♨の人のオーディオ事情。イヤホンスパイラル、レビューや比較方法、使った金額など赤裸々に適当に
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そろそろ私がポータブルオーディオを楽しみ始めて半年が経過した頃なので、とりあえずこれまでのことを整理するために適当に思ってることを殴り書きしていこうと思います。
オーディオマニアと音楽好きの違い。使ったお金は関係ないんじゃないかな
私の中でのオーディオマニアというのは、些細な音質の差のためにイヤーピースやUSBケーブルにお金を出したり、使い分けるためにイヤホンやヘッドホンを幾つも所有するような人だと思っています。
なので例え使った総額が5万円とかその程度でも、イヤピやケーブルなど些細な差を聴き比べて自分のシステムの向上に労力を費やしていたり、3~4個のイヤホンやヘッドホンを音の違いで選んで使い分たりしているのであればそれは立派なオーディオマニアでしょう。
逆にいくら高額なイヤホンやヘッドホンを持っていても、他の機種を買い足したり、些細な部分に拘らないならそれはただのこだわりの強い音楽好きだと思います。例えばShure SE846やSENNHEISER HD800Sなんかは一般的には超高級なハイエンド機種ですが、これらはスタンダードゆえ規模の大きな電気屋とかにも置いてあるので、音楽を高音質で聴くために奮発して買った、という人は結構いるでしょう。
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でも、ただ音楽を高音質で聞きたいという欲求を満たすために買ったのであれば、それは言うなればオーディオマニアではなくオーディオ好きの音楽マニアだと思います。
あと、色んな機種を見境なしに買いまくっているのはオーディオマニアというよりは集めるのが目的のオーディオコレクターというのが適切でしょう。
(中華イヤホン好きとかに多い印象です)
コレクターとオーディオマニアの境界線も曖昧なのですが、私としては使い分けをきちんとしているか否か、がひとつの指標になると思います。
ちなみにオーディオマニアはオーディオコレクターに当てはまりませんが、オーディオコレクターはオーディオマニアに当てはまります。
使用した金額はまあまあ。個人的にはかなり節約したと思う
私はかつてダイソーの300円イヤホンを愛用しており、イヤホンなぞ2000円でも高く1万円なんて馬鹿げた値段をイヤホン如きに出す人間が信じられず、10万20万など心酔しきったオカルトマニアのためのものだと考えて嫌悪感すら持っていました。
そんな私ですが、流行っていたので試しにという理由で1万円のTWS、MS-TW21を購入してからと言うものの、高音質で音楽を聴くということの楽しさにわからせられてしまい、そこからオーディオの沼に足を踏み入れてしまいました。
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最初に買った高級イヤホンはShure AONIC4という36000円程度のものです。
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価格:35670円
(価格は2021年3月13日 午前0時00分の情報です)
次にポタアンのnano idsd BLを購入しました。こちらは29000円くらいだった気がします。
ここで止まっていれば良かったものを、これで最後、これで最後と言いつつ結局今に至るわけです。
で、これまでに使用した金額はざっと計算してみたところだいたい45万円くらいでした。自分の感覚では30万くらいかなと思っていたのですが、気付けば思ったより使っていたようです。
しかしオーディオに興味関心のない人からするとかなり散財しているようにも見えるかもしれませんが、ポータブルオーディオ界隈の基準で言うなら私の使用額は普通もいい所です。だいたい一般的なハイエンドイヤホンとハイエンドDAPを合わせて買えば30~40万は軽く超えるので、私はむしろ色々楽しんでこの値段で済ませられているので倹約家とすら言えるかもしれません。
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また色々購入してきましたが、個人的に後悔しているのはすぐに上位機種を買い足してしまったnano idsd BL、初めて買ったAONIC4くらいなので、失敗も今のところほぼしていないです。
さらに私の場合スーパーの閉店間際の半額シールを求める主婦が如くとにかくコスパを重視してきたので、所有する機種の定価総額は90万円近くです。そう考えると私はかなり安価にオーディオという趣味を楽しんでいると言えるでしょう。いわゆる貧民のためのプア・オーディオというやつです。
私はこんな感じで人よりずっと安価にオーディオを楽しんでますから、ずっとオーディオマニアやオーオタを自称することはありませんでした。
しかし、流石にそろそろおまいう状態になってきたので、ここ最近は自分のことをプア・オーディオマニア、つまり金のないオーオタと呼ぶことにしています。
もうオーディオに大金を使うことは多分ない。イヤホンスパイラルやヘッドホンスパイラルを抜ける方法
私はもう今のところ所有する機器でほぼ欲求は満たせています。なので、今後はオーディオに使用するお金は年間10万円以下になるはずです。
オーディオに回すお金があるなら、音楽CDなどに使いたいですね。
勿論上でも書いたように今まで買う度に”これで終わり”などと言いつつこの有様なので、絶対とは言えません。しかし、流石に何も知らず何も所有していなかった過去とは違うので、ぶっちゃけると今はそこまで欲しいものがないのです。つまり、イヤホンスパイラルやヘッドホンスパイラルをもう既に抜けているのです。
イヤホンスパイラルやヘッドホンスパイラルを抜けるためには、自分の中での頂点を探すより、とりあえず評判のいい機種を沢山聞いて、自分の中で好みだった系統違いの機種をいくつか所有するのがオススメです。
もちろんそれぞれのメーカーはしのぎを削っていますから、機種により音は全く違います。しかし、系統の似ている音というのは確実に存在します。
なので、系統違いの機種を沢山所有して普段から色々使い分けていれば、視聴した際のギャップによる衝動買いを抑える役目を果たしてくれるというわけです。
そもそもの話、例えどれだけ好きな音のイヤホンやヘッドホンであっても、それ一つだけずっと聴いてるとそれが普通になってくるので飽きてきてしまいます。で、他の機種を視聴した際に普段と違う新鮮な刺激に脳が錯乱して物欲に負けて買い足してしまう。これがイヤホンスパイラルの最大の原因なんじゃないかなと思います。
(視聴無しで買う人とか、同じメーカーでアップグレードしていくような人は別として)
なので、系統の違う機種をいくつか所有しておけばあれも欲しい、これも欲しいという物欲はかなり収まるはずです。あくまでも収まるだけですが。
今欲しいイヤホン
今のところ私が買う気のあるイヤホンは、Campfire AudioのANDROMEDA 2020のみです。
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定番の人気機種のマイナーチェンジ品ゆえ現状だと普通に高いので、1~2年経って、中古相場が6万円くらいまで落ちたら買おうかなと思っています。
欲しいイヤホンとしては他にもJVC Victorの HA-FW10000、EMPIRE EARS Legend X Japan Goldなどいくつか挙げられますが、それらは今の手持ちの組み合わせで同じ方向性の良質な音が聞けるので、買う気はなくあくまでも欲しいだけといった感じです。
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今私がこれらの機種を買い足すようなことがあれば、それは言うなればメーカー違いの同じ調味料を気分によって使い分けるために両方買うとかそのレベルです。
(例えばキッコーマンの醤油とヤマサの醤油を気分で両方使い分けるために買うという感じです)
私の場合、それなら既に持っている醤油より、まだ所有していない味噌とかの全く違う系統の機種にお金を使いたい。手持ちのどの機種とも被らない個性的な音。それが私の場合Campfire AudioのANDROMEDA 2020だったわけですね。
個人的なオーディオのためのこだわりとか
私はDAPを所有していないので、基本的に音楽はスマホやPCをアンプに接続して聞いています。

PCには、BUFFALO製のセルフパワーUSB3.0ハブを接続して、そこにAmazonにて購入したノイズシールドがきちんと成された1mのUSBケーブルを接続しています。micro idsd BLをそこに差して充電&音楽伝送して使っています。
USBケーブルはデジタルケーブルなのでケーブルによる音の差は存在しないのですが、シールドがきちんと成されていないとノイズの混入により接続したアナログ機器の音質が変化してしまいます。
(他にも内部のデータ線と電源線の分離がきちんとなされているか、などの問題もあります)
私が使用しているのは中国製の安価なケーブルですが、見た目も好みで音も百均のケーブルと比較した際明確に差を感じられたので気に入っています。
しかしながら、ぶっちゃけると百均のケーブルとシールドケーブルの比較ですら相当小さな差ではあるので、普通に電気屋で売ってるまともなケーブルから変えて音質差が現れるかはわかりません。なのでUSBケーブルなど適当にちゃんとしてるやつの中から見た目で選ぶといいと思います。

スマートフォンと接続する際は、OTGケーブルに同メーカーの30cmのUSBケーブルを接続して使っています。OTGケーブルはノイズシールドもなにもしていないBUFFALOの安いパソコンサプライ品なので、効果のあるなしはさておき気分的にフェライトコアを取り付けています。
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因みにフェライトコアはサイズ違いのセットを買うのがオススメです。小さいヤツだと家電のケーブルとかは太くてハマらないですし、逆に大きいやつはACアダプターとかの細いケーブルには付かないので


FOSTEX HP-A4BLは常にPCとUSBケーブルで接続しています。使っているUSBケーブルは付属のものですが、きちんとノイズシールドのされているであろうケーブルなのでこれは取り替える気はありません。

ケーブルの中の銀色のは多分こういうやつです

FX-AUDIO TUBE-01Jは、HP-A4BLからRCAケーブルで接続して、出力ポートにRCA-3.5mmステレオジャックケーブルを差し込んでいます。使う時だけHP-A4BLのRCA出力ボタンをONにして、micro idsd BLに3.5mmライン入力します。

RCAケーブルはmicro idsd BLに付属していたものですが、いずれMOGAMI 2534 RCAケーブルに取り替えるつもりです。
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価格:1970円
(価格は2021年3月10日 午前0時00分の情報です)
RCA-3.5mmケーブルはAmazonで買った安い上のを使っていますが、ステンレスのプラグがずっしりとした質感で差し込み具合もちょうどよく品質的には満足しています。
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他にPCのノイズ発生源のACアダプターや、USBハブ、アンプのACアダプターなどには一応フェライトコアを取り付けています。気分的なものなので比較もしてないですし今のところ音質の差は全くと言っていいほど何も感じませんが、安い出費なので無いよりはまあ精神衛生的にマシだろうという考えです。
(1個100円くらいです)
そのうちテレビとか電子レンジとかのもっと大きなノイズ源となる家電のケーブルにもフェライトコアを取り付けるつもりです。効果のほどは期待していませんが、ないよりはマシだろう、という考えです。
あとはオーディオ用の電源タップの導入も検討しています。安いのだと5000円くらいから高いやつだと2万円くらいのまあそこそこの代物です。
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今のところノイズに関しては全く認識していませんが、もしかしたら認識できないほどの微細なノイズでも音が変わるかもしれないので(USBケーブルの時がそうだったので)、安価なものなら5~8000円程度の出費ですし前向きに考えています。
……まあメインがポタアンなのでぶっちゃけほとんどの場面で電源ノイズは関係ないんですけどね。
オーディオ機器、ヘッドホンなど
因みに5VのUSB出力で動く製品に限られるのですが、モバイルバッテリーを電源として使用すると電源ノイズがかなり少なくていいらしいですよ。
普段使ってるイヤホンやヘッドホン
私が一番使うことの多い機種は、やはり愛着のあるJH Audio Layla Universal fit+micro idsd BLの組み合わせです。
低音調整は1時で、イヤーピースはAZLA SednaEarfit XELASTECのSSサイズを装置しています。
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やはりLaylaの音は非常に安心するというか、万能なサウンドだと思います。とにかく全体域のまとまりが良くオールジャンルに使えて、音も鋭くないのに解像度の不足とかそういうのを全く感じない。とりあえずこれ、という私の中のリファレンス的な立ち位置のイヤホンになっています。

JH AudioのRosieは低音が得意なイヤホンなので、もう少し刺激的というか、重たい低音がヴンヴン言うような音を聞きたい時に使っています。
ただ、Rosie本体の低音調整は低めの12時にして、micro idsd BLのXBassで超低音域をブーストしています。
これは何故かと言うと、EMPIRE EARS Legend Xの音になるべく近づけるにはどうすればいいかと試行錯誤した結果これがベストだったからです。
上でも書きましたが、私はEMPIRE EARS Legend Xの音をかなり気に入っています。超低音域から低音域がかなり分厚く沈み込むような、それでいて中高音域に全く干渉しない非常に面白い個性のあるサウンドのイヤホンです。
もはやドンシャリを超えた「ズドンシャリ」イヤホンなのでこれ一本でオールジャンル聴けるような機種では無いですが、少なくともロックとかEDMとかの低音が重要な音楽を聴く人からしたら絶対に欲しくなるイヤホンのひとつだと思います。
Legend Xの低音は数あるハイエンドイヤホンの中でも本当に頭一つ抜けていて、最初はRosieの低音をMAXにしたら同じような音が出せるのでは?と思ったのですが、SIREN SERIESの半固定抵抗は低音用BAドライバの音量を変化させているだけなので、いくらブーストしようとも極低域より中音域に近い普通の低域がブーストされてしまいます。それにより高域や中域がマスクされたブーミーな音色になってしまうので、Legend Xのような整理されたハイブリッド系の音とはかなり乖離してしまいました。
(それがJH Audioの個性といえばそうなのかもしれませんが)
しかしRosieは低音の質自体はかなりいいイヤホンなので、極低域をブーストするXBassと組み合わせたらどうか?ということで色々試してみました。
でベストだったのが上の構成です。低音調整は低めの12時の状態にして、micro idsd BLのXBassで中域に干渉しない超低域を持ち上げる。低音が不足することも無く、中音域の曇りも感じられない良質なバランス。これでLegend Xに近しいような、とにかく深い低音を楽しめる構成が出来上がりました。
(ただ、低域MAX+XBassはバランス的には完全に崩壊しておりアレな音なのですが、とにかく訳分からないくらい凄かったです)
これは予想なのですが、恐らくデュアル対向DDを4機、BAを8機搭載したJH Audioの新作CIEM、JoleneはこれまでのJHの音作りを踏まえつつ、低域がLegendXに近しいようなサウンドになっているのではないでしょうか。
【きいてみた】『デュアル対向4DD+8BA』のJH Audio新作カスタムIEM『Jolene(ジョリーン)』を国内最速レビュー!
どもっ!!e☆イヤホンのたっくんです! 突如、JH AudioのInstaglamで発表された謎のティザー画像。 現地時間3/5 PM12:00に商品情報が解禁となりました。日本時間で
レビューを見る限りも超低域の再生能力がLaylaより向上しているらしいので、何となくそんな気がします。
ただ高域の主張は控えめらしいので、Legend Xのように地を這うような低音と同時に高音域もバリバリ出る、ということはないのかもしれません。ただ、Roxanne AionはLayla AionとかRosieなんかと比較するとかなり高域が強く出るサウンドだったので、低音調整ダイアルの使い方次第では同じような系統のサウンドにできるかもしれませんね。
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私が初めて買った高級イヤホンであるShure AONIC4はもう使うことはほぼないのですが、このイヤホンはSE215SPEにBAドライバーの繊細な音を合わせたようなリファレンスにもってこいの音質のイヤホンなので、一応売らずに手元に置いてあります。
このイヤホンにiBasso Audio CF01を付けて高音質TWSを作ろうかとも考えたことがあるのですが、試しにこのイヤホンをスマホ直挿しで外出先で使ってみたところ、やはり音的に満足いかなかったのでやめました。
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私の場合SONY WH-1000XM4とかも音的にはまるで満足出来なかったので、結局外出先で高音質で音楽を聴くのは諦めてずっとMS-TW21を使い続けています。そのうちバッテリーがヘタりでもしたらノイキャン付きの安いTWSに買い換えるつもりです。
もしくはShure AONIC4もイヤピの相性が悪い説があるので、今後トリプルフランジとか試してみようかなと思ってます。
あとは一応私が所有する唯一のMMCXイヤホンなので、リケーブルとかを試すならこいつになると思います。
ヘッドホンはT5P 2ndが使用頻度が高いです。密閉型ではあるのですが、音場も自然で広く、尚且つ篭ったような印象のない綺麗なサウンドです。
イヤホンでは味わえぬ圧倒的に自然かつ広い音場と、圧倒的に美しく響き、尚且つ耳元で囁くようなヴォーカルの近さが気に入っています。
ただ、低音域がかなり少なめなサウンドなので、私が普段聞くような曲だと少々高音過多というか軽いサウンドに感じます。なので、普段はmicro idsd BLのXBassを常時onにして使用しています。
持ち上がるのは超低音域のみなので低音がズンズン出てサウンドイメージがガラッと変わってしまうようなことも無く、T5P 2ndの音はそのままに空間を伝う超低音域の震えが体内の奥深くに響くような中毒性のある音に変化するので気に入っている組み合わせです。
FOSTEX T60RPは3万円というとても安価な製品ながら、十万円を超えるようなハイエンドイヤホン・ヘッドホンに引けを取らないような非常に素晴らしいヘッドホンでこれも気に入っています。
まるで多ドラのIEMをそのままヘッドホンにしたような、カラっとした粒子的なサウンドが特徴の平面駆動型ヘッドホンです。
特に音の立ち上がりから減衰までの速さと定位の正確性は驚異的で、正直この分野ならばT5P 2ndやLayla Universal fitですら足元にも及びません。どんな音楽でも聞ける、まさに真の意味でオールマイティな名器だと思います。
イヤホンなので例として出すのは適切では無いかもしれませんが、Final A8000の音が好きならこのヘッドホンも気に入るはずです。
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ただ、このヘッドホンは私の所有する環境だと据え置きバランス駆動アンプのHP-A4BLで一番輝くのですが、HP-A4BLはパソコンに繋がないとダメなので、やはりちょっと音楽を聞くくらいの用途ならスマホ+ポタアンで鳴らせるT5P 2ndを使ってしまいますね。
しかし本当に定位感に関しては気持ち悪いくらい優れているので、音源をじっくり真面目に聞き込む用途としてチョイスするのはこのヘッドホンが多いです。また、普段聞き慣れた曲でもこのヘッドホンで聞くと新たな発見というかいつもと違う感覚を味わえるので音源の情報を真面目に聞き込む用途なら1番使うことの多いヘッドホンかも知れません。
イヤーピースについて

私が所有するJH AudioのLaylaは、ノズルが非常に長い特殊な形状をしています。わかりやすく言うなら、Shureのイヤホンのノズルを太くして長くしたようなデザインです。
なのでどんなイヤピを使用してもノズルの先とツライチになるので、最初は密着感が一番良好なJH純正のLLサイズを使用していました。
しかし、装着感自体は良好でも装着深度があまりにも浅すぎたために外耳道共鳴のピークが悪さをしていたようで、中低音域に籠り、超高音域に歪みのようなものが発生していて、音質は今と比較するとかなり劣化していたと思います。
(それでも十分すぎるほどにいい音でしたが)
その後Final EタイプのSサイズを装着し無理やり耳の穴の奥深くに押し込むことで音質はかなり良好になったのですが、今度は装着感が酷く悪化しました。
(Final Eタイプはそもそも軸が硬いので無理やり押し込むのには向いていない)
そこで購入したのがAZLA SednaEarfit XELASTECです。
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このイヤーピースは全体が非常に柔らかいゲルのような熱可塑性エラストマーという素材でできており、耳の穴の奥深くに押し込んでも痛みが全くありません。
それどころか体温で耳の穴に合わせて形状が徐々に変化していくので、Laylaと合わせるとまるでカスタムIEMのような良好な深い装着感と、ポテンシャルを最大限引き出した私好みのダイレクトなサウンドを両立できるようになります。

ちなみに同じSIREN SERIESのRosieも元はFinal EタイプのMサイズを付けていたのですが、こちらもXELASTECにすることでとても深く挿入でき音が立体的になりました。
(Final EタイプのMサイズでも、シェルを外から強く押しつけると同じような音になります。逆にXELASTECのSSサイズでは押してもほとんど違いが出ません。挿入深度と角度による音の違いを図るにはこれが一番わかりやすいです)
SednaEarfit XELASTECはTHE SIREN SERIESには最高かつ最良のイヤーピースのひとつだと思います。お値段は多少高めですが、コンプライみたいにすぐダメになるということもないので文句無しにオススメですよ。
アンプについて
私はアンプやDAPには個人的にあまり興味が無いので、多機能かつ高音質なifi audio micro idsd BLをずっと愛用していますし、これからも使い続けるつもりです。
バッテリーがヘタったらmicro idsd signature、もしくは出たとしたら後継機のmicro idsdに買い換えようと思っています。なんにせよ数年後ですね。
ただ、micro idsd signatureはアナログ入力がないのが痛いので、その時は据え置きアナログアンプZEN CANも一緒に買おうかなと思っています。
(理由については後述します)
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他に所有しているのは据え置きバランスアンプのエントリー機種であるFOSTEX HP-A4BL、あとはAmazonで買った激安真空管プリアンプのFX-AUDIO TUBE-01Jです。nano idsd BLはあまりにも使わなさすぎたので、今はeイヤホン秋葉原店の店頭かもしくは別の持ち主の元で宜しくやってるはずです。

HP-A4BLは音自体はまあ悪くは無く据え置きアンプなので出力もそこそこ高いのですが、比較した際micro idsd BLの音の方が好みでしたし、利便性の観点から使用頻度はあまり高くなくFOSTEX T60RPのバランス接続専用アンプと化しています。
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T5P 2ndのバランスケーブルを購入すれば使用頻度も今よりは断然高くなると思うのですが、今のところこのアンプのために何万もお金を出す気はありません。私自体がバランス接続にそこまで興味が無いというのもありますが。でもXLR4pinを4.4mmバランスとかに変換するケーブルは興味あります。
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FX-AUDIO TUBE-01Jは真空管プリアンプという特性上単体では使用できないので、上記のふたつのアンプとRCAでライン接続して使用しています。HP-A4BLがラインDACで、micro idsd BLがアナログアンプです。いわゆる多段接続ですね。
上でmicro idsd BLを買い換える際はZEN CANも買おうと言ったのは、micro idsdの新作は現状どれもアナログ入力を廃止しているからです。
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私が持ってるアナログアンプはmicro idsd BLだけですので、これを買い換えるということはつまりアナログアンプが手元から無くなるということなのでプリアンプを使えなくなりますから。
TUBE-01Jは音に関してはまあ確かにかなり変化はするのですが、いいか悪いかは私の駄耳では判断しかねます。確かにまろやかな音色にはなるのですが、その分T5P 2ndやT60RPの持ち味である高音の繊細さとか音の明瞭感は落ちますね。
さらに言うと曲によっても変化の度合いがかなり変わるので、今のところはまだ使い方を完全にマスターしていない状況です。そのうち球転がしもやってみるつもりですが、真空管というのは通電してから何十分間くらいは音が安定しないのでいつもやってるみたいな相互の聴き比べは不可能に近いためプラシーボがどれだけ入り込んでしまうか未知数なので多少二の足を踏んでいます。一応はロシア製の6J1P軍用管を買うつもりです。
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2021年 3月27日 追記
真空管アンプの使い方もようやく分かってきて、今では球転がしで遊んで愛用しています。特にT60RPとの組み合わせが楽しくて、FOSTEX HP-A4BLはもう完全にただのDACになってしまいました。
追記終わり
因みにDAPに興味のない私ですが、もし買うならどれにする?と聞かれたらAstell&KernのAK-KANN-ALPHA-OBかFiioのM15を選びます。
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両者ともイヤホンとヘッドホンを両方鳴らせるくらい出力が高くて、バランス駆動できてハイエンドDAPにしてはこそこ安いというのが私好みなポイントです。
リファレンス音源とか
オーディオマニアというのはイヤホンやヘッドホンの視聴や比較を行うことが多いと思いますので、自分の中で基準となるリファレンス音源というものを持っている人が多いと思います。
しかし私の場合、正直なところリファレンス音源というのは未だに決めていません。
後述しますが、私の場合イヤホンなどの音質を評価する際は絶対に2つ以上異なる条件を用意して、それを比較した上で両方に評価を降す方式を取っています。なので、ひとつの音源でひとつのイヤホンを評価するということはほとんどの場合行っていません。ブログのレビューのファーストインプレッションくらいです。
それすらも普通にその時の気分で、普段よく聞く曲や適当に目に付いた曲を再生しています。流石にデスコアとか音質の悪いマスタリングの音源みたいなピーキーなものは避けますが、それ以外だとデレマスからメタルコア、ハードロックまで超適当、ライブラリで目に付いたものを適当に再生しています。
ただ、よく使う曲というのはある程度決まっています。例えばとりあえず視聴の際に必ず聞いてみるのが「藤原肇 あらかねの器」です。
他にもよく使うのは「GOIN'!!! VR.Ver」「佐久間まゆ エヴリデイドリーム」「聖飢魔II EL:DORADO」「KBKYZD Lunatic show」「Lynch. Phoenix」「NOCTURNAL BLOODLUST REM」あたりですかね。でもホント適当なので、その時の気分でライブラリの中から選んでます。
ただ、私はイヤホンやヘッドホンを評価する際は普段聞いている曲しか使わないので、楽曲に含まれている音をどう鳴らすかでだいたいその機種の傾向がわかる、くらいの認識はもちろんありますよ。
オーディオレビューのポリシーについてなんとなく
これは上でもちょろっと触れましたが、私は記憶を基準としてオーディオ機器を評価することは絶対にしません。レビュー記事を書く時は記憶に頼らず、必ず2つ以上のイヤホンを比較して評価するようにしています。
これはなぜかと言いますと、私の拙い記憶力では1~20分ほど店頭でなんとなく聞いたイヤホンの音や、手持ちの機種の音など、寝たら次の日にはもうほぼ忘れてしまっているので、記憶と比較してしまうと十中八九憶測まみれのクソみたいな記事になってしまうと考えているからです。
だって考えても見てくださいよ。一日、はては一週間、下手したら1ヶ月、いやもしくはそれ以上。そんな前に聞いた音なんて正確に覚えてるわけないじゃないですか。オーディオなんて特に数値化できない極めて主観的なものなんですから、記憶なんてバイアスがかかりまくってますって。
レビューするなら必ずその時に比較する。これが私が過去から一貫して守り続けているポリシーというか保険みたいなものです。
勿論このやり方だとレビューも面倒くさくなりますし、今度はそれぞれの機種の違いによるバイアスがかかってしまいますが、少なくとも記憶に頼った比較よりは断然質のいいレビューを書けると思っていますからずっと続けていますしこれからもやめるつもりはありません。
オーディオを始めると耳が良くなる?それともイヤホンやヘッドホンで難聴になる?
かつて300円イヤホンを使っていた頃や、初めてオーディオレビューを書いた日から今までを考えてみると、正直私自信かなり耳が良くなったと思います。これは小さな音量でも聞き取りやすくなったとか可聴域が伸びたとかそういうことではなく、色んな音が同時に鳴っている中から微細な音をすぐに発見できたり、些細な違いを鋭敏に認識できるようになったという意味での「耳がいい」です。
高品質なイヤホンやヘッドホンを使用するようなマニア層の人は、大音量というか、AirPodsとかその程度の普通のイヤホンを使っている人より比較的大きめな音量で音楽を聴いていると思います。
(安価なイヤホンやヘッドホン、もしくは非力なアンプだと、音を大きくすればするだけ歪みも大きく、また電流不足でカスカスボワボワな音になるので大音量にはそもそも出来ません)
なので耳へのダメージはむしろ大きく、音楽を聴く頻度にもよりますが定期的にクラブやライブハウスに通っている人と同じくらいには耳には負担がかかっているでしょう。
しかし、耳へのダメージの量と耳の良さはあまり比例しません。なぜなら常日頃から大音量に晒されているプロの演奏家やミュージシャンは普通の人より断然耳がいいからです。これは常広頃からダメージに晒されている筈なのに、アンプやケーブルの差などを敏感に感じ取るようなオーディオマニアにも同じことが言えます。
つまり、オーディオマニアの耳は楽器奏者とかそういう人達に近しいような違いを聞き分けることに特化した耳になっている、というのが私の勝手な想像による見解です。
これは私個人の話なのですが、オーディオレビューを初めてからというものの、次第に普段の何気ないリスニングでも四方八方の微細な音を聞き分けるような分析的な聞き方をするようになってしまったんですよね。
(高品質な機器はどれもこれも情報量が多すぎて勝手に耳に入ってくるというのもあるとは思いますが)
これは私がレビュアーだからと言うのもあるのでしょうけど、過去の私のリスニングの感覚と比較すると、最近の私の音楽を聴く時の向き合い方は全く違います。オーディオマニアは音楽ではなく音を聞いていると揶揄されるのはこういう所なんでしょうね。
何を聞いたか書いていないレビュー記事は参考にならない?
個人的に、どんな曲を聴いたか書いていないオーディオレビューというのはあまり参考にならないことが多い気がします。
これがなぜかと言いますと、イヤホンの出音というのは音源データ×イヤホンの音。つまりどんな曲を聴くかによって、評価が極端に変わってしまうからです。
これは例えばの話ですが、ホールの生録音を再生した際、ほとんどそっくりそのまま再生できる究極にフラットなイヤホンがあったとします。つまり原音を完璧に忠実に再現する理想的なイヤホンです。
しかし、そういうイヤホンで例えばわざと低音を強めにMIXしたデスコアを聞いてみたとしましょう。すると低音が強いイヤホンに感じるはずです。逆も然りで、高音を強めに出したポップなアイドルソングなどを聞いた場合、高音が綺麗で低音が少なめなイヤホンと感じるでしょう。
それを踏まえてですが、イヤホンというのはメーカーにより音のバランスが全く異なります。例えば低音が少なめなNoble Audio KHANみたいなイヤホンもあれば、低音がこれでもかと言うほど出るEMPIRE EARS Legend Xみたいなイヤホンもあります。どちらが上とかそういう話ではなく、どちらも非常に完成度の高い文句無しの最高峰のイヤホンです。
しかし、高音寄り、低音寄りが存在するということは、どちらを選ぶかで音源データに含まれる要素をかき消したり、もしくは増幅したりしてしまいます。つまり低音がよく出るイヤホン+低音の多い曲では低音がとても強く、逆に低音がよく出るイヤホン+高音が多い曲ではフラットに近くなります。
人の好みは千差万別です。人によって低音が強すぎると感じる音でも、人によっては迫力のあるちょうどいいサウンドに聞こえる事もあると思います。しかし、それを差し引いたとしても人により帯域バランスの感想が極端に別れてしまうのはここに原因があります。
ややこしい言い回しでなく直接的に言うと、イヤホンにより合うジャンル、合わないジャンルがあるので、何を聞いたか書いてないレビューはアテにならないということです。
メーカーはそれぞれ異なる音作りをしています。クラシックを聞くのに適しているような音の機種もあれば、ロックやメタルに最適な機種もあるでしょう。もちろん音の質感の違いとかはメーカーによりぜんぜん違うのですが、その辺を置いておいて低音が強め、高音が強めというのは機種ごとに絶対に存在する特性です。
ですから、レビューに客観性を持たせるのにはどのような曲を聴いたかを書くことが非常に重要なのです。
また、曲の好みは別として聞いた音源をちゃんと書いておけば、レビューを読んだ人が実際にその曲を聞く事でどういうことを伝えたかったのかよりわかりやすくなりますから、私の理想としては全てのレビュアーはどんな曲を聴いた評価なのか書き記して欲しいところです。そうすればオーディオレビューがポエムだのなんだの言われることもかなり減るでしょう。
♨の人が嫌いなオカルトオーディオについて
私が元々オーディオに嫌悪感を持っていた理由の一つである、オーディオオカルトについても少しだけ書いていきたいと思います。
・リケーブル
イヤホンのリケーブルのオカルトについては過去に記事を書いたのでそちらをご覧頂くといして、今でも私はリケーブルはあまり興味を持っていません。
銅線の純度、メッキ、線材、クライオ処理、芯数とかで音質が変わるという根拠とデータは存在しません。なので、何万円もするケーブルは悪意のあるなし関係なく基本的にオカルト混じりだと思っています。
イヤホンをリケーブルすると接点の汚れが綺麗になったり、インピーダンスやクロストークの変化により確かに音は変わりますけど、そんなもんに何万円も出す価値はないと思ってますね。周波数特性の変化度合いで言うならイヤピ変えた方が何十倍もマシです。
・オーディオ用USBケーブル
オーディオ用USBケーブルについては、実際比較したところシールドがきちんとしていない普通のケーブルだとノイズが乗って音質が変化してしまったので、ちゃんと効果のあるものだと考えています。
ただ、こちらも線材の質とか純度とかはどうでも良くて、シールドのきちんとされたケーブルであれば別に中華の安物で全然いいです。こちらもケーブルの銅線の純度とか伝送ロスとかそういう高級品は完全なるオカルトと考えてます。
・レゾナンスチップとかその辺のやつ
レゾナンスチップとか、USBポートに刺すだけで音が変わるパイオニアのアレとか、コンセントに刺すと磁気フィールドを形成するとかいうよくわからんやつとか、ああいう系のは全部まとめて水素水とかパワーストーン的なオカルト商売と思ってます。単純に音質が明確に変わるという根拠となるデータが無いのと、差があったとしてもその程度を人間が認識できるかどうかというとまあ確実に無理だと考えるからです。変わったとするならそれは思い込み、つまりプラシーボでしょう。人間の脳みそなんて簡単に騙せますからね。
ただ、ヘッドホンやイヤホンのベントをレゾナンスチップで塞いだり、ヘッドホンのハウジングに200個くらい貼り付けたら音は変わると思いますけどね。悪い方向に。
あとはスピーカーリスニングだったら部屋中に何万個、何百万個と貼り付けたら音も変わると思いますよ?
・ハイレゾ音源
ハイレゾ音源に関しては私は興味ありません。超音波が含まれてるとかは完全にどうでもいいと思っており、bit深度とかも正直なところ倍以上もの値段を払う価値があるほど音に影響するとは考えていないからです。人間の聴覚程度では320kbpsのAACでも十分でしょう。
ただ、ハイレゾ音源を発売するにあたり入念にリマスタリングされている音源とか、CD版がコンプ掛けまくりのクソ音質だとかの場合は買う価値は十二分にあると思います。
ハイレゾ対応イヤホンについてはホントクソな商売だと思ってます。以上。
SONYの100000hzまで再生できるイヤホンはコウモリ用なんじゃないですかね。音質は別としてそんなとこまで図る意味あるか?といつも思います。完全に悪ノリじゃないですか。それとも周波数帯域の広さを音質の良さと勘違いしてる初心者を騙すためとか?
多分音質のいいハイエンドイヤホンじゃなかったら高音質SDカード並に馬鹿にされてたと思いますよ。
・エージング
エージングに関しては私は無いと思っています。なぜならヘッドホンやイヤホンの振動板程度が使うことで音に影響するほど変化するとは考えにくく、更にこれもデータがひとつも存在しないからです。
それにShureやSENNHEISERはエージングを否定しており、肯定派のFinalも変わるという根拠は見つからない、と言っています。他に肯定派のメーカーとしてはオーテクなんかがありますが、アレに関しては多分興味無いからマニアを黙らせるため適当に書いてるだけだと思います。もしくはスピーカーとイヤホンが同じと勘違いしてるかですね。
エージングは単なる耳の慣れです。最初の数分間くらいなら音が変化する可能性はありますが、その後20時間だの100時間だの音を鳴らし続けても音質は変わらないでしょう。
因みにスピーカーはエッジやダンパーがエージングされることで音が変化しますし、アンプに使われるコンデンサは容量抜けなどで劣化するため音は変化します。
古いアンプのコンデンサを交換して音質アップ|DENON PMA-390II
他にもヘッドホンはイヤーパッドが劣化で潰れると耳とドライバの位置が近くなるため音が変化しますし、イヤーパッド表面が劣化で剥がれると音の反射率が変わるためこれもまた音が変化します。
あとがき。ポタオデ初心者にオススメの安いイヤホンやポタアンとか
あとがきです。今回の記事はとりあえず書きたいことを適当に書きまくっただけなので、一貫性とかそういうのは何も考えていません。まあたまにはこういうのもいいでしょう。
というわけで、最後の項目ではポタオデ入門編ということで初心者におすすめな安いアンプやイヤホンをいくつか紹介していきたいと思います。
まず、イヤホンですが出せる予算が2000円程度だったら私はKBEAR KS1という中華イヤホンとFinal E1000という国産イヤホンをオススメします。
KS1はいわゆる中華イヤホンです。音質もバランスの取れた安定感のある音で、この値段でリケーブル対応かつShure掛けIEMデザインという非常にコスパに優れたイヤホンです。
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E1000は日本のエントリー価格帯イヤホン業界に旋風を巻き起こしたFinalのイヤホンです。こちらも安価ながら音質は非常に好評で、尚且つFinal Eタイプという単品で買うとそれなりに高いイヤーピースが全種付属するという中級者にもおすすめできるようなイヤホンです。
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予算が3000円台ならFinal E2000、ZERO AUDIO カルボ バッソが好評です。
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価格:3455円
(価格は2021年3月16日 午前0時00分の情報です)
E2000は先程紹介したE1000の上位機種です。こちらもイヤピが豊富に付属しています。
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価格:3008円
(価格は2021年3月16日 午前0時00分の情報です)
カルボ バッソはこちらもコスパ最強と定評のある超ロングセラーイヤホンです。
予算が5000円なら、Final E3000とintime 碧(SORA)Light 2019Editionがほぼ最強と言っても過言ではないでしょう。
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価格:4073円
(価格は2021年3月16日 午前0時00分の情報です)
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価格:4445円
(価格は2021年3月16日 午前0時00分の情報です)
どちらも5000円台という安価な価格ながら、数万円するレベルの音質と話題が話題を呼び売れまくっているイヤホンです。
ポタアンに関しては、FiiO Q1 Mark IIがオススメです。
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価格:13190円
(価格は2021年3月16日 午前0時00分の情報です)
1万円台というとても安価な価格ながら、バランス・アンバランス両方接続可能、ギャングエラーのない電子ボリュームなど安定した品質と高いコスパから売れに売れているポタアンです。
もっと安いポタアンが欲しい、という人にはFX-AUDIO PH-01Jがオススメです。
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価格:4580円
(価格は2021年3月16日 午前0時00分の情報です)
このポタアンの特徴はなんと言ってもその値段。あれだけ安いQ1 Mark IIの半額以下で買えるという信じられないほどの激安ポタアンです。
このポタアンはアナログポタアンなので、接続はUSBではなくイヤホンジャックを使ったAUXケーブルで行います。DACは搭載されていませんが、スマートフォン内部の貧相なアンプと比較すればイヤホンやヘッドホンのポテンシャルをかなり引き出してくれることでしょう。
もう少し予算が出せるから高音質なものが欲しい、というならifi audioのnano idsd BLがオススメです。
ポタアンは嵩張るから嫌、という人にはバスパワーのUSB-DACがオススメです。これはiBasso Audio DC03とIkko Audio Zerda ITM03が有名どころでしょうか。
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DC03はtype-Cをイヤホンジャックに変換するケーブルと同じように使えます。バスパワーなのでポタアンと比較すると当然バッテリー消費は幾分か増えますが、こちらも音質的に非常に定評のある超王道USB-DACです。
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価格:11000円
(価格は2021年3月16日 午前0時00分の情報です)
Zerda ITM03は価格は1万円を超えてしまいますが、この製品の最大の特徴はなんとLightningバージョンが存在すること。
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iPhoneで使えるUSB DACで高音質なものを求めるとしたらもはや選択肢はこれしかないのでは無いでしょうか。
据え置きヘッドホンアンプはifi audioのZEN DACがオススメです。
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価格:26827円
(価格は2021年3月10日 午前0時00分の情報です)
2万円台で買えるオールインワンモデルながら、音質や出力、機能性などが充実している高コスパモデルです。また、同じくifiのアナログアンプZEN CANと組み合わせて使用するとさらなる高音質&ハイパワーを得られますよ。
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真空管で遊びたいという人にはFX-AUDIOのTUBE-02Jがオススメです。
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FX-AUDIOは中華アンプブランドなのですが、他のブランドとは違い日本のメーカーが現地監督をして品質の安定化を計っている信頼できるブランドです。真空管アンプというと本来何十万円もするようなものですから、音質面はさておきこの価格で真空管の音を体験して遊べるというのは非常に魅力的です。
最後に。色々語ってきましたが、オーディオというのは好きな音楽をいい音で聴く。それだけの至極簡単な趣味です。音楽が好きなら誰しもがオーディオを楽しめると思いますよ。
もちろんオーディオ界隈にはイキリキッズとかオカルトジジイみたいな魑魅魍魎も居ますけど、そういうのはごく少数ですから安心してあなたもオーディオの沼に足を踏み入れてみては如何でしょうか?
以上です。
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