新興ブランドの中華イヤホン、CCZ Coffee Beanの音質をレビュー。高コスパなドンシャリイヤホン

♨の人

-

スポンサーリンク



どうも、温泉の人(@otkZLQ2xGa4Fcqb)です。

本日は、WTSUN Audio様(@Naruto88814)よりレビュー依頼を頂いた、CCZ Coffee Beanというイヤホンのレビューです。




価格:2,299円
今なら500円offクーポン付き
(価格、クーポン情報は2021年7月9日 午前0時00分の情報です)

CCZというと最近現れた新興ブランドですが、Plume / 羽という高級イヤホンが一発目で、しかもそれの音も良かったので期待が膨らみます。

それでどうぞ。






通気口が開けられたセミオープンイヤホン?



パッケージです。なかなかコンパクトなケースです。
カラーバリエーションはBlackとBrownの2種類で、それぞれマイク付き、マイク無しが選べます。


裏面にはスペックが記載されています。


側面にもスペックが記載されています。


蓋はスライド式で、開けるとスポンジに収められたイヤホン本体が現れます。

下の箱にはケーブルと交換用イヤーピースが収められています。


イヤホン本体です。今回私はBrownを選択しましたが、色味が綺麗でなかなか高級感があります。

立体的なシェルになっており、耳に当たる部分はエラストマーのような材質で出来ています。


またこのイヤホンは背面のベント口以外にフェイスプレートに通気口が開けられています。CCZ Plume / 羽のようにダミーかと思ったのですが、どうやらこの通気口は本物のようで、ここから音が少し漏れているのが確認できました。音漏れらしい音漏れは少ないですが、イヤホンのフェイスプレート面を耳に押し当てると明らかに音が出ているのが確認できます。ヘッドホンで言ういわゆる半開放型のようですね。


ケーブルはいつもの2PIN (0.78MM)のツイストケーブルです。説明によると4N無酸素銅を採用しているとの事です。

スペックは10mm二重磁気回路ダイナミックドライバー1機、応答周波数が20-20kHz、音圧感度:が111±2db、インピーダンスは18±2Ωです。



音質レビュー。KBEAR KS1との比較


それでは音質のレビューに入っていきたいと思います。

アンプはいつもの通りmicro idsd BLを使用しました。




・Lynch. CREATURE


まずこのイヤホンの音のファーストインプレッションですが、ダイナミックドライバー1発ながら、まるでハイブリッド型のようなドンシャリだな、と感じました。

高音域は非常に高いところまでシャリっとした質感で出ており、低音はキャッチコピーの通りかなりの量感のあるサウンドバランスです。

重低音らしい重低音と言うよりは、低音域が膨らんでいるというイメージです。この辺は前回レビューしたBlon BL-A8と聴き比べてみるとわかりやすいと思います。






・アルルカン ラズルダズル


やはり高音域が非常に鋭く出ており、まさにドンシャリという音作りです。刺さることは決してありませんが、つねに高音域が低音の膜を破り鮮明にアタックを伝えてきます。


KBEAR KS1と比較すると、CCZ Coffee Beanの方が音が太く濃く、メリハリがしっかりしているイメージです。KBEAR KS1は分離感に優れており空間がクリーンなのですが、比較すると少し音に細さを感じます。



・イケナイGO AHEAD

やはり、KS1と比較するとCoffee Beanの方がより音が濃いです。KS1はKS1でこの値段ではありえないような素晴らしい高音質なのですが、音の濃さという点ではCoffee Beanが1歩上を言っています。

具体的にはCoffee Beanは低音域の濃さと、アタックの重さが優れています。KS1が比較的粒立ちのいい音を鳴らすのに対し、こちらは太くどっしりとした中低音域で非常に濃く迫力のあるサウンドを鳴らしています。



・Bloody Festa

やはり低音域が重たく、またその重い低音域に高音域がマスクされることがない、メタルなんかには非常に会うサウンドだと感じます。

比較すると、KS1はヴォーカルにフォーカスを置いており、Coffee Beanほど低音域や高音域のアタックを重視していない音作りです。この曲ではCoffee Beanの濃い低音が非常に生きており、迫力という点でKS1を凌駕しています。




非常によく出来たドンシャリイヤホン。ロックやメタル好きにオススメ


総評ですが、このイヤホンは低音域の濃さと高音域の鋭さを併せ持ったドンシャリイヤホンです。

同じ価格帯のKBEAR KS1と比較すると、KS1の方が音の分離や繊細な表現には優れていますが、CCZ Coffee Beanの音の濃さ、重さを考えるとロックやメタルなどを聞くのなら決して無視出来ないイヤホンだと思います。

興味を持った方は是非ともお買い求めください。

それでは、以上です。


価格:2,299円
今なら500円offクーポン付き
(価格、クーポン情報は2021年7月9日 午前0時00分の情報です)


関連記事

Campfire Audio ANDROMEDA 2020【CAM-5492】レビュー。他のイヤホンとの違いはシルキーな高音域

今回は、新たに購入したイヤホン、Campfire Audio ANDROMEDA 2020【CAM-5492】のレビューです。



ブログパーツ
関連記事

スポンサーリンク