高級イヤホン、DAP、アンプの違いは分からない?金の無駄、オーオタのプラシーボという声もあるが、ブラインドでも違いははっきりとある
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今では猫も杓子も2万3万するAirPodsやAirPods Proを使っているのでもう少し値段が上がるかもしれませんが、有線イヤホンの高級品なら一般的な感覚としてはこのくらいだと思います。
で、所謂一般層ではないオーディオマニアの高級イヤホンというのは、だいたい10万円を超えたあたりからになってきます。
5~6万円は中価格帯で、2~3万はエントリークラス。アンダー1万円クラスはもはや安物というのがまあこの界隈の平均的な考えでしょう。
一般層とオーディオマニアの考え方では、かなり乖離がある事がわかります。
で、そんなオーディオマニアを揶揄する表現としてオーソドックスなものに、「高級イヤホンはオーオタのプラシーボ」とか「ブラインドテストしたらわからない」みたいなのがあります。
かく言う私も、昔は世間一般的に言われている「1万円とそれ以下は違うけど2~3万円を超えたら好みの問題」みたいな感じの考え方でした。
しかし、実際高級イヤホンを使ってみて分かったことですが、普通に違いは明確にあります。
今回はそれについて語っていこうと思います。
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3万円のイヤホンの音質を安価なイヤホンと比較
じゃあまずは私の所有する高級イヤホンの中で一番お手ごろな値段のShure AONIC4の音について語っていきます。
Shure初のハイブリッドイヤホン「AONIC 4 SE42HYW+UNI-A」の音質を安いイヤホンと比較レビュー。高いイヤホンと安いイヤホンの違いは果たして……
大抵の人は、3000円も出せば高音質なイヤホンを購入することが出来ると思います。また高級なイヤホンと安いイヤホンは違いは確かにありますが、かけた価格分音質が良くなるのか?と言われると微妙というのが正直なところ。数万円から上は好みの問題、という考えの人も決して少なくありません。また私はケチであり、許容範囲が広い人間でもあります。なのでこれまではずっとぶっ壊れ覚悟でダイソーの300円イヤホンを愛用してきまし...
オーディオメーカーの有線イヤホンで36000円。高級イヤホンのエントリー価格帯ですね。
このイヤホンはバランスド・アーマチュアドライバと呼ばれる特殊な音を出す装置を内部にひとつ、ダイナミックドライバという一般的に使われている音を出す装置をひとつ搭載したハイブリッド型と呼ばれる製品です。
(イヤホンのドライバ=スピーカーのようなもの)
バランスドアーマチュアドライバ(以下BAドライバ)は元々補聴器用に開発されたもので、再生周波数帯域が狭い代わりに中高域がダイナミック型と比較して得意で、解像度が高くクリアで繊細なサウンドが特徴と言われています。
そしてそのBAドライバの低音の弱さを補うため、ダイナミックドライバをもうひとつ追加したのがこのAONIC4です。
まあこの辺はあくまでもそういう傾向がある、程度のお話なので、あまり深く考えなくても良いですが。
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多ドライヤホン。ある程度イヤホンに興味を持って、2~3万くらいのモデルを買い始めたくらいにこの言葉は非常に魅力的に見えると思います。巷には5ドライバを超えるような沢山BAを詰んだ高級機が溢れています。特に8ドライバや12ドライバともなるとハイエンド中のハイエンド。値段も高いけど音質も別格に高い。ですから、初心者は大なり小なり多ドライヤホンを神格化するのではないでしょうか。ここで高いイヤホンはドライバー数が...
比較対象は1万円のTWS、MS-TW21です。
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音質としてはウォーム寄りのサウンドで、ドライバ構成はオーソドックスな1ダイナミック。
まあBluetoothイヤホン、それもTWSですし比較対象にするのもアレかもしれませんが、だいたいアンダー1万円のイヤホンくらいの音質だと思ってください。
さて、両者を聴き比べてまず一番に感じる事ですが、音のクリアさが全然違います。
音のクリアさ、というと分かりにくいかもしれませんが、100円均一のイヤホンと2000円くらいのイヤホンの違いを思い浮かべてみてください。全然音が違いますよね。
そういう感じです。解像度とかアタック感とかそういうオーディオ的な話をしなくても、単純に音のクリアさが現前違います。
勿論聞き込めばクリアなのに低域のアタック感はちゃんと感じるだとか、高域の解像度がどうとか言えますが、そういうマニア的な見方でなくとも音の違いはハッキリとあります。
クリアなのに高域はシャリつかず、低域もボワついていないのに迫力はしっかりある。非常に万人受けしそうな高音質だと言えるでしょう。
ただ、Shureのイヤホンは基本的にフラットな傾向で派手目な音では無いので、やはり解像度とかそういうある程度のオーディオ的目線で見ることが出来ないと値段の割には大したことがないように思えてしまうかもしれません。実際私も初めて使った時はいい音なのはわかるけど多少拍子抜け感を感じました。
聴きこめば誰でもこのイヤホンの良さはわかると思いますが、重低音が凄いだとかそういうパンチには欠けます。なので、確かに値段ほどの違いがない(音がクリアな事しか認識できない為)と感じてしまう人は多いかもしれませんね。
14万円のハイエンドイヤホンRosieをAONIC4と比較
では、次は値段をもっと上げてみましょう。
機種はこちらです。
定価14万のハイエンドイヤホン「JH AudioRosie/ロージー」をイヤホンスパイラルから抜け出すために中古で購入したのでレビュー
沼って怖いんですね。元々使ってたイヤホンは300円。高いイヤホンとか5000円でもありえないと思ってました私は元々断線が怖いので、音質を犠牲にして安いイヤホンをぶっ壊れ覚悟で使っていました。気に入ってたのはダイソーの300円イヤホンです。音質的には数千円クラスのイヤホンと大差なく、壊れても金銭的ダメージが全然なかったからですね。5000円とかの高いイヤホンとか断線したら嫌だし有り得ねぇ……って考えです。そんな私で...
JH Audio Rosie。
価格は14万円。一般的な値段のハイエンドです。
BAドライバを片耳に8個詰め込み、低域、中域、高域の3wayの位相を揃える独自技術、Freqphgase Time|Phase Waveguideを搭載したフルメタルジャケットのどデカいイヤホンです。
このくらいの高級機になると、BAドライバの再生周波数帯域の狭さを補うため、高音、中音、低音とそれぞれ担当する音域を分けて複数のドライバを搭載したマルチBA型と呼ばれるモデルが主流になってきます。
そしてJH AudioのイヤホンはそのマルチBAのデメリットである位相のズレを抑えるためのFreqPhaseテクノロジーを搭載しているのがポイントのひとつです。
このイヤホンを、3万6000円のAONIC4と比較してみましょう。
当然、こちらも変化ははっきりと感じられます。
まず、誤解を恐れず言うと単純にRosieはAONIC4と比較して音が太く響いています。
AONIC4が狭い部屋だとしたら、Rosieは広い部屋という感じですね。どっちが高音質とかそういう話ではなく、別物の音です。
あとは低音の迫力が違いますね。簡単に言うとずんずん来るのがRosieでしょうか。
更に言うと安価なイヤホンにありがちな空気感のみの低音ではなく、ちゃんとどういう音階で鳴っているのかはっきりと分かる低音です。
これは安価なイヤホンあるあるなのですが、解像度や分離感が低くてバスドラムやギターの音と完全に混ざってしまい、鳴っているハズのベースの音が全く聞こえない、なんて事があります。
例えて言うなら安価なイヤホンの低音が「喋ってるのはわかるけどなんて言っているか分からない」感じで、高価なイヤホンの低音は「なんて言っているかはっきりと聞き取れる」みたいな感じです。
AONIC4の低音はなんて言ってるのか聞き取れるけど迫力は控えめなタイプで、Rosieの低音はそれに加えて迫力もあるというイメージですね。
オーディオマニア的に言うのならアタック感のソリッドさはキープしつつ、音像を膨らませている音、と言った感じでしょうか。
しかし、このくらいになるとどちらも味付けに差があるだけでベースは非常に高音質です。なので、違いはわかるけどどっちがいいか?と言われると悩ましいところです。
迫力のある音のRosie、クリアな透明感のある音のAONIC4という感じでしょうかね。
ポテンシャル自体はどちらも非常に高レベルですから、好みによってはRosieよりAONIC4の方が好き、なんて人も普通にいると思います。
がしかし、Rosieのこの迫力をAONIC4くらいの値段で出すのは無理でしょう。
こういう迫力のある音はそれなりにコストをかけないと、低音が強すぎる、なんて一般的に言われるボワボワな音になると思います。
例↓
百均イヤホン最高音質?高音質でおすすめとウワサの人の声が聞き取りやすいイヤホンAT-ES11をレビュー【セリア・口コミ・おすすめ】
百円均一のイヤホンと言えば、私の経験上音があまりにも悪くて使い物にならない製品ばかり。ダイソーの300円イヤホンくらいになると音質はかなりマシになるので、単純に100円でオーディオ機器を作るのは無理があるのだろうというのが私のこれまでの考えでした。ダイソーの300円高音質ステレオイヤホン(マイク付き)が同じシリーズのくせして音質が全然違うんですけど【HQ-000 DAISO】 - ♨の人の気ままな日記音質にそれほど強いこだ...
歪みの少ないバランスのいい音をベースとして、そこに迫力という味付けを追加するのにお金をかけているというイメージでしょうか?
つまりこの価格帯は音質が良くなる、というよりも、音が変わるというのがわかりやすいでしょうか。
高音がより綺麗に細かく出るようになったり、低音の輪郭がはっきりしたり。
この値段を出さないと作れない、手に入らない音。ハイエンドイヤホンはだいたいそういう感じです。
ちなみにJH AudioのTHE SIREN SERIESの第二世代は低音の量を可変抵抗で自由に変えられるMoon Audio製の4pinケーブルが標準で付属しています。
(第1世代はMoon Audio製ではないものの、可変抵抗ユニットは同じく搭載。AION 7pinも同じく搭載)
高級イヤホンにはこういうギミックを持った製品も多いので、そういう楽しみ方ができるのもまた一興でしょう。
テレビでも紹介された37万円のウルトラハイエンドイヤホン、LaylaをRosieと比較
では次はもっとお高い機種と比較してみましょう。
イヤホンスパイラルの終着点。定価37万円の初代超高級イヤホン、JH Audio Layla Universal fitを買ってしまったのでRosieと比較レビュー
流石に自分でも馬鹿だと思う。はい。3万6000円のAONIC4を買ってからまだ3ヶ月も経っていないのに、遂に2桁万円をイヤホンに溶かしてしまいました。・Shure AONIC4・ifi audio nano idsd BL・JH Audio Rosie・ifi micro idsd BL・JH Audio Layla Universal fitこの3ヶ月で買ったオーディオ関係がこちらです。中古や新品が混じってますが、総額30万普通に超えてます。何が私はオーディオマニアじゃないだ。普通に沼ズブズブやんけ。...
JH Audio Layla Universal fit。
37万円のウルトラハイエンドイヤホンです。
(ウルトラハイエンドというのも人により範囲が変わりますが、私は20万超え、30万超えがある一定のラインな気がします。)
FreqPhaseテクノロジー、低域調整機能などを搭載しているのもポイントのひとつですが、何よりもの特徴は片耳12BAという非常に沢山のドライバを組み込んでいる点です。
このくらいになると、もはや頭のおかしい値段だと私も思います。相当のマニア向け、正直大抵の人には無用の長物でしょう。
(例としてプロ用のスタジオモニターヘッドホンは2~5万円程度、同社プロユースのカスタムIEMでも20万円行かないくらいです)
このイヤホンを14万円のRosieと比較してみたいと思います。
まず、こんな馬鹿げた値段のイヤホン、それこそオーオタのプラシーボと言われるのもまあ仕方が無い気はします。
しかし、はっきりと言います。
まともな聴覚と思考を持った人間で、この差を認識できない人間はほとんど居ないでしょう。
まず、単純に言えるのは音が違います。もはや高音質とかそういう感じではなく、単純にコンサートホールやライブ会場で生で聞いているような圧倒的なまでの音。
音の広がり、マニア的に言うなら音場でしょうか。それが根本的に他のイヤホンと違うので、はっきりと音が違うんです。
Rosieも音の広がりはAONIC4と比較して高いですが、こちらはそれ以上ですね。
音が左右に移動するような音源だと、そのポテンシャルがよくわかります。
更に言うと高音がRosieよりよく出ています。高音が出ていると言っても安価なイヤホンのようにシャリシャリした刺さる音ではありません。所謂高音の伸びとか言われる類のものです。
低音も上で言ったように、ちゃんと音階やベース弦の震えまで聞き取れる音です。
とあるVTuberの方がこのLaylaの孫にあたるLayla AIONを聴いて絶賛する動画が話題になりましたが、その人の反応もまあLaylaユーザーからして非常に面白いものでしたね。音が増えた!?とかコンサートホールとかのどでかいスピーカーを耳の中にぶち込まれたような音、とか言って語彙力が消失していました。
その人は普段2万円のイヤホン(AZLA ZWEI)をPCのサウンドカードに刺して使っていたそうですが、比較してとにかくヤバすぎて気持ち悪くなるレベルの音だそうです。
Laylaの音の特筆すべきは、やはり中音域の厚みでしょうか。
一般的に想像されるイヤホンの音から完全に逸脱した分厚く迫力のある中音域の厚みを持ち、その音はもはや重低音の迫力とかそういう次元ではありません。
それでいて解像度は高すぎるくらいで、低音域も非常にソリッド。聞こえない音がないくらい情報量が多く、かつまるで濁りを感じさせない異常な音がします。
正直あまりにも特殊な音なので好みの問題はあるかもしれませんが、鳥肌の立つ音というのが素直な感想です。14万のイヤホンと比較してこれなんですから、普段安価なイヤホンを使用している人がこれを使ったらあまりの情報量の多さに脳が理解を拒むかもしれません。
勿論、Rosieとどちらが高音質か?と言われたら悩ましいところです。
音は明確に違います。しかし、RosieもLaylaもどちらのイヤホンも非常にいい音ですから、単純に上下で決められるようなものでもありません。
それに合う合わないだってありますし、曲によっては14万のRosieや37万円のLaylaよりも36000円のAONIC4の方がいい音だと感じることも少なくないです。それに気分によっても聞きたい音は変わります。
ですが、やはり上で言ったようにこのLaylaのような圧倒的なスケール感の音はこの値段を払わないと手に入らないと言えるでしょう。
その音が欲しければこの値段を払う価値がある。高級イヤホンというのは単純な高音質とかそういう言葉で説明できるようなものでは無いと今では思っています。
そういう意味で、私は音は違うと断言します。
まず音源となるデジタルデータをいかに歪みなく、そしてバランスを破綻させずに鳴らせるか、つまりモニターとして使えるというレベルを突破すること自体、安物のイヤホンでは難しいです。そしてそれをクリアしたあとは、いかにその歪みのない高解像度なサウンドを保ったまま音に味付けをするか。それが高級イヤホンの醍醐味でしょうね。
実際AONIC4(36000円)とE500(2000円)を聞き比べると、やはりE500の方はたまに音の歪みや刺さる割れのような違和感を感じます。
もちろん聞き比べなければ分からないようなレベルではありますが、聞き比べればやはり荒が目立ってしまいますね。
ではなぜ違いなどないと言われるのか
これには色々な理由があるでしょう。
まず、そもそも6万円を超えるようなフラッグシップクラスのイヤホンを聴く機会がなかなかない、そもそも聞いたことある人が少ないということがあります。
貴方の周りを見回してみてください。10万円を超えるようなイヤホンを持ってる人が何人居ますか?
ヘッドホンならともかく、イヤホンにそこまで出す人って非常に少ないのではないでしょうか。
世間一般的な感覚の話をするなら、ポータブルオーディオなんて1万円くらいのBeatsのイヤホンがどうとか、3万くらいのAirPods Proがどうとかせいぜいそんなレベルなはずです。それですら普通の人からしたら高級品でしょう。
少なくともJHがどうとかNobleがどうとか64がどうとか普通に暮らしててもまず聞きませんよね。
Twitterなどを見てれば普通にそういうクラスのイヤホンを買っている人が沢山いるので感覚が麻痺しがちですが、世間一般からしたらオーディオなんてほんとに小さな小さな界隈です。
そもそも10万円のイヤホンが普通だという考え自体を持っている人がまず少なく、当然聞いたことがある人も限られてくる。
これがオカルトと言われる所以でしょう。
聞ける店がない、一般的に売ってない
そもそも、10万円クラスのイヤホンを在庫として抱えて、視聴機を置くような店があなたの周りに幾つありますか?
世間一般的なお店のイヤホンコーナーなんて、大抵はELECOMとかSONY、オーテクみたいな大手メーカーの数千円のイヤホン、BOSEやBeatsみたいなメーカーのBluetoothイヤホンが並んでるくらいではないでしょうか。
良くてShureのSE425やWestone W20くらいの価格帯が置いてるとかそんなもんだと思います。
10万クラスのイヤホン、それも超大手メーカー以外の視聴機なんて規模の大きい、尚且つオーディオに力を入れているお店でないと見ることすら出来ないでしょう。
なのでそもそも普通に過ごしてたら高級イヤホンなんて存在すら確認できませんし、聴くこともできないんです。
(十数分で行けるくらい近いとかならともかく、気になったからってeイヤホンにわざわざ行くような人は普通では無いです)
更に言うと、超高級機を置いているような大きな家電量販店でも、普通に高級機はショーケース内ですし、わざわざ店員に声を掛けて試聴にまで踏み切るという人も少数派ではないでしょうか。
高級イヤホンは高級DAPやポタアンを使わないと本当の音が出ない
そしてeイヤホンの近くに住んでいるとか、大都会の超大規模な電気屋が行きつけのお店というような環境に恵まれた人でも、軽く聞いただけでは高級イヤホンの良さがわからないことがあるでしょう。
これはなぜかと言うと、高級イヤホンは高出力な機器を使わないと下位機種との音の差がそこまで開かないという扱いにくいものが多いからです。
高級イヤホンを鳴らせるだけの高出力な機器と言うとだいたい10万円を超えたあたりのハイエンド製品になるでしょうか。
WALKMANのAシリーズとかiPodみたいなのではなく、もっと拘った本格的なオーディオプレイヤーが必要です。
ポタアンなら出力的にはDAPより安価に高く出来ますが、それでもやはり高級イヤホンを鳴らすなら5~10万円は用意したいところです。
そもそも高級イヤホンに懐疑的な人がそんなもの持ってるはずもないですよね。
これは多ドラが多い高級イヤホンの宿命みたいなものですが、出力の高いアンプを使わなければ高級なイヤホンって音の細部が潰れるんですよ。
つまり100%のポテンシャルを出し切れないんです。なので本当はいいイヤホンなのに、高いくせにあんまり違わなくね?って感想になってしまう。
勿論機種ごとに味付けの違いなどはありますが、そういうのはとりあえず置いておくとしてまず前提としてアンプは必須です。
アンプを使うと音が良くなる、のではなく、アンプを使わないと音が悪くなる、というのが正しいでしょうか。
これはオカルトでもなんでもなく、根拠のはっきりした電気的な世界の話になります。
音量は取れるが鳴らしきれていないという話は帯域ごとのインピーダンスの差や電圧ゲインなど非常に難しくなるためここでは省きますが、中にはスマホなどの低出力な機器で聞くと100均イヤホンレベルに音が劣化するモデルも存在します。
私が所有するLayla Universal fitもその例に漏れず、スマホで聞くと本当に酷すぎる音になります。誇張無しでバランスの酷さは100円均一レベル。全ての音が曇りまくって、本当に同じイヤホンか疑いたくなるほど変化します。
LaylaほどシビアではないRosieも、やはり高出力なアンプで聞いた音とスマホ直指しでははっきりと明確に差が出ます。
いいアンプを使わなければ本領を発揮出来ず、そこまで差が開かない。これもオカルトと言われるようになった原因でしょう。
音源が良質ではない
そもそも、音質にこだわらない人は音源にも拘りません。
なので、視聴する曲がYouTubeの音源(低ビットレートに加工されたMV)だったり、圧縮されたストリーミング音声だったりするでしょう。
それでも安価なイヤホンと高価なイヤホンの差は充分わかります。わかります、が。やはり高級なイヤホンの良さを最大限生かすには圧縮音源ならせめて192kbps、理想は320kbpsかWAV無圧縮が欲しいところです。
しかし、正直なところビットレートによる音質の差を気にするほどの人はそもそも既になんらかの高級なオーディオ機器を使っているわけで……ということは裏を返せば非高級イヤホンユーザーがそんなものにこだわるはずもなく。
大して音質も変わらないしそれならギガも節約できるしサイズが小さい方がいいじゃんって普通の人はなりますよね。
例えば128kbpsのMP3なら1曲5MBくらいですが、これを320kbpsにすれば10MBを軽く超えますからね。WAVなら50MB。普通の人はそりゃ圧縮しますよ。
そもそも環境を整えていない。これもひとつの要因かと。
因みに私が普段使っているレコチョクは320kbpsのAAC音源をダウンロード出来るんですが、アプリ標準設定は128kbpsのAACとなっています。
イヤホン、ヘッドホン、スピーカーの比較
これも高級イヤホンへの意見としてよく見る例えですが、「10万のイヤホンより1万のスピーカーの方が音がいい」みたいなのがあります。
これもまあわからなくは無いです。イヤホンは鼓膜で聞くので大型ギターアンプみたいな腹が震えるような低音は出せませんし、どう足掻いても脳内定位ですから音場表現なら適切に配置したスピーカーがやはり勝ります。
しかし、だからといってイヤホンがスピーカーに完全に負けているかと言うとそれはありません。
そもそもイヤホンやヘッドホン、スピーカーの音はそれぞれ種類が別物です。
なので替えがきくようなものでもないですし、特に最近のイヤホンの進化は目覚しいものがあるのでどれが上位互換とか簡単に言えるようなものではありません。
イヤホンの解像度にスピーカーは勝てませんし、スピーカーの重低音が身体を震わせる感覚はイヤホンにはどう足掻いても出せないでしょう。
ヘッドホンに関しても、確かにヘッドホンはイヤホンよりドライバーの口径が大きく耳の外で鳴らすため低音の再生能力や音場表現は有利ですが、イヤホンもマルチバランスドアーマチュアドライバやハイブリッド、コンデンサードライバ、トゥルーベリリウムドライバなどいろいろ試行錯誤が成されていますし、ドライバを鼓膜の近くで鳴らすというイヤホンでしかできない強みを持っています。
結局はどれも違ってどれもいいという話です。
ただ、コスパのバランスがいいのはヘッドホンな気がします。
ShureのコンデンサーイヤホンKSE1200がコスパ最強なんじゃないか説。64Audio tia Fourte、JH LaylaⅡと並ぶKSE1500と同じイヤホンで十万円代
Shureのコンデンサーイヤホン、KSE1200。このイヤホンが、コスパ最強なんじゃないかという疑惑が私の中で浮上しました。リンク価格:¥149,882※価格は2020年9月25日午後1時00分の情報です。理由を説明していきたいと思います。KSE1200のイヤホン部分はKSE1500と全く同じ。違うのはアンプがDAC無しになったことこのShure KSE1200。倍以上の価格、名称的にKSE1500の下位モデルと思われる方が多いかもしれません。リンク価格:¥313,236...
違いは確実に存在する。あとはそれにお金を出せるかどうか
違いがないとかオカルトとか言われがちな高級イヤホンですが、廉価グレード品と比較して違いははっきりとあるんですよ。音質が良くなる、というよりも単純に音が変化するんです。
なので高級イヤホンの音が好きな人であれば高級イヤホンを買う価値はあるし、廉価グレード品の音が好きなら別に高級イヤホンは必要ないでしょう。
(流石にミドル~ハイエンド帯の音より、アンダー1万円の音の方が好きという人は居ないと思いますけど)
例えば私は高級腕時計とかブランド物にははっきり言って興味すらありません。売れないならタダでもいらないと言ってしまっていいレベルです。
しかし、そのようなものに強い憧れと強い執着心を持ち購入している人もこの世には沢山います。
そして機能面はともかくとして、その製品はその値段を出さなければ手に入れることはできません。
要はそう言う世界です。
ブランド価値のある高級機械式時計にお金を出せるか。有名な陶芸家が作った骨董品にお金を出せるか。その値段を出さないと聞けない音の高級イヤホンにお金を出せるか。そういう話。
そこまでのお金を出す気にはなれないと言うのならわかりますが、違いがないとか言うのは愚かです。
初めて聞いた時は違いがわからないかもしれない
私ははっきりと違いがあると言いましたが、その良さがどのくらい分かるかというのはその人の経験に委ねられると思います。
例えば普段100均のイヤホンしか使っていない人に高級イヤホンを聴かせても、音があまりにも違いすぎて「凄いのはなんとなくわかるけど、何が違うんだろう」ってなるでしょう。
要はそういう感じで、普段1000円くらいのイヤホンを使っている人と、1万円くらいのそれなりに値段のするイヤホンを使っている人だと高級イヤホンに対する評価もまた変わってきます。
私の場合も、初めて3万円のイヤホンを使用した際は今ほどそのイヤホンの良さというのを理解できませんでした。
解像度とか、分離感とか、ブログのレビューのためそういうのを意識して聞いているうちに、ある程度音の違いが分かるようになったわけです。
なので、数秒視聴して「やっぱ俺には違いがわからん」と思った人も、騙されたと思ってある程度それぞれの音に注目して10分くらい聞いてみてください。
それから普段のイヤホンに切り替えてみるとあら不思議。色々な部分の違いが明瞭に見えてくるでしょう。
というよりも、一般層が自分にはわからないと思っている一番の理由ってオーオタのポエムのせいな気がします。
解像度とか、分離感とか、粒立ちとか。そりゃあんな訳分からん言葉が並んでるレビュー見ても何も分かりませんよ。
因みにああいうのは聞き分ける能力が優れているのではなく、ぶっちゃけると文章力、というよりポエム力だと思います。
それにオーオタの人も耳の作り自体は普通の人と何ら変わりないと思いますよ。
プロのロックミュージシャンとかってライブとかで騒音をよく浴びるので、意外と一般人より聴力自体は悪かったりしますからね。
やはり大事なのは聴力よりも経験です。大抵の人は聞いてるうちに聞き分けられるようになりますよ。
二井原実:耳の保護はミュージシャンにとって深刻です。亡くなった樋口さんが生前耳を痛めていて、まだ彼が生きていたら、僕と彼はふたりでイヤモニ論議を交わしていたと思う。ロックバンドのミュージシャンは、初めの1~2年はいいけど、5年以上バンドを続けている人は、もう聴力の保護のためにもイヤモニは使った方がいい。
──私もそう思います。
二井原実:音響のテクノロジーもどんどん上がっているから、今ではとてつもない音が出るんですよ。小さい機材でもすごい低音が出るでしょ。プロテクトしてあげないと耳が壊れますよ。
──現役アーティストからの経験則による警鐘は説得力があります。
二井原実:僕のまわりにもライブ後の耳鳴りに凄く悩まされている人がいて、ひどくなりすぎて低音の聴覚障害になったり体調によって高音が聞こえなくなったりしているミュージシャンがいます。そういう人、多いですよ。完璧に職業病なんですけどね。彼らには「イヤモニをした方がいいんじゃない?」って言うんですけど、「でも高いんだろ?」「いや、でも最近はSHUREとかWestoneとかいいのがあるからやってみたら?」ってね。友人はそれをやったら、ライブが終わったその日の夜もぐっすり眠れたって。耳鳴りで睡眠もできない状態から開放されて「もっとはやいうちにやっておくべきだった」って言っていた。耳の細胞ってずっと爆音にさらされていると死んでいくから。
──そこなんですよね。一度破壊された聴覚細胞は二度と復活できないですから、ミュージシャンにとって死活問題のはずです。
【インタビュー】ラウドネス二井原実が語る、イヤモニ(カスタムIEM)の真実 | BARKS
遡ること2011年12月、Ultimate EarsのUE 5 ProというカスタムIEM(イン・イヤー・モニター)のレビュー記事を執筆した時に、ラウドネスの二井原 実からイヤモニに関するコメントをいただき、掲載さ...
【BARKS編集部コラム】~将来音楽が生まれなくなる?~ミュージシャンの耳が危ない | BARKS
わざわざ言うまでもなく音楽家は耳が命である。だが、耳に致命的なダメージを与えてしまうような爆音の中で日々を過ごしているアーティストが実に多いという。ひとつはスタジオやステージなどでの大音量にさらされている現状。ここ...
高級イヤホンはコスパ悪くない。高画質なテレビと同じ
正直なところ私も昔は毛嫌いしていたんですが、使ってみると高級イヤホンの良さに虜になってしまいました。
それに、よくよく考えたら高級イヤホンってコスパはそこまで悪くないんですよね。
ひとつ持っておけば、10年単位で今までとは比べ物にならない高品質な音楽を楽しむことができます。
確かに40万円クラスのJHとか64のフラッグシップは正直なところコスパは高くないですけど、10万くらいの機種ならコスパは充分高いと言っていいでしょう。
例えば、今なら画面解像度がHDのテレビならものすごく安く買えます。しかし、普通の人は最低でもフルHD、ある程度の大画面なら4Kを選ぶのではないでしょうか。
それは何故か?テレビは長く使うものなので、品質の劣る安いもので妥協するよりいいものを買って長く快適に使いたいからです。
高級イヤホンも同じようなことが言えます。確かに安いイヤホンなら比較して非常に安価ですが、そのイヤホンは低品質な音しか出してくれません。
高級イヤホン=コスパが悪いと思っている人って、多分イヤホンを消耗品と考えているか、ショボイ音しか出ないヘッドホンやスピーカーの下位互換としか思ってないのではないでしょうか。
高級イヤホンは消耗品じゃないですよ。断線してもリケーブルできますし、そもそも高級なイヤホンは自然と扱いも丁寧になるので断線自体ほぼしませんからね。
(高級イヤホンを寝ながら使う、スマホにぐるぐる巻きにする、ポケットやカバンにグチャグチャに突っ込むみたいな扱い方をする人は居ないでしょう)
それに上で語ったように、イヤホンやヘッドホン、スピーカーというのはそれぞれ別の音です。
それに安価なイヤホンしか使ったことがないのに、イヤホンの限界を頭の中で勝手に決めつけるのは愚かです。
高級イヤホンのデメリット
高級イヤホンを使うようになると、大抵の人は金銭感覚がイカれてきます。
10万から上のハイエンドクラスなら1~2万の差なんて誤差に思えてくるし、低価格帯の5000円の差なんてもはやあってないようなもの。だから人にイヤホンのおすすめを聴かれても余裕で予算オーバーさせるようなオーオタが多いと聞きます。
実際、私も「予算1万円まででいいイヤホンない?」って聞かれたらIE40 ProとSE215SPE、Final A4000の値段の差くらいなら誤差だと言い切っちゃうと思います。見栄とかそういうアレではなく、単純にこの程度の差を全く気にしなくなるんですね。感覚が狂ってしまうんです。
この辺も高級イヤホン使いが頭おかしいという風潮の原因の一つではないかと。
高級イヤホンのデメリット。イヤホンをいくつも欲しくなる
これも大きなデメリットです。所謂イヤホンスパイラルというやつです。
高級イヤホンを使うようになると、自然と色んなイヤホンが欲しくなってしまうんですね。
エントリーを買ったらミドル帯が気になる、ミドル帯で満足したら次はハイエンドが欲しくなる。3万円、5万円、10万円と次々にイヤホンに出す金額は上がっていきます。
そしてハイエンドまで行って終わりかと思ったら、次は別のハイエンド機種が欲しくなるんですね。
そして上で言った金銭感覚の狂いも相まって、「中古で6万!?安すぎる!」とか言って高額なイヤホンを簡単にポチるようになります。
なまじイヤホンのレビューというのはポエムのように褒め称えるものが多いですし、それぞれのイヤホンには個性がありますから「使い分け」という免罪符を掲げていくつもイヤホンを収集している人がオーオタには非常に多いです。
実際私も軽度ながらイヤホンスパイラルにはハマっておりまして、最初は36000円のSONIC4で終わらせるつもりがいつの間にかRosieに手を出し、Rosieで大満足して終わりと思ったらいつの間にかLaylaを購入していました。
で、流石に元値37万のウルトラハイエンドイヤホンなんて入手したらこのスパイラルももう終わりだろうと思っていたら、今はFinalのA8000(20万円)が欲しくなっています。
アンプに関しても最初はnano idsd BL(3万円)で充分だろって思って買ったのに、2ヶ月後くらいにすぐ上位機種のmicro idsd BL(元値75000円→10万円)を買ってしまいました。
私の場合はDAPやアンプのスパイラルにハマっていないのでまだマシですが、一般層から見れば充分頭のおかしい人に見えるでしょう。実際、自分でもそう思います。
手を出したが最後沼ることはほぼ確定事項。これが最大のデメリットです。
オススメは3万円程度のエントリー価格帯の高級イヤホン
私の個人的なオススメは、3~4万円くらいのエントリーからミドル帯前半の機種です。
その理由としましては、まずこの価格帯なら素直に音のいい機種が多く、まず一般層であれば充分すぎるくらい満足できるであろうこと。
また、貧弱なアンプでも充分な音質を確保できること。
そして最大の理由が、この価格帯が一番「沼る可能性が低い」ことです。
これは私の実体験なのですが、人は一度出した金額以内なら、次に同じ系統のものを買う時もそこまでなら抵抗感なく出してしまいがちです。
なのでミドル帯、つまり5~7万円くらいのイヤホンを買ってしまうと、「もうちょっと出したらハイエンド買えるな」という考えになる可能性が高い。
しかしエントリー価格帯程度なら、流石にハイエンドやミドル帯には抵抗感が生まれるでしょう。そこで止まれる可能性が高いので一番オススメというわけです。
ひとつは持っておきたい、ひとつで留めたい高級イヤホン
普段イヤホンを使って音楽を聴いている人なら、高級イヤホンはひとつは持っておいた方がいいと思います。
本当に音が別物で、本当に音楽を聴くことが心から楽しくなりますからね。
そして高級イヤホンはひとつに留めることを心がけましょう。じゃないと、どんどんお金が無くなりイヤホンが増えていくという沼にハマってしまうからです。
「2本だけなら……」この考えがダメ。一度でも誘惑に負けたら沼にハマる覚悟をしておいた方がいいでしょう。元々1000円すら出せず300円のイヤホンを使っていた私がこのザマですからね。普通の人ならもっと酷いことになると思います。
というわけで沼にハマらなそうなイヤホンとアンプのオススメセットを下に載せておきます。
この辺で留まるのが一番幸せかもしれませんね。
それでは。
以上です。
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