、再起動を繰り返す場合がある事象の改善 」とかいうものでした。
SDカード相性で以前書き込みをした件について
SDカードの読み込み不良? 価格.com
7月5日にSDカード相性で投稿した件ですが、
先月末にようやく原因が判明しました。
原因はOSのバグです。
但しこれについては、特殊な環境下でしか生じないモノですから、殆どの方には影響はないと思います。
具体的には、システムズ起動時のmicroSDのチェックに関するバグです。
フォルダーもしくはファイルがSDに書き込みされると、起動時にSDのチエラーチェックをするようになります。
他社製品ではある一定数以上のフォルダーやファイルが存在すると、チェックに時間を要するようになりますが、バックグラウンドで処理をしているため、SDカードの認識には時間がかかりますが、特に動作には問題ありません。
しかし、Xperia1の場合には完全にバックグラウンドで処理出来ていないため、チェックに一定の時間を要すると
メインのシステムに影響を与え、(多分システムエラーと判断されるたも)再起動してしまいます。
これについては初期化後も再現性があり、一定数以上のフォルダーやファイルが書き込みされているSDを挿入している限り
再起動を繰り返してしまいます。
(複数のメーカーのSDカードでも同様です)
なかなかメーカーを含め、バグを認めませんでしたが、
結局、お客様相談室に連絡し、担当された方が、報告した状況から本体側の問題と判断され、メーカー側に検証の徹底を指示され、バグを発見できました。
とりあえずご報告だけ。
担当者の方が本体側の問題と認識していただいたのは、
①ドコモ、海外版の双方の端末で同様の症状が見られた
②初期化した端末で同様の症状の再現性があり、アプリ原因ではないこと
③複数ブランドの複数のSDカードで何回か試して、同様の症状が見られた
またそのSDカードには異常を認めなかった
④ブランク状態のSDでは全く問題が無かった
⑤SDカードの内容は電子書籍アプリが構成した内容のみであり、こちらで人為的な操作をしていないもの。
またそのアプリも大手のよく知られたアプリだった
等、こちら側である程度検証し、状態や症状を詳細に報告出来たからだと思います。
また決定的だったのは初期化状態で再現性があったことだと思います。
他の方の書き込みにありましたが、赤字部門でリストラ計画にも上がる状況では、
このようなチェックや想定をせずに甘く考えていたように感じます
Xperia 1 Ⅱも相変わらず不具合やバグが多い
上でも書いたようにXperiaの最新作は、カタログスペックだけなら文句無しのハイエンドスマホです。売れ行きも久々に好調の模様。
ですが、そんなXperia 1 Ⅱですらバグや不具合問題は普通にあるみたいです。
7分が限界?「Xperia 1II」は熱暴走が原因でクラッシュの不具合が判明
さて今回Xperia関連の情報に精通しているZackbuks氏が、「Xperia 1II」のビデオ撮影は熱暴走が発生すると報告しているので簡単にまとめたいと思います。…
ソニー、Xperia 1 IIの塗装欠陥を認め無料修理対応の模様
ソニーモバイルの新型フラッグシップ、Xperia 1 II。同モデルで少しずつ報告が増えているのが端末裏面の塗装が剥がれてくる、というもので、これについては当サイトでも何度かに渡ってお伝えしました。この問題、これまでの情報から総合的に判断す
Xperia 1 IIのノイズ不具合はマイクの位置による構造的問題?一部でリリースがさらに遅れる可能性も
ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 II。全体的な評価はまずまずといった感じで、当サイトでもいくつかの不具合報告をお伝えしましたが、いずれも致命的というほどのものではなさそう。しかしここにきてハード的もしくは構
スマートフォンは小型のPCのようなものです。なのでバグなどがあっても別におかしくはありません。
しかし、Xperia1、Xperia5と過去からずっとバグや不具合まみれで、その後継のフラッグシップスマホがこの有様ではもはやXperia=バグ&不具合と考えられてもおかしくないレベルだと思うのは私だけでしょうか?
そもそも消費者はバグも不具合もなくて当然と思って端末を購入するわけですしね。
その後のアップデートで治るからいいのでは、とか言う声も聞こえてきそうですが、それこそ消費者からするとそもそも未完成品を売るな!って言いたくなるのではないかと思います。
というかXperiaのバグや不具合に関してはやたらと人により意見が別れるので、HuaweiやSamsungなどの大手メーカーと比較して個体差が酷いのでは疑惑もありますね。
例えば私の知り合いは過去からXperiaシリーズを使い続けているそうですが、Xperia1の指紋認証の不具合やXZ3のAndroid10アップデートのバグにも遭遇しなかったそうです。
私がXperiaを選びたくない一番の理由はアプデでデータを消したから
私がXperiaを苦手に思っているいる一番の理由が、Xperia XZ3におけるAndroid10アップデートのデータの消失バグです。
Xperiaがアプデ後に不具合だらけ?画像やデータが消えた、アルバムやカメラ、Playストアが開けなくなるとの報告
ここ最近、複数のXperiaユーザーよりソフトウエアのアップデート後にかなり深刻な不具合が幾つか挙がっています。不具合は多岐にわたっていますが、全体としての傾向は画像やデータへのアクセス、もしくはそれらのデータの破損が原因と思われる報告が多
・アルバムアプリが開かない
・アルバムアプリ内の画像が真っ白で写真が表示されない
・Googleフォトも同様
・カメラアプリが落ちる
・ミュージックアプリが落ちる
・写真が消えた
・音楽ファイルが消えた
・メールが消えた
・その他の設定やデータが消えた
・指紋認証ができなくなった
・WiFi接続が頻繁に途切れる
なお、この一連の不具合報告、機種としてはXperia XZ3のユーザーからのものが多いと言う印象ですが、XZ2シリーズでもちらほら。
よって、今のところAndroid 10+Xperiaというのが一つの発生条件のようです。
アップデートでデータが消えることはあります。それはiPhoneだろうがGALAXYだろうが同じ。
しかし。それは回線や端末の不具合によりアップデートが正常に行えなかった場合であり、Xperiaのようにバグを残したアプデを配布してデータを消すのとは全然わけが違います。
それにPSO2の09.04追憶のHDDバースト事件みたく深々と謝罪したり、Windows10 October 2018 Updateみたいに即座にアップデートを打ち切って原因が判明するまで延期するなら兎も角、恐らくSONYは今回のデータ消失の不具合は相性問題と切り捨てていると思います。正直非常に印象が悪いです。
それに普段バグのないメーカーがやらかしたならまだしも、Xperiaは過去からずっとバグが多い事で有名です。なのにいつまで経ってもバグの数は減らず、データの削除までやらかしてしまう。
しかもその原因はアップデートの品質より速さを優先したとの事ですから、正直なところスマホ戦国時代を甘く見すぎかなと。
引用:「Xperia」が「Android10」でバグが多い理由。それは「アップデート」の「品質」より「早さ」を優先さて今回同サイトに投稿されていた内容は以下のようになります。
Nowadays, manufacturers do not deliver the same software quality as before – they employ large teams of coders from third world countries trying just to deliver required software on time. Quality suffers, but that’s cheaper for the company, of course. The end user is the actual tester.
That damned “flagship devices race” on the market – new devices are released almost each quarter or half of the year, and companies want to win this “race” – so they don’t have that much resources to maintain all the devices with proper quality. This is a little bit end-user fault – some of them buy devices not to use them, but to endlessly upgrade them.
今回の投稿を確認すると、簡単にいえば「アップデート」の提供時期を早めるために大規模なコーダーチームを作成しているとしています。依頼しているため「品質」は落ちるが「時期」を早めて提供することができるとしています。
仮に今回の情報が本当だとしてたら、「品質」を優先してほしいですよね。それこそ「Android10」に関しては、決して提供時期が早かったわけでもないのに「不具合」だらけとなっています。
会社自体がこんな調子じゃ、Xperia特有の初期バグの多さも他のメーカーに遅れないためにチェックに手を抜いているとしか思えません。
信頼性がとにかく低い。そこがXperiaの一番の問題点です。
Amazonで買える値段別おすすめ高コスパスマホ5選。
Xperiaをそんなに貶すならお前はどこのメーカー推しなの?って気になる人もいるかも知れませんので、最後に一応私のおすすめのスマホをいくつか紹介します。
(注意として別に私は全てのスマホを吟味したわけじゃないですし、OPPO、ASUSなどノーマークなメーカーもあるのであしからず)
まず、2万円以下なら選択肢はGALAXY A7一択です。
価格:15370円
(価格は2020年7月9日 午後11時00分現在の情報です)
そもそも1万円台のスマホって性能的には基本的にうんこみたいなものです。例えばUMIDIGIのスマホが1万円台で手に入る端末ですが、どれも性能はエントリークラスギリギリととてもまともに使える代物じゃありません。
しかし、この端末は腐っても元は4万クラスの端末。それが投げ売りで安くなってるだけなんで、当然スペックは値段不相応に高いです。
Antutuベンチマークは15万点とギリギリミドルレンジで、腐ってもSamsungのGALAXYですからディスプレイやカメラなどのその他のバランスも良好。とにかく安いスマホが欲しい人はこれを買っとけばいいです。
楽天モバイルだと17000円で販売していますが、今はSIMロック解除品がAmazonにてもう少し安く出回っています。
少し予算を上げて3万円以下なら、XiaomiのRedmi Note9Sがいいでしょう。
価格:24800円
(価格は2020年7月9日 午後11時00分の情報です)
この端末はAntutuベンチマークスコア25万点というミドルハイクラスのスペックながら、Amazonでの販売価格24800円という化け物のようなコスパの端末です。
比較として他のスマホといくつか性能・値段を並べてみます
Redmi Note9S | 250000点 | 24800円 |
Google Pixel 3a | 170000点 | 49500円 |
Xperia 10 Ⅱ | 140000点 | 41976点(D) |
AQUOS sense3 plus | 160000点 | 51120円(SB) |
性能だけでも4~5万円クラスのスマートフォンなら余裕で薙ぎ倒すレベル。それがこの値段なんですから、この価格帯の他の端末はもう空気ですね。
あのガジェマガのトーマス氏、ヨシダヨシオ氏が高評価というのもポイント。
これを選んどけば間違いない、そんなスマホです。
Snapdragon720Gを搭載したRedmi note9Sがある以上、正直3万円クラスに中途半端に予算を増やしたところで大した性能のスマホを購入することもできません。
しかし、Antutuベンチマーク25万点では少し力不足……しかしハイエンドは高い!という人には、5万円クラスの超コスパ端末HUAWEI nova 5Tをオススメします。
価格:48180円
(価格は2020年7月9日 午前11時00分の情報です)
スマートフォン世界シェア2位のHuawei製CPU、kirin980を搭載した激安ハイエンドスマホ。
Antutuベンチマークは380000点を記録し、同じ値段帯では最強クラスの性能を持っています。Snapdragon855よりは多少劣るものの、このクラスの性能であれば基本的に何をやっても性能が不足することは無いでしょう。
そしてこの端末はGMSを搭載しているというのもポイント。Googleサービスが普通に使えるHuawei端末ですから、特に敬遠するような制限もない高コスパスマホに仕上がっています。
それでも満足出来ない。金に糸目は付けないから超高性能な端末が欲しい、という人には、10万円クラスの最強ハイエンドスマホ。Galaxy S20 5Gをオススメします。
価格:88677円
(価格は2020年7月10日 午前0時00分の情報です)
最強CPUのSnapdragon865を搭載し、RAMは12GBという大容量。Antutuベンチマークは脅威の560000点。
世界シェア1位のSamsungが何もかもに拘ったフラッグシップスマホ。文句の付けようがないスマホです。
高くてもいいから性能が高いスマホが欲しい!という人は、総合的に見てGALAXYの最新作を買っておけば問題ないでしょう。
Galaxy S20 Ultra?知らない子ですね()
その他には、カメラが最強のスマホ、Huawei P40 Proがあります。
価格:108800円
価格は2020年7月10日 午前0時00分の情報です。
Huaweiのカメラ技術は写真、動画、夜間どれを取っても本当に別格ですので、GMSが使えなくても高くてもいいからとにかく高性能なカメラを搭載した端末が欲しい!という人はこの端末を選べば満足できるでしょう。
ちなみにコスパとかそういうの無視した個人的なオススメはLGの2画面スマホ、V-60 ThinQです。
LGの2画面折りたたみスマホは可能性の塊。デュアルディスプレイスマホG8X ThinQが最高すぎるってレビュー
ガジェットが好きな人は、スマートフォンを何台か保有している人が多いと思います。私もスマートフォンを数台所有しており、同時使用でYouTubeを見ながらブログを書いたりしています。しかし、正直2台持ちは便利ではあれ、やはり別端末な訳ですから、データは共通ではありません。なので、PCのデュアルディスプレイのようには行かないんですね。YouTube見ながらゲームとかそういう使い方なら十分ですが、マルチタスクで作業をする...
2画面スマホという唯一無二の利便性の高さが、コスパやスペックという競争を無視するほどの独自性を生み出しています。私自身も前機種であるG8X ThinQを使っていますが、とにかく便利すぎて家の中で使うのならこのスマホに勝るものはないと感じています。
あとスナドラ865系ではイヤホンジャックがあるのもポイント。またLGのスマホはHi-Fi Quad DACを搭載しているので、音質も最強クラス。
引用:LG V30+ L-01Kレビュー 性能はもちろん音質とカメラがとんでもないクオリティ!Instagram用スマホやDAP用としての機能が凄いV30+は音質が非常に良いです。いわゆる高音質な音源となるハイレゾ以外の形式のファイルでも音質が非常に良くなります。
ピットレート128kbpsのmp3なんかでも従来のスマホでは実現できないぐらいに音質の改善が見込めます。
この音質の良さが実現できている理由は、V30+にはDACが搭載されているからです。
DACとは何か。
DACとは音楽再生向けのCPU/SoCと言えば理解が早いでしょうか。スマホでいうSnapdragonやExynos、パソコンだとCore-i7とかの部分です。これの音楽版がDACといえばわかりやすいかと思います。
これまでスマホの音楽再生については、DACではなくSnapdragonなどのCPU内部のサウンドボードで処理されていました。そのため同じCPU/SoCを使っているスマホでは、どんなに音質面の改善ソフトウエアを用意したりしていても、基幹の部分はCPU依存がされていたために極端に音質が改善されるということはありませんでした。
そんな中でV30+ではこのベースとなる音楽再生を専用のハードウェアたるDACを通すことで、ベースとなるサウンドの音質を大きく向上させることを実現しています。このベースとなる音楽再生の部分が他のスマホとは全く異なる品質を生み出しているため、あらゆる音源のサウンドの音質が良くなっているです。
ハイレゾはもちろん、ハイレゾ以外の音源やストリーミングサービスからYoutubeのミュージックビデオまで、すべての音質がCPU/SoCだけのパワーで再生しているスマホよりもよくなっています。
搭載されているDACはQuad DACとなる「ES9218P」というモデルです。こちらは前モデルのV20 PROに搭載されたDACと基本性能は同じですが、サウンドチューナーで自分で細かく音質を調整することが可能になりました。
重低音を重視したいならBassや強調で、クリアな高音を楽しみたいならクリアなどの調整を行うことによって、より自分好みの曲調で聞くことができるようになりました。
もともとこのレベルのDACはメディアプレイヤーであるDAPの中でも中堅の4~6万円台のモデルに搭載されるものとなっているので、このDACだけでV30+はメディアプレイヤーとして数万円の価値があると考えることができます。
このDACだけで、V30+は「スマホ機能付きDAP」とも呼べてしまうほどにメディアプレイヤーとしてはかなりの品質を持ったサウンド再生を可能にするため、音楽を聴く人はもちろんのこと動画なんかをよく見る人にとっても、有機ELの画面と合わせてこれまで以上に迫力の増した動画を視聴することが可能になります。
この「音質」の部分がまずV30+の持つ他のスマホとの大きな違いであり、大きな強みでもあります。SnapdragonのSoC由来のサウンドボードを使っている他のスマホでは絶対に真似できない音質を持っています。
その他にもIP68防水防塵やMIL規格の高い耐久性、8K録画など色々な特徴を持っているオールマイティな変態スマホです。
キャリアモデルしか今のところ出回っていないため値段は少々お高めではありますが、それを踏まえてもこのスマホには買う価値があります。興味があれば是非ご検討ください。
あ、あと、今だとXperia1も実はオススメです。
元値なら上に書いたように指紋認証の不具合とかあるんでオススメしないんですが、今は何故かキャリアモデルのSIMロック解除品がAmazonにてめちゃくちゃ安く投げ売りされています。その価格なんとソフトバンク版の13万6320円の3分の1以下
価格:42800円
(値段は2020年7月13日 12時00分の情報です)
噂によると不人気すぎて在庫が余りまくってるとかいう話もありますが、まあその辺は神のみぞ知るといった所でしょうかね。
Snapdragon855搭載のフラッグシップXperiaがこの値段ならば、普通にコスパは化け物レベルです。フリーズ多発問題や指紋認証の不具合とかを含めたとしても買う価値があるでしょう。
パープルもほぼ同じ値段で売っています。
価格:42000円
(値段は2020年7月13日 12時00分の情報です)
ちなみにau版は少し高くはなりますが、それでもこちらも元値11万2320円の半額近くまで落ちています。
価格:62800円
(値段は2020年7月13日 12時00分の情報です)
価格:65800円
(値段は2020年7月13日 12時00分の情報です)
少なくとも5万でスナドラ630のXperia AceとかXperia8みたいなゴミカスクソハゲピチグソうんこ端末を買うくらいなら、このXperia1を買った方がいいですよ。
上の両者、ミッドレンジとか高速CPUとか言ってるけどほぼローエンドだから。それで5万は消費者舐めてるとしか思えないレベルですからね。
Xperia1がAntutu420000点なのに対して上の糞共は100000点そこら。性能的には4倍くらいの差があります。
あとがき。Xperiaをあえて選ぶ理由を明確に
今Xperia 1 Ⅱを買ってもいい人は、Xperiaは致命的にバグが多いという事実を受け止めてなおSONYが好きでXperiaを買いたい人
とにかく高解像度な4Kディスプレイスマホが欲しい人
Xperia特有の縦長ディスプレイが好きな人
HSコントロールやPhotography Proなどのソフトウェアがどうしても使いたい人
このどれかに当てはまる人のみですね。
逆にこれらにひとつも当てはまらないのであれば、Xperia 1 Ⅱはオススメしません。価格もかなり高いですし、上位互換や代替案がいくつもあるからです。
性能目的なら当然GALAXYに負けますし、カメラはどこのメーカーも力を入れているので同等レベルは複数存在します。またXperia 1 ⅡのカメラはPhotoProを使用すればトップクラスで綺麗なのは間違いないですが、オートモードが他と比べて明らかに弱いのもスマホとしては致命的です。
音質目的ならDAC&イヤホンジャックを搭載したLGの方が上ですし、コスパ目的ならどう考えてもXiaomiに負ける。
更にバグまみれと来たら、上のどれにも当てはまらないなら選ぶ理由なんて存在しないですからね。SONY好きじゃないなら正直買わない方がいいです。
ここだけの話iPhoneとXperiaに関しては他メーカーに比べて信者が多そうなので、あんまりボロクソ言いたくないんですよ。
しかし、私は吉田製作所を見習って本音を言います。Xperiaはカタログスペックは良いけど総合的に見たら全然ダメです!
さすがにAQUOS ZERO2みたいにネタになるほどヤバいってわけじゃないですが、それでもハイエンドスマホが欲しいならガチャのペリアじゃなくて安定したGALAXY買っとけよってなっちゃう。
日本のスマホはスペックでは海外と対等でも、細かなところが海外製に比べて酷く劣っている印象です。
AQUOS ZERO2とかもそうでしたが、カタログスペックは良くても中身の作りが甘い。そんなイメージ。
最近だと中華メーカーがSnapdragon865搭載で5万円以下とかいう本物の化け物を売ってたりしますし、このままじゃマジで日本のスマホは全滅しちゃいそうです。
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Vivoから4万円で買えるのにスペックが半端ない最強コスパスマホが発売されるという情報を入手したのが4月。 思えば今年はハイエンドスマホは不作の年で、5G対応と同時にハイエンドスマホの値段は高騰していて、2019年のMi 9のようなハイコスパハイエンドスマホの席がぽっかりと空いてままの状態が続いている。 そこに差した希望の光がVivoのiQOO Neo 3なんだ。ということで今回はVivo iQOO Neo 3が果たして2020年のMi 9になれたのかを徹底的にレビューする。 Vivo iQOO Neo 3の特長 Vivo iQOO Neo 3の特長は下記。 6.57インチIPS液晶 Snap
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異論は認めない、いいね?
以上です。
楽天エリアならデータ無制限の楽天モバイル。最近だとahamoとかが出てきてますが、こちらも割とオススメです。特にデータ容量無制限なので、WiMAXとかを使っている人はこちらに切りかえてみては如何でしょうか?

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