USBケーブルで音質は変わるとかオカルトだろ。って思ってたけど比較したら明らかに差を感じてしまい困惑。CableCreation レビュー

♨の人

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USBケーブルで音質が変わるなんて、私はどう考えてもオカルトだと考えてました。

というのも調べてみると最もらしい理論は沢山出てくるのですが、実際のデータが存在しないからです。
(データデータうっせえわと思われるかもしれないが、データを示さないものを信用するとすぐ騙されるのがオーディオなので)

私はオーディオにおけるオカルトが嫌いで、少しでもオカルトの毛があるものは否定から入り、根拠がなければ信用せず常にオカルトである根拠を探し続けるくらいにはオーディオオカルト否定過激派です。

なので適当に百円均一で見繕ったOTGケーブルとUSB延長ケーブルでmicro idsd BLにスマホを接続したり、これまた百均のUSBケーブルでパソコンと接続したりしていました。

しかし、私が普段愛読しているオーディオレビューサイト、Sandal audioのこの記事にて、USBケーブルにて音質が変わるとの記載があったのです。

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そこらの有象無象ならともかく、おそらく日本のオーディオレビュアーの中ではプロアマ問わず知識量、経験ともにトップクラスのSandal氏が、USBケーブルで音が変わる理由を理論的に説明しているのです。

実際に家電量販店などでいくつか「USB延長ケーブル」というのを買ってみました。どれも問題なく使えたのですが、意外と音質に差が出るので驚きました。USBケーブルによって音質が変わるというのはデジタルデータそのものよりも、バスパワー電源のリップルなどがデバイスの回路に乗ってしまうという要素が強いです。どんなにケーブルが良くてもPC側の電源リップルが酷いとどうしようもないのですが、少なくともある程度まともなケーブルにしておいたほうが、精神衛生上安心して音楽が楽しめます。

ある程度まともなUSBケーブルを使うと音質差のようなものは全く感じられなくなるのですが、なぜかフラットケーブルみたいな形状の安いケーブルを使った場合には解像感の悪い濁った音質になったため、びっくりしました。



これを読むに、流石に百円均一のケーブルではまずい。そう思って、Amazonにてある程度まともな処理が成されているであろうオーディオ用のUSBケーブルを購入してみました。







高級感のあるしっかりしたケーブル。個人的にはおすすめ



パッケージは簡素ですね。

今回はあんまり長くても鬱陶しいので30cmを購入しました。Amazonで売ってるノイズシールドケーブルはだいたい短くても50cmなので、この長さは珍しいです。


質感は非常にいいです。ケーブルは非常にしっかりとした編み込みシールドがされており、コネクタはガンメタのアルマイトです。プラグはブラスト加工した後に金メッキされており、商品写真より非常に高級感があります。


ちなみにCable Creationという会社は中国広東省の会社で、全世界展開しているそこそこ信頼のおけるメーカーのようです。レビューもこの手の製品にしてはかなり多いのでまあよく分からないものを買うよりはいいでしょう。




パソコンにて、百円均一のUSBケーブルと比較。音が変わってしまった


とりあえず、いつも使ってるUSBケーブルで聞いてみました。イヤホンはLayla Universal fitです。



・百均 USBケーブル
……まあ、普通の感じですね。普通にいつも聞いてる良質な音です。




・CableCreation オーディオ用USBケーブル
ん?
変わってる気がするんだけどなんで?

……流石に気の所為でしょ。



・百均 USBケーブル
はいはいなるほどね。



・CableCreation オーディオ用USBケーブル
かなり微妙だけど確実に変わってる……
認めたくないんだけど俺の耳には変わってるように聞こえてしまう。

私はオカルトが大嫌いなので何度も何度も聴き比べてみましたが、何度聴き比べてもほんの少し違うような気がしてしまうのですよ。

もちろん変化度合いは本当に微妙なのですが、一度高域が気になるとどうしても百均のケーブルだと金物の鳴りが伸び切ってないような印象がしてしまいます。またCableCreationのUSBケーブルだと中域の鳴り方も変わって、ヴォーカル帯域の分離が少しだけ良くなり、それにより音に奥行きが出ています。

基本こういうのって比較してるうちに両者の違いがわからなくなってくるのが普通だと思うんですが、なんか今回はむしろ比較すればするほど違いが大きくなったように感じてしまいます。曲の同じ場所を差し替えながら何回も何回も再生してるんですけど、何度比較しても気の所為にできない。やっぱ音が違うように聞こえてしまう。

これはプラシーボなのか?それとも事実なのか?私の駄耳では判断がつきません。むしろ認めてしまった方が楽な気がしてきました。これはオカルトに騙される人の気持ちがなんとなく分かります。認めちゃった方が楽だし、そもそも普通の人は自分の耳を疑わないしね。

ただ、ほんとに些細な差をバイアスで増幅させているという可能性が捨てきれません。回数を減る度に音の変化に敏感になって行ったのはそれが原因かもしれないです。
しかし、はっきりと音の差を感じてしまいました。これは認めざるを得ないです。USBケーブルで音は変化しました。





PCの電源ノイズを考慮してスマホでも鳴らしてみる


上の検証で使った環境は、アダプター接続ノートPC→BUFFALOのセルフパワーUSBハブ→百均ケーブル→micro idsd BLです。

こんだけいろいろやってると、環境によってノイズが乗っていて、それが原因で音が変わっている可能性もあります。なのでそれを確かめるためバッテリー駆動のスマートフォンでも再生してみました。

ちなみに、百均のOTGケーブルにCableCreationのケーブルを繋いで再生してみたところ、音が全く出ません。スマホ本体にアンプが認識されていないようです。

おかしいなと思って家に転がってたバッファローの適当なOTGケーブルに変えたら、あっさりと認識されました。


これは百均のOTGケーブルがUSB3.0に対応してないのか、それともスマホ側の認識の問題なのか謎なのですが、相性問題があるようです。

というわけでせっかくなので機材を変えて確認してみましょう。micro idsd BLとFOSTEX T60RPです。



ぶっちゃけFOSTEX T60RPはHP-A4BLにバランス接続した方が断然好みの音なのですが、何となく目に入ったのがこの機種なのでセレクトしました。



・百均ケーブル
Laylaの後だと高域が少し刺さりますが、音の傾向はすごく似てます。音のつぶの大きさは似ているのですが、こちらはLaylaよりも更に音の輪郭をガッツリ描写して押し出してきている感じでしょうか。



・CableCreation オーディオ用USBケーブル
やっぱ違って聞こえるんですが……なにこれ、気持ちわる、ハハ。
ヴォーカル帯域がクリアになるというか、明らかに分離が良くなってるんですよ。これでも私相当疑ってかかってるんですよ?なのに何故こんなにも差を感じてしまうのか不思議でなりません。



・百均ケーブル
やっぱ違って聞こえる……ヴォーカルの奥行きが少しのっぺりとする。外来ノイズ?それともスマホの基盤からのノイズですかね?
でもそれを抑制するためのポタアンを繋いでいるのにここまで露骨に差が出るものなのでしょうか。




・CableCreation オーディオ用USBケーブル
もうダメだ。違うようにしか聞こえねぇ。ここまでバイアスに惑わされてしまうともう冷静な判断は無理ですね。違うようにしか聞こえません。





最早これだけ違いがあるものをプラシーボと切り捨てられる自信はない


・百均ケーブル
曲を変えてみました。ギターが鋭いハードロックです。ちょっとエッジが立ってるけどやはりいい音がしますね。




CableCreation オーディオ用USBケーブル。
もうダメです。まるで違うようにしか聞こえません。上でも書いたような気がしますが、音の立体感がまるで違うんですよ。



・百均ケーブル
ここまで来るともうダメですね。バイアスもあるのでしょうが、どうも音が濁って聞こえてしまいます。



CableCreation オーディオ用USBケーブル。
やはり明らかに音の空間が立体的になっています。ブラインドで当てられる自信は流石にないですけれど、比較すると違いは明らかにあります。まさかUSBケーブルで音が変わるなんてそんなバカげた話が実在するとは思いませんでした。ハハ、もうどうでもいいや。fu〇k。






デジタルケーブルで音が変わらないというのは嘘だった。ノイズの影響恐るべし


今回の比較結果は、オーディオオカルト否定派としてはちょっと認めがたいものとなりました。まさかノイズの少ないバッテリー駆動のスマートフォンですらここまで音が変わるなんて思いもしなかったので。しかもデジタルケーブルで。

まあ最初からSandal氏が言うのならそうなのだろう、くらいには思っていたのですが、あの人は沼どころかマリアナ海溝レベルのマニアなので、私のような駄耳で感じられるのはせいぜい気の所為レベルかなと思っていたらここまで露骨な差が出てしまうとは。






安物でもいいからノイズシールドUSBケーブルは買え。あとオススメはifi OTGケーブル


結論としては、百均とか数百円から1000円ほどのサプライ品USBケーブルはノイズの影響を受けやすいので、安物でもいいからオーディオに使うならノイズシールドのきちんとしたケーブルを使いましょう。音質が明らかに変化します。
(百均のUSBケーブルを剥いたことがありますが、内部は極薄のアルミ箔でしかシールドされておらずノイズには極めて弱いと思われます)

しかし、音質の変化はUSBケーブルのノイズシールドがきちんと成された時点で終わるので、無酸素銅銀メッキクライオ処理で電装ロスがうんたらみたいな高級品はオカルトです。そういうものを買う価値は全く無いので注意してください。

ちなみに企業なのに個人のブログみたいな記事を書くことで有名(私の中で)なプロケーブルはオーディオ用の高級なUSBケーブルにブチ切れてるみたいですね。
PCオーディオ(聖域・パソコンオーディオ)まで汚染されてきたのか!

このメーカーはテンション自体はよくある他のオカルトケーブルメーカーと同じなのですが、言ってることがめちゃくちゃオカルト否定派で面白いです。ハイレゾを信用するなとか、無酸素銅4N以上のケーブルはゴミだから今すぐ捨てろとか、淡々ととんでもないことを書くものですから初見は笑いそうになりました。

ただ、チンケなオカルトケーブルを高値で売り付けてるゴミメーカーの被害者を救わんとするプロケーブルのスタイルは好きなので個人的には頑張って欲しいです。見てるとたまに「いやいやそれはどうなの?」って記述もありますが、オカルトに騙されるような層を相手にした商売ならこのくらい強気でないとダメなのでしょう。うん、そう思うことにしましょう。

個人的な私のおすすめは今回紹介したCableCreationのUSBケーブルですが、他にはmicro idsdシリーズに使うならifiのOTGケーブルがオススメです。少々高いですが品質は折り紙付きだと思うので。



ちなみに、裏話として今回間違えて一緒にELECOMのオーディオ用microUSBケーブルを買ってしまいました。使い道無いです。金ドブです。悲しい。



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