4万円台でハイエンドCPU。隠れたコスパ最強スマホ「LG style3 l-41a」がいい感じでオススメ【口コミ・レビュー】

♨の人

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過激化するスマートフォン戦争。今は主に高価格帯のハイスペック戦争と、中価格帯のコスパ戦争がメインとなっています。

ココ最近だとiPhoneSE、Redmi note 9S、pixel4aなどが驚異的なコスパで話題になりました。

しかし、そんな目立つ高コスパモデルの陰に隠れた、密かな最強コスパスマホがあるのをご存知でしょうか?

というわけで本日はdocomoの最強コスパ端末「LG style3 l-41a」のおすすめポイントをそれぞれ解説していきたいと思います。

それではどうぞ。

ミドルレンジ対では頭一つ抜けた高性能CPU、Snapdragon845を搭載


LG style3は、Snapdragon845という型落ちとはいえ現行でもまだまだ充分通用するハイエンドCPUを搭載しています。

ざっと同じ値段帯の他のミドルレンジスマホと性能、価格を比較してみました。

現時点でのベンチマークスコアの指標はこんな感じです。
区分Antutu Ver.8 スコア
ハイエンド総合スコア:約40万点以上
GPUスコア:約17万点以上
ミドルレンジ上位総合スコア:約30~40万点
GPUスコア:約13~17万点
ミドルレンジ中位総合スコア:約20~30万点
GPUスコア:約6~13万点
ミドルレンジ総合スコア:約10~20万点
GPUスコア:2~6万点
エントリー総合スコア:約10万点まで
GPUスコア:約2万点まで
 

Xperia 10 Ⅱ175000点41976円
Google pixel 4a275000点42900円
LG style3300000点41976円
 

この価格帯はSnapdragon665などの低性能CPUを搭載するモデルが多い中、このstyle3はまさに別格の性能を誇っています。

更に、単純なベンチマークスコアではコスパ最強と話題になったGoogle pixel4aすら上回っているのです。

流石に格安ハイエンドのLG G8X ThinQやHuawei NOVA 5Tなどには叶いませんが、それでもミドルレンジスマホとして見れば最強のスペックを持っていることは間違いないでしょう。





QHD+有機ELディスプレイで画質は抜群
style3は、3120x1440の有機ELディスプレイを採用


style3は、3120x1440の有機ELディスプレイを搭載しています。

このクラスのディスプレイはハイエンド端末と殆ど遜色ない程のスペックであり、フルHD+が多いミドルレンジ帯ではトップクラスの画質の高さです。
CPUにSnapdragon845を搭載しておきながら、ディスプレイにも一切手を抜かない姿勢には畏怖の念すら抱きます。




米軍MIL規格の耐久性。防水・防塵完備


style3は一般的な防水防塵IPXの他、米軍の耐久度試験であるMIL規格に合格しています。

これはLG端末の強みのひとつ。やはり丈夫なスマートフォンというのは魅力的です。

ちなみにstyle3が合格しているMIL規格は下記のものになります。

【MIL規格準拠について】米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の14項目、落下、防水(浸漬)、防塵(6時間風速有り)、塩水耐久、防湿、耐日射(連続)、耐振動、防水(風雨)、高温動作(60℃固定)、高温保管(70℃固定)、低温動作(-20℃固定)、低温保管(-30℃固定)、低圧動作、低圧保管に準拠した試験を実施。充電可能な温度範囲:5~35℃。使用環境:温度5~40℃(ただし、36℃以上は風呂場などでの一時的な使用に限る)、湿度45~85%。風呂場では、温度は5~45℃、湿度は45~99%、使用時間は2時間以内の範囲。本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用にあたって、すべての状況での動作および無破損・無故障を保証するものではありません。また、調査の結果、お客さまの取扱いの不備による故障と判明した場合、保証の対象外となります。






ミドルレンジ帯では評価を左右するおサイフケータイFeliCaにも勿論対応


ミドルレンジスマホはおサイフケータイの有無により、評価がかなり別れます。

私のように使わない人からするとどうでもいいのですが、常日頃から使用する人はこれが搭載されていないといくらコスパが高くとも購入はしないでしょう。

LG style3は驚異的なコスパを誇りながら、おサイフケータイにも当然のように対応しています。





勿論デメリットもある。style3の悪い点


ここまでの説明を見るとstyle3はミドルレンジでは間違いなく最強に見えますが、悪い点ももちろん存在します。

ここからはそんなデメリットについて解説していきたいと思います。




LG端末はカメラの画質が悪いのが弱点


このstyle3は一応約4820万画素という高解像度のデュアルカメラを搭載してはいますが、LGの端末は基本的にSamsungやHuawei、Googleなどのカメラ画質に拘ったメーカーと比べてかなり劣っています。

なので画質は他のミドルレンジモデルと大して変わらないか、もしくは少し下というのが妥当でしょう。

もちろん悪いと言っても他と比較しての話なので、普通に問題なく綺麗な写真は撮影することが出来ると思います。
しかし、DXOMarkの点数を見るに、HuaweiやGALAXY、OnePlusなどのトップ層と比較すると周回遅れというのは否めません。




DSDVにも非対応。デュアルSiMユーザーにはおすすめ出来ない


キャリアモデルなので当然デュアルSiMには非対応です。
DSDVを使って携帯の料金を節約しているようなガジェットに詳しいタイプの人には、これは大きなデメリットでしょう。





Hi-Fi Quad DACは非搭載。LGの一番の強みが無くなっている


これまでのLG端末は、基本ハードウェアに「ESS ES9218P」というDACチップを内蔵しており、それを音声出力に使用する「Hi-Fi Quad DAC」という機能が搭載していました。

この機能によりLG端末は他社のスマートフォンと一線を画す音質を誇っており、過去発売されていた規格外のONKYO GRANBEATを除けば、過去から現行に至るまで音質では最強の名を欲しいがままにしています。

しかし、今回のstyle3は残念ながらDACは非搭載。
恐らくはコスト面でSnapdragon845という高性能CPUと引き換えになってしまったのかなと思いますが……Hi-Fi Quad DAC搭載のLG端末と比較すると音質の差は歴然。

まあ他のスマホと同じSnapdragon内蔵DACの音になっただけなのですが、それでもここはかなり残念なポイントでしょう。
個人的にはディスプレイをフルHD+に落としてでも個性的な強みとなるHi-Fi Quad DACは搭載して欲しかったところです。

一応ハイレゾ&aptX HD、LDAC対応ではありますが、音質であればDSEE HXを搭載したXperia 10 Ⅱに完全敗北します。
(アップサンプリングなので好みの問題ではありますが、不可逆圧縮音声を聞いたのなら理論上Xperiaが勝利します)

LGというメーカーの一番の強みである音質。それが無くなったのはかなり痛いですね。




ライバルはGoogle pixel4a


この機種の一番のライバルは、Googleが販売するpixel4aで間違いないでしょう。

4万円台でSnapdragon730G(Antutu275000点)という同じような化け物スペックで、おサイフケータイも搭載。ストレージは128GB、RAMは6GB。カメラ性能も申し分ないというミドルレンジ最強端末。

style3もディスプレイの解像度やSDカードが使用出来るなどの強みはありますが、正直pixel4aの方が上ですね。
Hi-Fi Quad DACさえ積んでいれば同等なんですが……

他にはXperia 10 Ⅱがありますね。
あちらはSoCがSnapdragon665とあまりにもスペックが低すぎるので、正直比べるのが可哀想なレベルですが売上は好調なのでこちらもライバルと言えるでしょう。





ドコモユーザーの狙い目はstyle3で決まり


LG style3は今のところドコモでしか取り扱いがありません。
ですが、それを差し引いてもとても素晴らしい端末です。

新品未使用を買うほどか?と言われれば微妙ではありますが、ドコモユーザーであるのならばコスパ最強スマホ、style3を検討してみては如何でしょうか。




因みに私はLGの2画面スマホ、G8X ThinQ、V60 ThinQは唯一無二の価値があると思っているので、個人的にLGは応援しているメーカーです。

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ガジェットが好きな人は、スマートフォンを何台か保有している人が多いと思います。私もスマートフォンを数台所有しており、同時使用でYouTubeを見ながらブログを書いたりしています。しかし、正直2台持ちは便利ではあれ、やはり別端末な訳ですから、データは共通ではありません。なので、PCのデュアルディスプレイのようには行かないんですね。YouTube見ながらゲームとかそういう使い方なら十分ですが、マルチタスクで作業をする...




以上です。
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