ロックやEDMに合う重低音の強い有線イヤホンランキング。高級機から安い製品まで紹介

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イヤホン選びにおいて、低音の響きというのは重視されることの多いものです。

低音が強ければそれだけ大迫力なサウンドを楽しめますし、外出先などの騒音レベルが高い場所でも低音が騒音に負けることなく聞き取れるので外でも高音質を楽しむことができます。

そこで今回は、鼓膜を振動させるようなオススメの「重低音イヤホン」を安いものから超高級機まで紹介していきたいと思います。それではどうぞ。





イヤホン選びの前にまずはイヤーピースのサイズを確認


カナル型イヤホンには、耳に挿入するイヤーピースというシリコン製のチップが付いています。



実はこのイヤーピースによっても音質は変わり、これが小さかったりすると低音が抜けてしまい重低音を感じることができません。
イヤホンを聞く際は、1度付属のイヤーピースを全て試してみることをおすすめします。

また、イヤーピースによっても音質が微妙に異なるので、それを試してみるのもオススメです。


こちらはコスパ最高と名高い定番イヤーピースのFinal Eタイプです。

傘と軸部分とで異なる硬度のシリコンを採用することで、耳道が圧迫されるような不快感を軽減し、快適な装着感を得られます。
それにより低音域の質の向上や、遮音性、外耳道共鳴による高音の刺さりなどを低減することが可能となっています。




SednaEarfit XELASTEC。熱可塑性エラストマーを採用した話題のイヤーピースです。筆者も愛用しています。

通常のシリコンのイヤーピースと異なり、ゲルのような柔らかな素材を採用することで装着感の向上を実現しています。

また、この製品の一番の特徴は熱可塑性エラストマーを採用することで、体温で耳の形に自動で変形して密着してくれるということです。

それによりコンプライのような良好な装着感と遮音性、シリコンイヤーピースの耐久性、音質の向上という3つの特性を同時に実現できています。





Seria 人の声が聞き取りやすいステレオイヤホン AT-ES11




百円均一セリアのイヤホンです。当然お値段は100円です。

このイヤホンの凄いところは、なんと言ってもそのコストパフォーマンスの高さ。100円という値段ながら、1000円を超えるようなイヤホンと同じような高音質を実現できています。

また、百均のカナル型イヤホンのセオリー通りに低音がとても強調されたサウンドバランスなのですが、このイヤホンがほかと違うことはその低音が中音域や高音域に干渉することなく絶妙なバランスでイヤホンとして完成している点です。

極限までコストパフォーマンスの高い重低音イヤホンを探し求めている人、百円均一でイヤホンを買おうとしている人にオススメです。





ZERO AUDIO インナーイヤーステレオヘッドホン カルボ バッソ ZH-DX210-CB



価格:3008円
(価格は2021年5月10日 午前0時00分の情報です)
高コスパイヤホンの大本命、ZERO AUDIOの低音重視モデルです。

高級機にも採用されるようなカーボンとアルミのハウジングで、豊かな重低音とクリアな中高音を再生できる8.5mmドライバーユニットを搭載。堅牢性の高いハウジングは不要な共鳴振動を抑制します。

ケーブルにはOFC(無酸素銅)を採用しており、コストパフォーマンスは非常に高い重低音イヤホンです。




Blon BL-mini 亜鉛合金ハウジング+6mmダイナミックドライバー



価格:3080円
(価格は2021年5月10日 午前0時00分の情報です)

今勢いがすごい中華イヤホンから選出。中華イヤホンブランドBlonの最新作、亜鉛合金を使用した特殊な形状のハウジングに、6mmという小さめのドライバーを採用したIEM(インイヤーモニター)です。
ケーブルはShure掛けを前提とした銀メッキケーブルで、マイク付き。更にこの値段でリケーブル対応です。

その見た目とスペックからは想像できないほどの重い低音が特徴で、音質の傾向はかなり低音寄りになっています。

また、亜鉛合金ハウジングの共鳴により高音域の再生能力も高く、ハイハットやブラスなどの金物の響きが非常に豊かなイヤホンです。バスドラムなどの低音が鼓膜を震わせる感覚を味わいたい人におすすめのイヤホンです。




SHURE イヤホン SE215 Special Edition/カナル型 トランススルーセントブルー



価格:10645円
(価格は2021年5月10日 午前0時00分の情報です)

イヤモニメーカーの大本命、Shureのベストセラーイヤモニです。
SE215SPEの相性で親しまれており、昔からずっと売れ続けているSE215というイヤホンの低音強化モデルです。

鼓膜に響くような重低音はそこまで出ませんが、特筆すべきはその音のナチュラルさ。高級イヤホンの入門機とされるこの機種は、1つワンランク上の音を聞くことが出来るでしょう。

また遮音性も高く、Shure掛けするIEMなのでポータブルユースにもピッタリ。もし断線してもリケーブル出来ますし、リケーブルによる音の差を楽しむこともできますよ。




JVC HA-FX1100



価格:27500円
(価格は2021年5月10日 午前0時00分の情報です)
木を振動板に用いた独自のテクノロジーで、楽器のような美しい響きと自然な音の広がりを臨場感豊かに再現する「ウッドシリーズ」の旧最上位モデルです。

振動板に薄く削った木を採用しており、深く重たい低音に定評があります。

もともとは5万円を超える価格で販売されていた高級イヤホンですが、2014年発売かつ生産終了ということで現在はかなり値段が下がっており、3万円を下回る価格でも購入することができます。高級イヤホンの最初の1台としてもどうぞ。





Astell&Kern/JH Audio THE SIREN SERIES-Rosie



イヤモニの神、ジェリー・ハービー創設のJH Audioと、高級DAPの大本命Astell&Kernがコラボした、THE SIREN SERIESの第2世代のひとつです。

バランスド・アーマチュアドライバーを片耳に8つも搭載しており、音の濃さ、再現性、低音の質、全てがハイレベルな高級イヤホンです。

JH Audio JH13 Proという高級カスタムIEMをベースとしており、ジェリー・ハービー氏はこのイヤホンをRoxanneの低音の厚みとLaylaの高域の抜けを持つと語っています。

また、このイヤホンは低音調整ダイアルというものがケーブルに内蔵されており、それにより低音の量を自由に変化させることができます。低音をMAXにしたRosieはとんでもないくらい低音が強いので、この低音ならどんな低音好きでも満足出来ることでしょう。

現在は生産終了しており、eイヤホンにて中古品が4~5万円で取引されています。



beyerdynamic XELENTO



価格:99800
(価格は2021年5月10日 午前0時00分の情報です)

高級ヘッドホンで培ったテスラテクノロジーをイヤホンに詰め込んだ、ドイツbeyerdynamicの高級イヤホンです。

低音域がとても重く響き、なおかつとても音の広がりが自然で、ダイナミック型の高級イヤホンと言えば?というと必ず名前が上がるほどです。

また、beyerdynamicは近年のインフレ化したオーディオ界隈の並に流されず、値段設定が常識的なのも非常に好印象ですね。




EMPIRE EARS Legend X Japan Gold (Universal fit)



低音といえばこのイヤホン。そのくらい、他のライバルを圧倒する性能を誇るイヤホンがこちらです。

5基のバランスドアーマチュアドライバーに、サブウーファーとしてダイナミックドライバーを2基搭載したハイブリッド構成。その圧倒的な低音に魅力される人がとても多く、とんでもなく高価な値段にも関わらず爆売れした高級IEMです。

このイヤホンの特徴はなんと言ってもその重たい低音。他のイヤホンの低音がまるで蚊の無く声に思えるほどに特徴的かつ強烈な重低音を持っており、筆者もこのイヤホンの低音の魅力には一聴して魅了されてしまいました。

また、このLegend Xの特筆すべき点は真の意味での重低音イヤホンだということ。耳に聞こえないくらいの本物の重低音が、その他の帯域に全く被ることなく再生されるので、このイヤホンの代用となるイヤホンは存在しない。そう言いきってもいいほど素晴らしい機種だと思います。

値段も高いので手が出せる人はひと握りだと思いますが、もし高級イヤホンを探しているのだとしたら1度は視聴してみてください。度肝を抜かれること必至です。




低音好きにオススメなアンプ。X Bass搭載ifi audio社のポタアンがおすすめ


ここまではイヤホンを紹介してきましたが、今度は低音好きにおすすめなアンプを紹介していきたいと思います。


アンプには低音をブーストする機能がついているものがあり、組み合わせによってはLegend X並の低音を味わうことも不可能ではありません。


まずはこのポータブルアンプです。ifi audio xDSD。ifi audioのミドルレンジポタアンです。

このアンプにはXBass+という低音ブースト機能が付いているのですが、この低音ブースト機能がとても優秀です。

低音ブーストというとボンボンと響くような低音が増す、というイメージがあると思いますが、XBass+は聞こえないくらいの真の重低音をブーストする機能になっています。

これにより、場合によってはLegend Xのような、体に響くような重低音とクリアな中高音域を両立させることが可能となります。私もRosieとmicro idsd BLの組み合わせで使用していますが、とても満足しています。おすすめのポタアンです。


さらにオススメなのがこちらのmicro idsd signatureです。生産終了した最強のハイエンドポタアンmicro idsd BLの後継機で、こちらも同じくXBass+が採用されています。

さらに据え置き機にまるで劣らないような音質とパワーを兼ね備えており、このポタアンされあれば低インピーダンスのイヤモニから600Ωのbeyerdynamic T1、他にも大電流を必要とする平面駆動方ヘッドホンですら軽々と鳴らし切る事が可能です。予算さえ用意できるのならイチオシです。


そこまで予算が用意できない人でも、XBass+を味わうことができます。それがこのZEN CANです。
この製品はDACを内蔵しないアナログアンプなのですが、その値段からは考えられないほどのパワーと音質でこちらも非常に売れている製品です。

据え置き機なので外では使用できませんが、それさえ目を瞑ればどんなイヤホンからヘッドホンまでこの製品で鳴らすことができます。ZEN DACとの組み合わせも非常におすすめですよ。




ライターのあとがき


イヤホンやヘッドホンというのはどうしても耳で聞くものなので、重低音の再生とは難しいものです。今回の記事ではそんな重低音が得意な機種に搾って書いてみました。

貴方も是非重低音イヤホンを購入して、ロックやエレクトロニカを臨場感ある音で楽しんでくださいね。

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