本当にコスパ最高?ダイソーの高音質300円イヤホンとELECOMの1000円のイヤホンの音質を聴き比べてみた

♨の人

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私は普段、3種類のイヤホンを使い分けています。

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外出時などは1万円の完全分離型イヤホンMS-TW21BS、家でゆっくりする時は3万円クラスのShure AONIC4、そしてダイソーの300円イヤホンです。

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音質にそれほど強いこだわりが無く、なおかつ寝ながらイヤホンを使う人は、大抵安物のイヤホンをぶっ壊れ覚悟で使ってると思います。 いや、勝手な想像なんだけども、何万もする高級イヤホンをポタアンに繋いで音楽聴いてるような人がそんな雑な扱いするとも思えないのでね で、私も普段は安物のイヤホンをぶっ壊れ覚悟で使っているのですが、流石に百円のイヤホンは音質がゴミすぎるので基本的に300円程度のイヤホンをイコライザーで弄って使っています そしてこれまでは百円領事館にて販売されていたコアウェーブ社のきしめんコードの300円イヤホンを愛用していたのですが、ココ最近ダイソーにて見かけるようになった300円イヤホン…


正直ダイソーのイヤホンは明らかに音の面では上のふたつに劣りますが、私はどれだけ雑に使おうと気にしなくていいという気軽さが好きでながらイヤホンとか寝る時などに使ってます。

しかし、このダイソーのイヤホン。値段の割には高音質だと思いますけど、実際どんなもんなの?ってのが少し気になりました。

なので今回は私が持ってる同じくらいの安物イヤホンと比較してみることにします。

ちなみにイヤホンは全部で6個ありますが、実際に使ってるのは上にも書いたように3つです。購入は計画的に。



比較するのはELECOMの激安イヤホンEHP-CB100ARD


まあこのクラスのイヤホンの比較するのにいちいちDACだのノイズだの気にするのもおかしいだろって思ったので、今回はスマホに直差しです。エアコンも消さない。

それに普段はプラシーボとかをなるべく無くすため

①双方通しで一曲試聴
②比較ポイントを相互に聴き比べ
③2を何度か繰り返す

って方法で比較してるんですが、今回は深夜テンションのテキトーな疑問で思いついた企画なのでそんなこともしない。適当に聴き比べて比較します。

てなわけでまずはダイソーの300円イヤホンでいつもの通りlynch.のEVOKEを聞いてるんですが、この曲やっぱイヤホンの比較にはかなりいいですね。

いわゆるラウドロック。ダークでハードなサウンドで一般的に見ると音質比較に向いてないんじゃないの?って思われますが、ちゃんと歪ませてるけど聞きやすいギター、スナッピーの音やハイハットの高音も聞き取りやすいミックスと音質の違いがかなりわかりやすい曲だと個人的に思ってます。

それにシャウトという非常に様々な倍音を含んだ特殊な歌唱も入り交じっているので、イヤホンのポテンシャルを測るのにも丁度いい。
それにカッコイイですし。やっぱ比較は好きな曲でやるのが一番ですよ。

今聞いてますけど、ダイソーのイヤホンはそこまで悪くないんですよねやっぱり。流石に普段使ってる1万円のBluetoothイヤホン「MS-TW21BS」や3万超えの「Shure AONIC4」と比較するとボロッボロなんですけど、それでも聞けたもんじゃないってほど酷い訳でもない。

ちょっと音が籠ってて音が遠くで鳴ってるような感覚はありますが、普通に値段を考えるといいんじゃないかなと思います。この価格で高音が痛くなくて、モッコモコの音でもないのは十分に評価できます。


てなわけで次はEHP-CB100ARD。
これは……差は歴然ですね。

解像度がまず全然違う。付け替えた瞬間の音のクリアさは非常に強く感じます。1000円程度の安物ではありますが、それでも音としては全然違う。
こっちはベースの音やギターの音がきちんと分離して聞こえるし、音が離れているような変な感覚もない。

が……しかし。
高音が少々シャリついている感じがして、パッと見は高音質ですが少し聞き疲れするかもしれないなあっていう音とも感じます。
どう考えてもこっちの方が高音質なんですけど、高音が少し痛いのだけが気になるかな。

かと言って音量を下げると、今度は楽器隊の音が薄くなって迫力不足になります。

比較すると、ダイソーのイヤホンは解像度や音のクリアさで明らかに劣っているんですが、なんというか安心する柔らかい音がします。低音域が強めで、音の迫力を楽しむのに向いているかなと。
まあ単純に高音が全然出てないって言えるのかもしれませんが、このクラスのイヤホンの高音は基本シャリついて痛いだけってのを考えるとこういう調整がベストなのかなと。

ただやはり安いイヤホンは超高音域や超低音域が弱いです。だからシンセ音とか強い曲を聴くと耳が痛くてちょっと聞けたもんじゃないかも。頭が痛くなる感じ。
ダイソーのイヤホンは低音が強すぎて鼓膜がボンボン低音で殴られてる感じがしますし、ELECOMのイヤホンは高音がシャリつきすぎてうるさいったらありゃしない。そもそもシンセ音が煩いんじゃねってのは言わないお約束。

そういやfinalのE500は超高音域が控えめで低音も大人しくめちゃくちゃ聞きやすい音でしたね。ダイソーイヤホンをめちゃくちゃクリアにしたらああいう音になりそうな気もします。あの音は好みです。

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そして最後にAONIC4と比較。うん、これはもうね。比べるのが可哀想すぎる。スマホ直差しでも凄い差。
低音のパワー、高音の綺麗さ、ドラムの粒立ち、何もかもが別次元。イヤホンってそれなりのお値段を超えてくると低音の質が特に別次元で、高いイヤホンを初めて使って感動する一番のポイントがここかなと思います。

あとは単純に聞き疲れしない。良く安いイヤホンはさ行が痛いと言われますけど言い得て妙です。シャリシャリした音はもちろん鳴ってるけど、全然不快じゃないし音を大きくしても耳が痛くならない。

今回聴き比べてみた印象として、AONIC4の音に近いのはどっちかって言うとダイソーイヤホンですかね。ELECOMのイヤホンは音の解像度は高いですが、シャリつきすぎててちょっと毛色が違うかなっていう感想。あんまりシャリついてるのは好みじゃないですね。私は聞きやすい音が好き。


まあぶっちゃけ比較したら違いは歴然ですが、所詮イヤホンは短期記憶に頼るしかないのでどれも慣れたらだいたい同じなんですけどね。だからいくらAONIC4の音がいいからって、100倍以上ものお金を出して買う価値があるかってのはその人によりそうです。

パソコンのスピーカーとか、スマホのスピーカーとかで音楽聴くタイプの人がそこまで音質に拘るかってーと違うでしょうしね。そういう人は高コスパって言われる数千円くらいのイヤホン買えばかなり満足するかなって思いますよ。わざわざ高いの買っても断線で泣きを見るだけかと。

高いイヤホンはリケーブル出来ますけど、ケーブル自体がそこそこのイヤホンくらいの値段しますしね。安くても3~4000円、高いのだと1万円超えもざらだったりします。



ダイソーイヤホンはイコライザーで化ける


ダイソーとかの安いイヤホンは、イコライザーを使って楽しむのがいいかもしれません。

例えばELECOMのイヤホンは超高音域を減らすと耳の痛さが改善されそうですし、ダイソーのイヤホンは中音域を抑えると目に見えて音がクリアになって面白い。
最初からメーカーがちゃんとチューニングしてる高いイヤホンと違って、安いイヤホンは弄りまくって好みの音を探すのがいいのかも。

そういや昔、ダイソーの200円イヤホンがイコライザーで3万円クラスの音に!ってのがバズりましたよね。

個人的に有り得ないとは思いますけど、5000円クラスのイヤホンならイコライジングすれば1万円クラスの音にはなるのかなと思ってみたり。


因みに、高いイヤホンはイコライザー無しでいい音出してくれないと困るかなって思ってます。低音をちょっと足すとかならまだしも、ゴリゴリにイコライジングするのはちょっと違うかと。

だってイコライザーなんか使ったら一般的なレビューはほぼ意味を成さなくなるし、メーカーの想定した音とかそういうのも全部捨てて完全に自分好みに調整するってことになっちゃいますからね。

イコライザー使っちゃったらもうそれはそのイヤホンの音と言うよりイコライザーの音でしょっていう。
人によっちゃ上等な料理にハチミツをぶちまけるが如く思想って叩くかもしれません。



値段も安いし試しに買ってみるのが吉


まあ結局これですね。安さは強い。

もしダイソーのこのイヤホンが3000円だったら私もボロクソにぶっ叩いてますよ。でもこれ300円でしょ?この値段でこの音質ということに価値があるんです。
無名メーカー品だと700円くらいでこれより音質悪いイヤホンもザラですし、コスパは高いかと。

それにイコライザー使えば結構遊べますし、気になるなら買ってみるのもいいんじゃないかなと。それでクソ音質だったら話の種にすればいいし、以外に使えると思ったなら寝る時とか専用のサブにすりゃあいい。もちろん高音質と思ったのなら愛用すればいいんです。

私自身は今後もダイソーのイヤホンは愛用していくつもりですよ。
勿論高いイヤホンと比較したらかなり大味ですけど、まあ中音域をまともに出して高音がシャリついてない最低限使える水準には達してると思ってますので。

てなわけで♨の人でした。

以上。



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