ランキングサイト、おすすめまとめ記事はクソすぎる。個人ブログ以外は信用出来ない時代

♨の人

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唐突ですが、ランキングまとめサイトってクッッソウザくないですか?

検索ワードの末尾に「おすすめ」と入れるだけであら不思議。何を検索しても全く役に立たないゴミのような記事が出るわ出るわそりゃもうわんさか。マジで不愉快。

今回はそれについての記事です。



きっかけはポタアン選び


私、最近ポタアンを買おうと思って調べてたんですよ。
ポタアンのDACチップの性能に関しては私は全く知識がないので、とりあえずどんなものが無難なのかなと色々検索してみたわけです。
所謂オーソドックス、定番の商品を探すためにおすすめで調べたわけですね。

しかし。出てくるサイトと言えばどれもこれも典型的なキュレーションサイトのランキング記事。
中身は当然テキトーにAmazonの売上ランキングから引っ張ってきたようなサイトばかり。

例えるなら、内容の薄い製品カタログ。
商品の比較などは全く行われておらず、結局分かるのは見た目と値段の違い、そして公式サイトや商品ページにも書いてあるような上っ面のポイントだけ。
読んでも自分に適したモデルは全く分かりません。

私が見たいのは、実際に使用してなぜオススメなのか説明している個人の比較なんです。

しかし、おすすめや比較と調べてもクソまとめ記事に食われているのか個人ブログの記事がなかなかヒットしない。出てくるのはほとんどが上のような製品カタログ紛いのサイト。

前々から思ってましたけど……ほんとキュレーションサイトって害悪ですねぇ。


キュレーションサイトの記事の質は控えめに言ってゴミ


私は前々からずっと言ってますが、キュレーションサイトの記事の質はゴミです。

芸能人の噂やらなんやらをまとめてるクソサイトありますよね?いかがでしたか?で悪名高いアレ。あれが所謂キュレーションサイトです。

そんなキュレーションサイト。
最近では芸能人のクソみたいなまとめの他に、製品のおすすめランキング記事に関しても検索順位を汚染しているんですよ。

確実にお前ら適当にAmazonとかで売れてんの選んできただけだろってランキングの多いこと多いこと。
というかそもそもまともにランキング作る気があったら、スペックも値段もそれぞれバラバラな商品を10個も20個も並べるか?って話ですよね。

適当に商品選んで、二束三文でライターに書かせて、アフィリンクで稼ごうとしてるのがバレバレ。ホント邪魔なんで検索順位から消えてくんねーかなマジで。


信用すべきは有能な個人サイト


個人サイトはSEO的にはキュレーションサイトに惨敗でしょうけど、クソみたいなキュレーションサイトの1000倍は質の高い記事がゴロゴロ転がっています。

もちろん個人ブログの信頼性が高いと言ってる訳ではありません。クソみたいなのも当然沢山あります。

しかし、個人ブログはあくまでレビュー記事。つまり自分が悩んで選んだ結果使った感想を前提におすすめしているので、ゴミしかないクソキュレーションサイトに比べてまだ見る価値があるという意味です。

たとえ文章が稚拙でも、レビューの質が低くても、実際使った等身大のレビューはクソみたいなランキングより全然参考になりますので。

もちろん質の高いレビューはもはや比較にもならないほど参考になります。

【nano iDSD Black Labelレビュー】ハイレゾを高音質に楽しめるポータブルDAC/ヘッドホンアンプ

この記事はiFi AudioのポータブルDAC / アンプ「nano iDSD Black Label」をto当ブログ【けもログ(けもろぐ)】がレビュー。ハイレゾ再生はもちろん、ロスレスや圧縮音源も高音質に再生可能な本機。外観や音質など解説していますので参考にしてみてくださいね。








クソみたいなランキング記事の実例


この記事を書くにあたりおすすめスマホランキングとかイヤホンランキングとか、ぱっと思いつくものを何個か見てみましたがマジでどれもこれも吐き気を催すほど酷い。

というわけで以下は私が見つけた中で一番酷かったものの実例です。

とあるサイトの2020年Androidおすすめスマホ一覧という記事の内容がこれでした。
【ハイスペック編】
・Xperia 1 Ⅱ
・Xperia5
・GALAXY S20/S20+5G
・GALAXY note10+
・ZTE Axon 10 Pro
・AQUOS ZERO2
・Google pixel4a
・ASUS Zenfone6
・iPhone 11 Pro/11 Pro Max

【ミドルレンジ編】
・iPhoneSE(第2世代)
・LG Style3
・Xperia8
・GALAXY A41
・iPhone11
・Huawei P30 Pro


馬鹿か!?
どういう基準の選出だよ!

まず選出方法がとんでもなくめちゃくちゃ。ミドルレンジモデルの選出方法が価格が4~8万円って、ミドルレンジの定義ガバガバじゃねーか。
予算8万もあるならSIMフリーなら型落ちのハイエンド買える価格帯だからね?
それにテメーがハイスペック編で選出したZTE Axon 10 Proは8万だからね?

更にXperia 10 ⅡがあるのにXperia8を選ぶのも意味不明だし、pixel4aがハイスペックに入ってミドルレンジから抜けてるのも意味不明。
並べたやつを小一時間は問い詰めたいレベルだわ。
しかも記事タイトルにAndroidって入れつつガッツリiPhone並べてんのはどういうことなんだよボケ!痴呆かテメーは!

そしてダメ押しとばかりにSnapdragon630で5万のXperia8を高性能でコスパがいいと評価。
(詳しくない人のために簡単に説明すると、630は現時点での最低クラスの性能で値段としては3万円程度でも搭載できるSoC)

はぁ!?

マジで何を考えて記事書いてるのか聞きたいわ。

同じスペックのAQUOS sense3はIPX5/IPX8防水防塵、おサイフケータイFeliCaあり、バッテリー容量4000mAhで3万円とちょっとだよ?
8がコスパいいならなんでこいつが選出されてねーんだよ。完全上位互換だぞおかしいだろ。

そして格安SIM含めた全キャリアから選出とか言ってるのに、エントリーモデルのおすすめ一覧でGALAXY A7をオススメせずGALAXY A20をおすすめする。
なんで?(殺意)

トドメにXperia8の紹介では「マルチウィンドウが使えるスマホはほとんどなく、最も便利なスマホといっても過言ではない」という謎ブームをかます。

お前実際にAndroid使ったこと一度もねーだろ!?

マルチウィンドウはAndroid7.0から搭載された純正の機能だから現行Androidスマホは全て搭載してるし、GALAXYなんかはXperiaよりもっと使い勝手のいいマルチウィンドウを独自搭載してる。

Xperiaの縦長画面の画面分割より、GALAXYのマルチウィンドウの方が使いやすい件

Android7.0から搭載された画面分割モード。人により意見は別れますが、私のようにマルチタスクをよく使う人からするとかなり好評です。そんなマルチタスクは画面を上下に分割する訳ですから、当然画面が縦長であればあるほど有利。なので21:9という非常に縦長な画面を持つXperiaは、画面分割モードをセールスポイントのひとつとしています。当然Xperiaは他のスマホより縦長ですから、画面を分割しても表示できる情報量は多いまま。...


オマケに両方アクティブになるように分割を独自カスタムしたLG V60 ThinQを差し置いてXperia8が最も便利なスマホ?

LGの2画面折りたたみスマホは可能性の塊。デュアルディスプレイスマホG8X ThinQが最高すぎるってレビュー

ガジェットが好きな人は、スマートフォンを何台か保有している人が多いと思います。私もスマートフォンを数台所有しており、同時使用でYouTubeを見ながらブログを書いたりしています。しかし、正直2台持ちは便利ではあれ、やはり別端末な訳ですから、データは共通ではありません。なので、PCのデュアルディスプレイのようには行かないんですね。YouTube見ながらゲームとかそういう使い方なら十分ですが、マルチタスクで作業をする...


ふざけすぎだろwwwwww

あまつさえ

「本格的なゲームをする方はRAMが4GBはあるスマホを選びたいものです」
「3GBでも遊べなくないですが、4GBあればストレスなくゲームに集中できるでしょう」


などとゲーム性能はRAMで決まるかのような説明をして、SoCの性能についてはガン無視。

馬鹿か!
同じRAM4GBでもSnapdragon630とSnapdragon865じゃ天と地ほどの差が出るわ!
例えRAMを6GB積もうが12GB積もうがCPUがSnapdragon630じゃどんなゲームもまともに動かねーよ。性能決めるのはRAMじゃないから!

というかAndroid4.2タブレット時代やNOVA Liteとかの時代ならともかく、今は同価格帯ならメモリとかどれ選んでもほぼ同じだわ!
何年前の知識だよコレ。

どこをどう見てもおかしくて、最早到底突っ込みきれない。流石にこれはエアプとしか言えない。
UMIDIG()とか紹介しない分余計にエアプ感もりもりでタチ悪いです。
よくこんなんでガジェット記事書こうと思ったな?
俺の方が2000倍質の高い記事を書ける自信がある。いやマジで。


他にもここまで酷い例は見つかりませんでしたけど、それなりに酷い例はイヤホンのおすすめランキング。

高音質イヤホンランキングとかで3万円のBluetoothイヤホンと20万円超えの有線ウルトラハイエンドイヤホンを同じランキングの中に入れたりしてて、こっちももはや笑えるレベルです。
あ、これ書いたやつテキトーに選んだなってのがもろにわかる。とりあえずAmazonで出てきたSONYのたけーやつランキングに入れとこ……って感じかな。

あのなぁ、20万超えのユニバーサルイヤホンを3万のBluetoothイヤホンと比較するやつがいるか!

それにそもそもBluetoothイヤホンは非可逆圧縮する性質上有線には絶対に差を付けられるものだからね?

更に言うと20万のイヤホンなんてまず常識的に考えてそれなりのDACとアンプを積んだDAPとかで聞くと思うので、内蔵DAC/アンプのBluetoothなんかと音質比較することが間違いです。
先取り?知らない子ですね




他にもこんなものがありました。

2020年版SHUREのイヤホンおすすめランキング6選
・SE215SPE-A
・SE535LTD-A
・SE846-BLU_BT1-A
・SE425 SE425-CL-A
・SE215SPE-W-UNI-A
・KSE1500SYS-J-P

馬鹿なの?

Shureのイヤホン全種(112以外のSEシリーズ全部)並べただけじゃねえか!

これ例えて言うならiPhoneランキングで3GSから11まで並べてんのと変わらないからね?

というかSE215SPE-AとSE215SPE-W-UNI-Aに関してはイヤホン自体はただの色違いだからオススメランキングにすらなってねぇ!

というか名前に【2020年版】とかデカデカと入れるならせめてAONICシリーズとか入れろ!
こいつらを入れない時点でエアプ丸出しなんだってば。
(多分こいつらは2021年になったら名前を2021年最新版に変えるはず)

にわかとかですらない、本当にAmazonから適当に引っ張ってきただけなのがモロバレ。

しかし検索では上位に出る。本当にあまりにもクソすぎる。




ついでにTwitterで見つけたこんなのも貼っときます。




そもそもの問題として、キュレーションサイトは外注ライターに安く書かせてるので知識が浅い


そもそもね、企業運営のキュレーションサイトは書いてるやつの知識が浅いんですよ。質の低いライターに安く書かせてるから。

だから大抵のランキングまとめ記事はAmazonのレビューやら商品説明で出てくるような上っ面の解説しかしてない。

比較とかそういうレベルじゃないです。ただ製品とキャッチコピーをとりあえず並べただけ。
書く側もそうじゃないと採算が取れないんでしょう。質の低い記事がコピペ記事と言われる所以です。

WELQってのあったでしょ昔。あれは医学に関するサイトだったから痛烈に批判され閉鎖せざるを得なくなりましたが、その他のキュレーションサイトに関しては未だに同じレベルですよ。
ただ内容が家電やらスマホやらそんなのだから大きな問題になってないだけでね。





クソキュレーションサイトの見分け方。おすすめ選が多くてデザインが綺麗すぎるのは十中八九企業運営


キュレーションサイトって、企業が作ってるだけあってHTMLテンプレートやスタイルシートの見栄えは完璧です。

所謂プロブロガー系のようないかにもなwordpressテンプレートではなく、落ち着いた大人な雰囲気のウェブサイトが多い。

しかし、私はデザインの質は記事の質に比例しない、それどころかむしろ今では反比例するとすら考えているので、キュレーションサイト特有のデザインだった場合は最初から疑ってかかりますね。
それに少し見ればなんとなく書いてる人間のレベルがわかるので、まともなキュレーションサイトに出会ったことはほぼありません。

あと、個人のアフィリエイトと企業サイトはなんとなく毛色が違うのですが、どっちも質に関しては同じようなもんです。WiMAXのまとめとかあるでしょ。
ああいうのも殆どは売るためだけにテキトー書いてるだけよ。
個人的な経験として、WiMAXが固定回線の代わりになるとか言ってるやつは大抵アフィサイトですね。



Amazonアソシエイトの規約に思いっきり反してるけど大丈夫なんですかね


あとね、ああいうサイトってAmazonの画像ダウンロードして貼り付けて出典:Amazonみたいに書いてるけど、アレ引用のルール的にはOKでもAmazonアソシエイトの規約的にはアウトなんですよ。
ガイドライン読めばそう書いてます。

Amazonアソシエイトで価格を表示するのは規約違反?ルールは?問い合わせてみた

ブログをやってる人であれば、使うか使わないかはさておきまあ大抵の人はAmazonアソシエイトの事は知っているでしょう。審査なんてあってないようなもんの楽天アフィリエイトと比較して、Amazonアソシエイトにはそれなりに厳しい審査があります。しかしその審査さえ乗り切ればあとは……みたいに思ってる人。その考えは非常に危険かもしれませんよ。というわけで今回は意外と厳しいAmazonアソシエイトの規約について説明していきたい...



つまり引用のルールには準じているから著作権的にはOKだけど、Amazonアソシエイト(アフィリエイトサービス)の規約違反だからアフィリンク貼るの禁止されても文句言えないってこと。
Amazonアソシエイトは規約違反にはとことん厳しくて、商品の値段を書いただけでも一発BANされたりします。
(商品の値段を記載する際は、いつ時点の情報か明確に記載する必要がある)

企業運営のキュレーションサイトだし個別に契約でもしてんのかは謎だけど、すげえ気になりますね。



あとがき。いかがでしたか?ブログとランキングまとめはウザいから検索順位から消え失せろ


SEO的に強いのは分かります。文字数も多いし、記事数も多いし、ドメインパワーはどんどん上がりページ閲覧数、検索順位はどんどん上がるでしょう。

でもね、質がダメなんですわマジで。
ggrksが死語になったのってこういう奴らが原因なのよ?今は調べてもまともな情報に辿り着けないググればカスだから。

Googleさん、今すぐこういうゴミ共を何とかしないとユーザーのヘイトがそろそろやばいっすよ。

以上。
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