ShureのコンデンサーイヤホンKSE1200がコスパ最強なんじゃないか説。64Audio tia Fourte、JH LaylaⅡと並ぶKSE1500と同じイヤホンで十万円代

♨の人

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Shureのコンデンサーイヤホン、KSE1200。
このイヤホンが、コスパ最強なんじゃないかという疑惑が私の中で浮上しました。

価格:
¥149,882

※価格は2020年9月25日午後1時00分の情報です。

理由を説明していきたいと思います。



KSE1200のイヤホン部分はKSE1500と全く同じ。違うのはアンプがDAC無しになったこと


このShure KSE1200。倍以上の価格、名称的にKSE1500の下位モデルと思われる方が多いかもしれません。

価格:¥313,236
価格は2020年9月25日午前1時00分の情報です。

しかし、KSE1200はKSE1500とイヤホン部分は全く同じものなのです。

これに対してはShureの開発者がインタビューにて答えている正式な情報で、KSE1200とKSE1500の違いはアンプ部分からUSB入力対応DACを外し、構成をアナログアンプにすることで価格を引き下げている模様です。

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Shure開発者インタビュー。「KSE1200」で“コンデンサー型イヤホン” の魅力を広めたい



老舗のイヤモニメーカーShureが総力を上げ作り上げた、ダイナミックドライバともバランスドアーマチュアドライバとも異なる次世代のコンデンサーイヤホン。それがこの値段で手に入るなら、かなり安い方だと思うのは私だけでしょうか?




この値段のイヤホンを買う層にはDACは必要ない?


KSE1200がDACを省いて安くしているということについては上で触れましたが、この値段のイヤホンを買うような層の手持ちを考えればDACなどそもそも必要ないと思います。

こんな値段で、尚且つアンプ一体型のコンデンサー型なんて買うような人は、まず間違いなくハイエンドDAPや高級ポタアンを所有しているでしょう。

それにKSE1500の目玉はあくまでもイヤホン。DACのスペック的にはハイエンドポタアンなどに劣ると思います。

それなら、DAPからアナログ出力した方が音質的には優れると考えるのが普通でしょう。

実際、Shureも「KSE1500とはアナログで接続しているというユーザーも少なくなかった」と語っています。

勿論純正DACですから音のバランスなどは十分考えられているとは思いますが、スペック的には96kHz/24bitまでの対応と他者のハイエンドDAPなどと比較すれば多少遅れを取る。

なら必要のない機能が省かれて安くなったと言っても過言ではないと思います。



KSE1500の音質はイヤホン界最強クラス。40万超えのイヤホンと比較されるレベルの代物


KSE1500は値段が値段なので、音質も当然かなり高評価されています。

コンデンサー型というだけあり、それまでのダイナミックドライバーやマルチBAとは一線を画す自然さが特徴の模様。
本当に今までのイヤホンとは格が違うという評価が多いです。

そんなKSE1500とよく比較されるイヤホンとしては、JH audioのLayla Ⅱ、64 audioのtia Fourtéがあります。

どちらもお値段40万超という、ハイエンド中のハイエンドイヤホン。そんな化け物イヤホンと対等で語られるイヤホンと同じものがKSE1200を買うと手に入れられるのです。

これをコスパ最強と言わずしてなんと言うのでしょうか。

というより、アナログアンプ+イヤホンでこの値段ということは、そもそもShureは他のメーカーよりかなり良心的な価格設定なのかもしれません。

昔CAMPFIRE AUDIOのアンドロメダの原価が6万円と一部で話題になりましたが、私も正直イヤホンに40万は馬鹿げた値段設定だと思います。例えBAを12機搭載しようが、チタン削り出しボディだろうが、どう考えたって原価は10万も超えないだろうと。

となると、メーカーが「この音にはこの値段の価値がある」として原価の何倍もの値段を付けているとしか考えられないんです。

高いイヤホンの値段はほとんど開発費、なんて誰かが言った言葉もありますが……10万クラスのイヤホンでもはや音質としては頭打ちになるのですから、さすがに個性にその値段を付けるのは強気すぎないかといつも思います。

値段が値段だけに数を裁けないのはわかりますけど、それでもカスタムIEMの二倍以上は普通におかしい。

実際ものは良いんでしょうけど、その値段を出すほどの価値があるかと言われると……少なくとも私は無理です。
私は出せて15~6万までですね。



高いイヤホンは絶対に視聴すべき。もはや好みの問題


今回この記事ではKSE1200がコスパ最強ということを語りましたが、だからといって脳死でこれを買うのは絶対におすすめしません。

数万円のイヤホンとは訳が違います。この値段のイヤホンを買うのなら、例え高い電車賃を払ったとしても視聴すべきでしょうね。

そもそも、音質なんて10万も出せば頭打ちです。イヤホンと人間の耳の性能を考えればそれが自然なんです。
違うのは音質ではなく音の個性、音色。だから40万のLayla Ⅱより10万円のイヤホンの方が好きという人も普通に居るでしょう。

だからKSE1200を視聴して他のイヤホンに比べ好みでなかったのなら、いくらコスパ最強とは言えども己の中では全く良質なものにはなりません。

例えるなら魚嫌いの人は超高級なマグロの希少部位よりも、高品質な野菜を料理したものを高く評価するでしょう。

そういう感じで考えるとわかりやすいです。どれも美味しいけど、好みに合うかが重要ということです。
値段で選ぶとろくな事ないですよ。ルイヴィトンのBluetoothイヤホンしかり。

まあ私はJH Rosieくらいしか所有してない非オーオタなんで、そんな私がこんな話するのも権威性に欠けるかも知れませんけど、やはり最後は自分の耳で決めた方がいいです。
たとえば貴方がLayla ⅡよりEarPodsを気に入ったなら、貴方にとっての最高のイヤホンはEarPodsですからね。

以上、♨の人でした。
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