CDのリッピングってクソ面倒くさいしそりゃダウンロード配信売れるよねって話

♨の人

-

スポンサーリンク

イヤホンスパイラルの終着点。定価37万円の初代超高級イヤホン、JH Audio Layla Universal fitを買ってしまったのでRosieと比較レビュー

流石に自分でも馬鹿だと思う。はい。3万6000円のAONIC4を買ってからまだ3ヶ月も経っていないのに、遂に2桁万円をイヤホンに溶かしてしまいました。・Shure AONIC4・ifi audio nano idsd BL・JH Audio Rosie・ifi micro idsd BL・JH Audio Layla Universal fitこの3ヶ月で買ったオーディオ関係がこちらです。中古や新品が混じってますが、総額30万普通に超えてます。何が私はオーディオマニアじゃないだ。普通に沼ズブズブやんけ。...


いいイヤホンを買ったこともあって、私は最近CDをたくさん買い漁っています。
量としてはだいたい1ヶ月に1~20枚くらいですかね。

で、最近思ってる事なんですが……CDのリッピングがクソめんどくせえです。


配信サイトはストレスフリー


CDのリッピングとは、CDに保存されているCD-DAデータをWAVに変換してパソコン本体に保存する行為を指します。
一般的に取り込む、落とすなんて言われますね。
これが面倒くさいんですよ。

まず、CDは光ディスクですから、フラッシュメモリ(SD、USB、SSD、eMMC)やHDDなんかに比べるとやはり読み込み速度が遅いです。

なのでシングルCDだとしても微妙な時間がかかる。たった数分程度なんだけども、数分って結構面倒な待ち時間です。
動画とか見て暇を潰そうにもこの程度の時間じゃすぐ終わってしまうし、かと言って何もせず待つにはちと長い。そういう微妙な時間がかかるのがまずイヤです。

そして、CD1枚ならまだいいです。しかし、CDが3枚とか4枚とかになってくると、CDを入れ替える手間もかかります。CDを入れ替えて、微妙な時間待って、CDを入れ替えて……正直かなり面倒くさい。
さらにCD1枚につき1ファイルなので、フォルダの整理というものも行わなければなりません。

これが配信サイトならどうでしょうか?欲しい曲を買って、あとはライブラリから一括でダウンロードするだけ。なんと楽なことか。




CDはスマホに入れるのがめんどくさい


音楽データは取り込んで終わりじゃありません。今や大抵の人はスマートフォンで音楽を聴いていますよね?私もその中のひとり。なので取り込んだデータをスマホに移動させなければなりません。

これも面倒。

まず配信ならスマホで購入してスマホに直でダウンロードできるので、この時点で接続して移動させなければならないCDより楽です。

しかし、これだけの差ならまだ良い方です。問題は、CDのデータを圧縮する場合です。

CD無圧縮のWAVデータは、一曲で50MBを超えます。
もちろん無圧縮なので音質的には優れていますが、普通の人はそもそも音質にこだわりませんしスマホに入れる時は圧縮するでしょう。だいたいオーソドックスなMP3の192kbpsなら7~8MB、高音質なAAC320kbpsでも12MBくらいです。

で、圧縮するためには圧縮するソフトが必要です。取り込んだWAVファイルをドラッグアンドドロップして、エンコード完了まで待って……これをCD事に繰り替えす。そしてそれが終わったらPCとスマホをUSB接続して、データを移動させる。はっきり言ってクソめんどい。

これが配信だったら、最初からAACになってますから楽です。私が普段使ってるレコチョクならビットレートも320kbpsと128kbpsで選べますし、大抵のところは選べるでしょう。

さらに言うと、配信で購入したデータってアーティスト名からアルバム名、ジャケット画像まで既にカスタマイズされたものになってるから、その点でも配信の方が上。
さらに言うと安い。CDがだいたいシングルで1000円超えるのに対して配信は一曲250円程度。ハイレゾでも500円くらいでしょ。
(B面とかオリジナルカラオケみたいなのまで全部買うと同じくらいの値段になるけど)
もっと言うと今はパソコンが無い家庭やCDプレイヤーのない家庭も別に珍しくないし、そもそもCDというのがレガシーなのね。





CDは買ってから到達まで待たなきゃいけないのが嫌


配信は買った瞬間からすぐ聞けるんですが、CDだとそうもいかないのもデメリットのひとつ。
CD屋で買ったとしても家に持って帰ってリッピングしてスマホに取り込まなきゃ聞けないし、通販とかだと買っても届くのは早くても1日、遅いと3日くらいふつうで待たなきゃならないでしょ。
対する配信はその場でワンクリックで購入、ワンクリックでダウンロード。
オマケに安いと来たらそりゃまあ余程の思い入れでもない限り配信買うよね普通は。




CDは場所を取る。配信は置き場に困らない


やっぱり本とかCDって物として存在すると場所を取るんですよ。
特に日本のウサギ小屋と収集家の相性は最悪です。

今の3~40代の方なんて大量のCDが押し入れの中にあるような人も多いのではないでしょうか。所有していたけど売ったり処分したりした人を合わせれば割合はもっと増えるでしょう。

これが配信だったらどうでしょうか?
データは場所を取りません。取るとしても、スマホサイズのHDDやSSDひとつで何全曲も何万曲も収納できます。更に言うと、ダウンロード販売はサーバー自体にデータが保存されており、それをダウンロードする権利を購入しているようなものです。ですから、購入したアカウントさえあればサービスが終了しない限り消えても消しても何度でもダウンロードできます。

私はCDを集めること自体も好きなタイプなので所有欲が小さいダウンロード販売はあまり好きではありませんが、CDの置き場に悩むというような人にとってはこれは大きなメリットでしょう。




リッピングしてすぐメルカリとかヤフオクで売る賢い人


いちばん賢いのはCDを新品で買って、リッピングして、メルカリとかヤフオクで美品として直ぐに売ることでしょうかね。
中古相場より安く店で売るより高い値段。だいたい50%から60%くらいで売れば一番安く曲のデータを入手できます。
場所も取らないし配信より安く曲が手に入る。今のところ一番得しているのはこのタイプの人たちです。

まあ私は前述の通りCDを所有することに愉悦を覚えているタイプの人間ですから、この系統の人とは相容れないでしょうが。
あと倫理的にどうなのかという声もあるかもしれませんが、法律は犯してないのでなんとも言えませんよ。





CDを買うメリット


CDを買う1番のメリットは、やはり無圧縮データが手に入ることでしょうか。
ハイレゾ音源でもない限り世の中の配信サイトの音源はだいたい最高でもAAC320kbpsですから、やはりCD無圧縮のWAVと比較すると数値上のスペックは劣ります。

正直なところプラシーボ抜きでAAC320kbpsとWAVを明確に区別できる人がこの世に何人いるのか疑問ですが、ヤフコメとかを見るとやはりCD=音質がいいという考えの人が多いみたいです。
(配信サイトによっては標準音質となっているAAC128kbpsとWAVなら後者の方が音質は全然いいです)


2つ目のメリットとして、CDはそれ自体に価値があるということです。
わかりやすく言うと売ることができます。

ダウンロード販売はあくまでも曲のデータをダウンロードする権利を買っているだけなので、それ自体を売ることはできません。なので飽きたりしても中古で売れないというわけです。


3つ目のメリットはやはり所有欲を満たしてくれるというところでしょう。
1度リッピングしてしまえば曲を聴くのにCDは必要ありません。CDなんて棚やケースに直して終わりでしょう。
しかし、それでも私みたいな人間はそれを所有しているという感覚が欲しくてCDを買うのです。
まあこれはオタク・マニア的なタイプの人間の性ですね。





リッピングを楽にする方法


CDを複数枚同時にリッピングする方法

クラシックの大全集CD(バッハ160枚、モーツァルト170枚)をリッピングして保存しておくことにしたのですが、取り込みに1枚15分と時間がかかる。そこで複数枚のCDを同時リッピングできないのか調べていたら、意外と簡単にできる!使用したソフト


こんなソフトがあるらしい。

まあ普通に考えてDVDドライブそんなに何個も持ってねーよってなるし実用的かって言うと微妙だけど。
M-DISC非対応品なら2000円くらいで買えるけど、そこまでしてまで……って人の方が多いんじゃないですかねやっぱり。




あとがき的な


正直、今のCDはもはやファン向けのコレクターアイテムの1種です。テレビで流れてて気になった曲を聞くためにCDを買う、なんて時代はもうとっくに終わりました。

というか今はもはやダウンロード販売すらちょっと古いですからね。AmazonMusicとかSpotifyみたいな定額配信、いわゆるサブスクが主流になってます。

今後は大衆音楽はダウンロード販売すら売れなくなりそうですね。
というかこの記事脱線しすぎ。

以上です。
ブログパーツ
関連記事

スポンサーリンク