百均ダイソーの500円スマホ冷却ファン搭載コントローラー&スタンドをレビュー。Antutuベンチマークスコアは高くなるのか?熱暴走を防止

♨の人

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どうも、♨の人です。というか私の名前の読み方が結構人によって違うみたいなんですが、私は”おんせんのひと”です。そこんとこよろしくお願いしますね。

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さて、本日はダイソーにて購入した「スマホ冷却ファン搭載コントローラー&スタンド」をレビューしていきたいと思います。






スマホの温度を下げてオーバーヒート防止




パッケージはこんな感じです。

特徴は

・オーバーヒート抑制
・操作性アップ
・トリガー付き
・充電しながら操作ができる
・4段階スタンド付き
・伸び縮み可能


との事です。



仕様はこんな感じです。

対応機種
幅13~16.5cm、厚さ1.5cmまでのスマートフォン

商品の特徴
●毎分4,000回転の静音冷却ファンによりゲーム・動画視聴時のスマホのオーバーヒートを抑制します。
●コントローラー型のグリップ、上部のトリガーにより対応ゲームの操作性を向上します。トリガーは不要な時は跳ね上げておけます。
●背面に4段階可動式のスタンド付きです。

ご使用方法
1、トリガーを跳ね上げスマホを横向きに挟みます。ケースなど干渉する際は取り外してからご使用ください。

2、本体下部のmicroBポートに付属のmicroBケーブルを接続します。接続中は常に送風します。

3、トリガーをご使用の際は、ゲーム内の設定でアイコンをトリガーの位置に調整してください。

4、スタンドをご使用の場合は、背面のスタンドを引き出し内側の可動部を窪みに引っ掛けてください。

ご使用上の注意
●スマホのオーバーヒートを完全に防止できる商品ではございません。
●連続して長時間ご使用されると本体が熱くなる場合がございます。その際は一度使用を中止し冷ましてください。
●トリガーは先端のゴムを外してのご使用はおやめください。画面を傷つける可能性がございます。







製造は株式会社E Core様、本体はABS樹脂・トリガー部分などは亜鉛合金です。

この手のコントローラースタンドは例えばSeriaとかにも売っていますが、この製品はそれにファンを内蔵した高性能モデルですね。流石にバッテリーは未搭載ですが、そこまでやっちゃうと1000円超えになってしまうのであえて非搭載にしたのでしょう。

実際、据え置き用途であればバッテリーは非搭載の方がむしろ軽くていいかもしれませんね。

それにしても、やはりこの値段でこんな製品を売れるのは流石最大手DAISOだな、なんて思います。







付属品はUSBケーブルと替えゴム。モバイルバッテリーを使えばポータブル利用も可能




付属品は白色のmicroUSBケーブル1m、トリガー替えゴム2つです。

本体はプラスチッキーで安っぽいですが、そこそこ堅牢な感じはします。落とすとかしなければ壊すことは無いはずです。裏面はつや消し素材になっているので、シリコンのような触感でグリップ性はかなりいいです。

トリガーは亜鉛合金性で、バネで引っ張る単純な構造ですがこれがなかなかどうして非常に気持ちいい推し心地です。かなり軽いので、ゲーム時には素早い射撃が可能となるでしょう。

microUSB給電なので5V1A程の電源が必要ですが、モバイルバッテリーを使用すればポータブル運用も可能だと思います。

モバイルバッテリーはダイソーに売っている10000mAhのものがコスパが高くてオススメです。私も愛用しています。



ちなみに今気づいたんですが、このモバイルバッテリーを作ってる会社、この製品の会社と同じなんですね。Amazonの怪しい中華製と違ってちゃんと日本の店頭で売るものですから、PSEマークもあって安全性も高いので結構いいと思いますよ。





YouTubeを見る時はスタンドに。荒野行動やAPEXなどのゲームにはトリガーを



このようにトリガーを上に押し上げておけるので、YouTubeなど動画を視聴する際はトリガーが邪魔になる、なんてこともありません。


スタンドは割と癖のある調製方法ですが、慣れるとスムーズにカチっとはめ込めるようになります。
因みに4段階可動式とのことですが、私の個体は一番上の溝にはどうやってもはめ込むことが出来なかったので実質三段階調製です。まあ4段目は使うことなんかないくらい急な角度なので、実用上の問題はありません。



スマートフォンを装着するとこんな感じです。

因みにこの端末は幅76mm×高さ160mm×厚み8.4mmのLG G8X ThinQです。このくらいのサイズならまだまだ余裕がありました。確証は無いですが、縦17cmくらいのスマホなら普通にハマりそうです。例えばXperia 1 Ⅱは縦166cmなのでギリ非対応ですが、普通に使えると思いますよ。





Antutuベンチマークを走らせる。スコアはどうなる?性能は上がる?CPUとバッテリー温度はどうか



今回はこの冷却ファンを取り付けた状態とそのままの状態でAntutuベンチマークを測って比較してみることにします。使用するスマホはLG G8X ThinQです。



Snapdragon855搭載かつ同梱のデュアルスクリーンで折りたたみ2画面スマホになり、更にソフトバンクショップにて5万円台で買えるという化け物のようなコスパでガジェオタ界隈で少しだけ話題になったスマホです。そこそこ珍しい端末ですが、今だと中古で5万円程度で手に入ります。

他にはdocomoにて865搭載のV60という上位機種 、765G搭載のLG VELVETという亜種。そしてAmazonにて855搭載のV50という兄弟機が売っています。2画面の使い勝手は本当に最高で日々愛用しています。オススメですよ。


とりあえずはこのケースを付けずにAntutuを走らせて、その後十分に本体を冷却してからこのケースを装着して再度Antutuを走らせてスコアの差を見てみたいと思います。

まず、このスタンドを付けたままファンを動作させず測定したベンチマークスコアがこちらです。




次に、30分ほど端末を冷やしてその後ファンを付けてテストした結果がこちらです。



ファンを付けなかった時の方がAntutuスコアは上ですが、この程度は誤差の範囲なので気にしなくて大丈夫です。

Antutuスコアにはそこまでの差は出ませんでしたが、注目すべきは温度変化です。ファンを付けなかった場合は温度が常に一定ですが、ファンを付けた方は不可のかかるGPUテストで上がったCPU温度を後半で一気に下げています。また、温度の上昇も少し抑えられています。

これを見るに、一時的に負荷がかかった際の温度上昇を速やかに下げて端末の熱暴走を防止する効果が期待できそうです。

この記事を書いている季節では気温も低いですし、Antutuベンチマーク程度の短いテストだとそこまで端末の温度の上昇はありません。しかし、夏場にずっとゲームをするとか、YouTubeを見るとかの使用用途の場合もっと端末温度が上がると思います。スマホとかパソコンはCPUの温度が上がるとサーマルスロットリングといい意図的にクロックを下げて熱暴走を防止するため、性能が下がったりカクついたりします。そのためには排熱が必要ですから、このファン付きスタンドが一役買ってくれそうです。

またスマートフォンのバッテリーは熱に弱く、45度を超えてしまうと急速に劣化が進んでしまいます。なので、夏場などはこのファンを使うことでバッテリーの劣化も防ぐことが出来るでしょう。





とりあえず夏場にかなり活躍しそう


日本の夏はかなり暑いので、気温が30度とかを普通に超えます。となるとスマートフォンは普通にYouTubeを見てるだけでバッテリー温度40度とかになったりするので、冷やさないとカクツキが気になるんですよね。

また充電しながら使うとバッテリーが劣化する、なんて言われますが、その原因は充電しながら使うことではなく熱が問題だったりします。なのでこの製品はバッテリーの劣化も防いでくれます。


とりあえずこの値段で手に入る電子小物としては非常に面白い製品だと思います。試しに買ってみては如何でしょうか?

それでは、以上です。

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