Xperiaの縦長画面の画面分割より、GALAXYのマルチウィンドウの方が使いやすい件
スポンサーリンク
そんなマルチタスクは画面を上下に分割する訳ですから、当然画面が縦長であればあるほど有利。
なので21:9という非常に縦長な画面を持つXperiaは、画面分割モードをセールスポイントのひとつとしています。
当然Xperiaは他のスマホより縦長ですから、画面を分割しても表示できる情報量は多いまま。
なので画面分割モードの強さはXperia一強で、メーカーもそこをXperiaの強いアピールポイントの一つとしています。
が、ここで私は断言します。
画面分割モードならば、GALAXYの方が使い勝手は断然上だと。
今回はその理由について解説していきましょう。
GALAXYのディスプレイはXperiaよりも短いが、それでもGALAXYの方が上である理由
GALAXYのディスプレイ比率は、Xperiaよりも短くなっています。なので一件画面分割すればXperiaよりも不利になると思われるでしょう。
その認識は正しく、当然表示できる情報量の多いXperiaの方が画面分割の使い勝手では上です。
これはGALAXYの画面分割モードですが、正直なところ表示領域が狭く使い勝手としてはイマイチ。
ではなぜ、GALAXYがXperiaよりもマルチタスクにおいて上なのか?
それは、GALAXYには画面分割モードなど足元にも及ばない独自機能「ホップアップマルチウィンドウ」が搭載されているからです。
GALAXYのマルチウィンドウは本物のマルチタスク。YouTubeをほぼバックグラウンド再生可能
GALAXYはホップアップウィンドウを使用すると、まるでWindowsのように画面上にもうひとつウィンドウを開くことが可能です。
これは一見してみると、邪魔にも思えるかもしれません。
しかし、このマルチウィンドウ機能の強みはウィンドウサイズを自由に変えられるところにあります。
大抵の人の画面分割の使い道は、YouTubeを見ながらネットサーフィンやTwitterと言った所でしょうか。
そういう時にこそこのホップアップマルチウィンドウは真価を発揮します。
例えばこのように画面を小さくすれば、画面分割モードよりも断然表示できる情報量は多くなりますし
このようにYouTubeのウィンドウを小さくして端へ追いやれば、ほぼバックグラウンド再生と同レベルのことが可能です。
YouTubePremium?何それって感じ。
もちろん普通の画面分割モードのように大画面にも出来ます。
ホップアップウィンドウなので、レイアウトが崩れることもありません。
通常の画面分割は所詮は画面分割なので、文字入力を行えばレイアウトが思いっきり崩れます。
スマートフォンは文字入力する際下からキーボードアプリが迫り出してきますから、それに押されて下画面や上画面が引っ込むわけです。


他にも、ホップアップ表示は画面分割とは違い、3つでも4つでもホップアップウィンドウを開いてマルチタスクできます。
これはメイン1+4窓ホップアップ。もはやPC並のマルチタスク、付け焼き刃の画面分割とは比較にもなりません。
当然いくつもウィンドウを開けるので、このような荒業も可能です。
ちなみにマルチウィンドウにしたアプリは、閉じてもアイコンとして画面上に残ります。ウィンドウ化したアプリは一覧になるので、切り替えも楽々です。
もちろん不便な点もある
もちろん、マルチウィンドウも万能という訳ではありません。
例えば、マルチウィンドウはホーム画面に戻る時やアプリ一覧を開くと一時的に小さなアイコンに戻ってしまい、流していたYouTubeの動画などは止まります。
これはメインのアプリを切り替えたくなった時にかなり不便です。
また、そもそもマルチウィンドウに非対応のアプリはウィンドウ化することが出来ません。Instagramとかはそもそもウィンドウ化や画面分割の選択すらできない。
この辺は他のスマホと同じです。
一応画面分割非対応アプリの上でウィンドウを開くことは可能ですが、動作的には片方しかアクティブにならないため、デレステしながら他のゲームをオート稼働とかそういう馬鹿げた芸当は流石に無理っぽい。

その辺は2画面を最大のアピールポイントとしているLG製端末の方が幾重も上ですね。
LGの2画面折りたたみスマホは可能性の塊。デュアルディスプレイスマホG8X ThinQが最高すぎるってレビュー
ガジェットが好きな人は、スマートフォンを何台か保有している人が多いと思います。私もスマートフォンを数台所有しており、同時使用でYouTubeを見ながらブログを書いたりしています。しかし、正直2台持ちは便利ではあれ、やはり別端末な訳ですから、データは共通ではありません。なので、PCのデュアルディスプレイのようには行かないんですね。YouTube見ながらゲームとかそういう使い方なら十分ですが、マルチタスクで作業をする...
やはりスマートフォンはGALAXY一強なのか
Samsungはそもそも、性能では頭一つ抜けたメーカーでした。
基本的にどの世代でも、他メーカーのフラッグシップモデルよりRAMを多く積んでいるのは当たり前。
なので結局満場一致で性能最強はGALAXYという風潮がありました。
そして、実際に使って見て感じたのは、GALAXYはソフトウェアも一級品だということ。
バグなども殆どありませんし、便利機能がとにかく使える親切設計。
GALAXYのクリップボードが便利すぎる。ブログ書くならGALAXYはいいかも
ブログや記事を書く際、スマートフォンはどうしてもPCと比較してショートカットの有無とかで効率が劣ると言われがちです。しかし、GALAXYにはクリップボードという超絶便利な機能が搭載されていて、それさえあれば各種HTMLタグやURL、ブログカードなどをいちいちコピペし直さずに済むんですよ。ガジェット系ブロガーは特に重宝する機能Shure初のハイブリッドイヤホン「AONIC 4 SE42HYW+UNI-A」の音質を安いイヤホンと比較レビュー...
今のところ、GALAXYに性能やバランスで勝つのは無理そうです。
GALAXYに対抗するには、例えばLGみたいにDACを搭載して2画面にするとか、中華みたいにとにかく安くするとか、そういうアプローチで戦っていくしかないのかもしれません。
個人的にはGALAXYがイヤホンジャックを搭載したら、本当に他メーカーのスマホは駆逐されると思いますが……なぜイヤホンジャック無くしたんでしょうね?
GALAXYより少し前に廃止したXperiaがあんだけ叩かれてたのに、廃止に踏切った理由は今でも分かりません。個人的にはGALAXYの弱点はそこだと思います。
Xperiaが1 Ⅱでイヤホンジャックを復活させあれだけ絶賛されているのを見ると……GALAXYがイヤホンジャックを復活したらどれだけ話題になるのかは考えるまでもないと思うのですが。
そこだけがよく分かりませんね。
それでは
以上です。
- 関連記事
-
-
KBEAR-Neonの音質をレビュー。Knowles29686搭載の高コスパシングルBA中華イヤホン 2021/06/01
-
FX-AUDIO TUBE-01J ロシア製互換真空管6J1P 標準球6J1と交換してレビュー 2021/03/29
-
オーオタへ。何買ったってイヤホンスパイラルは止まらないからもう新しいの買うのはやめとけ 2020/11/26
-
中華イヤホンBlon bl-mini(Blon mini)の音質をレビュー。低音が強く金属的な表現が得意な高コスパイヤホン 2021/05/07
-
TUBE 01J互換球、米国GE製 5654Wの音質レビュー【アメリカ製真空管】 2021/04/28
-
Amazonの中国製TWS、Bluenin T30をレビュー。音質、機能など【ワイヤレスイヤホン・ブルーニン】 2021/08/16
-
64 AUDIO U18sの音質をレビュー。18ドライバーの超多ドラ高級イヤホン 2022/01/02
-
Bluetoothイヤホンが有線の音質に勝つために超えなければならないハードル。無線と有線を比較してみた。 2020/09/22
-
ヤマダ電機で買える中華ハイブリッドイヤホン。SoundsGood SE01の音質をレビュー【伊藤屋国際】 2021/03/03
-
ifi audio micro idsd BLの片耳、片方の音が出ない不具合発生。故障?修理?ファームウェアのアップデートで治るかも 2021/03/26
-
スポンサーリンク