最安の中華CIEMメーカーHisenior AudioのT2がおすすめ。世界一安いコスパ最高の激安カスタムIEM。安く作りたいならココ

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耳型を採取し、その耳型通りに作るステージ用のモニターイヤホン、カスタムIEM。つまるところプロ向けのオーダーメイドイヤホンです。

そんなカスタムIEMですが、今ではカスタムIEMが一般層に人気が出たこともあり、安いメーカーや安いモデルも増えました。しかし、それでも作りたいなら5万円以上は当たり前。カスタムIEMというのはそういうものです。

しかし、そんなカスタムIEMが今ならなんと2万円でお釣りが来るという化け物のような安さで作れることをご存知でしょうか?

今回はそんな激安カスタムIEMの記事になります。



その名は「T2」。通常価格は299ドル。セール価格で169ドル。そして今ならなんとキャンペーンコードでさらに50ドルoff




このカスタムIEMは通常価格299.00ドル(32774円)です。

この時点でもめちゃくちゃ安いんですが、このカスタムIEM、公式サイトではセール中になっているので169.00ドル、2021年3月25日現在のレートだと18525円です。

さらにTwitterフォロワーは5%オフ。クーポンコードでさらに50ドルoff。

Twitterでは99ドルで作っている人もいました。

99ドルというと、日本円で10852円です。SE215SPE以下の値段で作れるカスタムIEMなんて、一昔前どころか中華イヤホンが当たり前になった今の時代でも考えられません。しかもBAドライバーはBellsingではなくKnowlesのデュアルドライバーです。


インプレッション採取代金(相場5000円ほど)と送料はかかってしまいますが、それでも2万円もあればお釣りが来るでしょう。とんでもなく安いです。

BA2ドラというと昨今の多ドラ競争を見てるとなんだかしょぼいようにも思えますが、ドライバー数を無闇矢鱈と増やせば高音質になるわけでもありませんし、またカスタムIEMのド定番であるUltimate Ears UE5Proも同じく2BAです。(67800円)

他にも1DD1BAのEMPIRE EARS Bravado(83000円)や、3BAのJH Audio JH7(79800円)なんかを見てもわかるように、決してドライバー数が少ないからダメ、なんてことはありません。








おすすめする人


というわけで、ここからはこのメーカーの激安カスタムIEMをおすすめする人をちょっとだけ書いていきたいと思います。





カスタムIEMがどういうものか気になっていて試しに作ってみたい人


ポータブルオーディオが好きで今後高価なカスタムを作るかもしれないけど、カスタムのデメリットなんかを考えるちょっと躊躇がある。そういう人がカスタムとはどういうものかを試すためのお試しCIEMとしてこのメーカーの廉価モデルは非常にオススメです。

Eイヤホンとかでカスタムを作るとなると、安くても3~5万円のカスタムIEMが普通なので、このメーカーのインプレ代や送料含めて2~3万円以下という安さは初心者に非常におすすめできる部分でしょう。

またデザインの自由度も高いので、ファッションの一部として取り入れることも出来ますね。





既にユニバーサルイヤホンを沢山持っているけど、試しにカスタムを作ってみたい人


オーディオマニアには自分のお気に入りの構成をずっと使い続ける人と、沢山買って気分によってコロコロ使い分ける人の2種類がいると個人的には思っています。

私なんかは後者の方で、根本が飽き性なんで系統違いのいろんなイヤホンやヘッドホンを日々使い分けています。

そんな私ですから、正直なところカスタムIEMというものにあまり魅力を感じないんですよね。私が外で音楽を聞かないからというのもあるでしょうけど、正直なところどうしてもユニバでいいじゃん、って考えてしまいます。

勿論気になったことはありますけど、Legend Xのカスタムとユニバどっち欲しい?って言われたら私は正直どっちでもいいと答えると思います。
(見た目が好きなのはカスタムですが……)

そんな私なので、わざわざオーダーメイドのカスタムIEMを何十万も出して作ることは今後も恐らくはないでしょう。

しかし、2万円で作れるというのなら話は別です。
ポータブルオーディオの到達点とも言っていいカスタムIEM。そんな代物がこんな安価に手に入るのなら、試しに作ってみようかな、なんて普通に思いました。

外でカジュアルに使う遮音性の高いオーダーメイドイヤホン、程度の感覚で気軽に買うことができます。腐ってもカスタム、そこらのTWSとは比べ物にならない高音質を奏でてくれるでしょう。




とにかく安くカスタムIEMを作りたい人


上でも書いたようにカスタムIEMはポータブルオーディオのひとつの到達点とも言えるようなものなので、カスタムIEMに憧れを持つような人も多いです。音質もそうですが、ファッション的な要素で憧れを持つ人も多いようです。

二井原実:補聴器店の人が「耳の型を採りに高校生がひっきりなしに来る」って言ってた。彼らはファッションのひとつとして、カスタムIEMがカッコいいらしいですね。
引用:https://www.barks.jp/news/?id=1000107178



しかし、やはりカスタムというと上でも書いたように安くとも6万とか普通にします。バイト禁止の高校に通ってる人とか、一人暮らしをしている学生さんには厳しいものがあるかと思います。

このメーカーのカスタムIEMはそんな人達の救世主となるでしょう。

また、まだまだ成長期の頃に作ったカスタムIEMというと、どうしても成長に起因する装着感の悪化とかの問題もありますので、言い方は悪いですが耳の形が安定して懐にも余裕が出始める大人になるまでの繋ぎカスタムとしても非常にオススメできます。





おすすめしない人


では、次は逆にこのメーカーのカスタムIEMをおすすめしない人の例を書いていきましょう。




最高の一本を求めてカスタムを作る人


上でも書きましたが、ポータブルオーディオマニアには2種類の人間が存在します。

自分の気に行ったシステムを使い続ける人と、気分によってコロコロ使い分ける人です。オススメしないのは上の人です。

生涯を共にする最高の一本を求めてカスタムIEMを作るような人は、値段は気にせず、視聴気を聞いてみて気に入ったモデルのカスタムIEMを作った方がいいです。予算が何円とか、なるべく安く作りたいとかそういうのは考えないようにしましょう。

EMPIRE EARS、JH Audio、Noble audio、64 audio……そういう超高級なカスタムIEMメーカーの上位機種の音が気に入ったなら、多少無理してでも大金を払ってそのカスタムIEMを作るべきです。なんならクレカの分割払いとかを使ってでも、そこは妥協するべきでは無いでしょう。

例えばメーカー最上位機種の音が好きだけど、さすがに手が出ないから下位機種を……みたいな選び方はオーディオにおいてはご法度です。なぜならそれだと物欲が抑えきれず、結局上位機種を買い足してしまうという恐れがあるからです。そうなるといわゆるイヤホンスパイラルというものにハマってしまいます。

勿論Hisenior Audioにも高級モデルはあるので、視聴機をレンタルしてその音が気に入ったならそれを作るべきです。
(レンタルできる機種は最安モデルを含む2機種です)

長年付き合う最高のイヤホンを選ぶ時は、予算ではなく音の好みで決めましょう。





特殊な耳の形状をしている人、耳が浮腫みやすい人


特殊な耳の形状をしている人や、耳の穴が浮腫みやすい人で、尚且つ手続きが面倒だと感じる人はこのメーカーのカスタムIEMをあまりおすすめ出来ません。

なぜかと言うと代理店を通さないメーカーとの直接のやり取りなので、到着したCIEMがちゃんとフィットしなかった際、リフィットをするためには再度個人で連絡を取り発送して待たなければなりません。非常に手間がかかりますし、送料も嵩みます。

そういう人はFitEarとかカナルワークスのCIEMをeイヤホンで作った方がいいでしょう。日本のメーカーなのでレスポンスが早いですし、間にeイヤホンが入るので手続きのストレスがかなり軽減されます。





海外とのやり取りが出来そうにない人


上でも書いたようにこのメーカーのカスタムIEMはメーカーとの直接のやり取りですので、最低限の知識というかやり取りを行える能力は必要になります。

メーカーに注文の連絡をし、自分で耳鼻科とかに行き耳型を採取して、そしてインプレッションを中国へ配送。そして到着まで待って、リフィットが必要なければそれで終了です。



これを行えないと感じるなら、やめておいた方が無難でしょう。

私はAmazonの中国マケプレで商品がまるで届かなかったこととか、海外から個人輸入した物が税関で止められたりとか、Easy Earphonesさんからアリエクでイヤホンを送って貰ったりとか色々やってるので多分大丈夫ですが、そういうのが自分で出来そうにないなら素直にeイヤホンで注文すべきでしょう。

KBEAR KS1をレビュー。ダイナミック一機の小細工無し中華イヤホンの音質は如何に

※「Easy Earphones」様より提供頂きました。ありがとうございます。



例えばEイヤホンで再安価のAAWのA3H+なんかはインプレ代含めて42000円です。2万円以下で作れるカスタムIEM、なんて記事の中なので少し高いようにも思えますが、このモデルもめちゃくちゃ破格です。とりあえず不安なら日本の代理店を通すべきです。





あとがき。中華イヤホンはやはり侮れない


私が常々思っている事として、ポータブルオーディオ界隈はインフレがかなり酷いです。

一昔前までは5万円のイヤホンがハイエンドでしたし、数年前なら10万円のイヤホンが十分ハイエンドでした。
では今はどうかと言うと、最新ハイエンドイヤホンと言うとだいたい20~30万は当たり前です。DAPもそんな感じです。

それと反比例するように、中華イヤホンメーカーはどんどん安くなっていっています。今ではただBAを何も考えずに詰め込んだ見掛け倒しの中華イヤホンばかりではなく、ちゃんとチューニングも考えつつ、ピュアベリリウムドライバ、エレクトロスタティックドライバとか新たな技術に手を出す意欲的なメーカーも増えてきました。


私としては馬鹿みたいに高いイヤホンばかりになって、ポタオデがよりニッチな趣味に成り下がるのは正直嫌なので、中華メーカーには頑張って欲しいところですね。そうなれば大手メーカーもふんぞり返ってる訳には行かなくなり、適切な価格で寄り良い商品を作って界隈が盛り上がっていくことでしょう。知らんけど

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