Amazonの中国製TWS、Bluenin T30をレビュー。音質、機能など【ワイヤレスイヤホン・ブルーニン】
スポンサーリンク
本日は、Amazonにて購入した中華製の完全ワイヤレスイヤホン、「Bluenin T30」のレビューです。
リンク
価格:3899円(価格は2021年8月15日 午前0時00分の情報です)
それではどうぞ。
開封。付属品はイヤーピース、保証書、説明書など

パッケージです。スマートフォンのような上下開きの化粧箱になっています。

裏面にはスペックなどが記載されています。
製品機能と利点
・最も新しいQualcomm5.0チップを採用
・CVC8.0アクティブノイズリダクション技術
・手形タッチ機能でワンタッチコントロール
・LEDディスプレイデザインでイヤホン残量を一目瞭然
・12mmの高忠実度スピーカー
・充電ケースはモバイルバッテリーとして他のデバイスに充電できる
・IPX7防水&防塵&防汗デザイン
製品仕様
・Bluetoothバージョン:5.0
・無線動作距離:10m
・スピーカー感度:104±3db
・応答周波数:20-20kHz
・イヤホン通話時間:6時間
・イヤホン音楽再生時間:6時間
・スタンバイ:350時間
セット内容
・T30 TWS Bluetoothイヤホン
・USBチャージケーブル
・イヤーピース(L.M.S)
・ユーザーマニュアル
・保証カード

開くとスポンジに収められたケースが現れます。中華製のワイヤレスイヤホンというと令和最新版とかでネタにされているので、なかなかにしっかりしていて驚きました。

本体です。モバイルバッテリーとしても使えるだけあって、なかなかに大型です。

側面に充電ポートがあります。端子はUSB-Cです。

裏側にはキャップがあり、それを外すとUSBポートがあります。因みに出力は5V1Aです。

ケース側面のボタンを押すと蓋が開きます。
液晶ディスプレイではケースのバッテリー、イヤホンのバッテリー両方が見られます。
ケースのバッテリーがちゃんとパーセント表示で見られるのは分かりやすくていいですね。

ケースの下には付属品の入った箱が入っています。

付属品一覧です。別サイズのイヤーピースが2種類と充電用のUSBケーブル、そして説明書と保証書です。

イヤホン本体です。まさにスポーツ用という見た目で、シリコン製のイヤーフック付きです。装着感はなかなか良好です。
本体の表面はタッチパネルになっており、ここで操作が可能です。

大口径のダイナミックドライバーを搭載しているだけあって、裏面はなかなか特殊な形をしています。

イヤーピースを外したものがこちらです。ノズルはそこそこ細めですね。
使い方、操作方法、スペック、ペアリング方法、リセット方法など
使い方はこんな感じです。因みにコーデックはAptxです。
・ボタン操作
電話に出る:任意のイヤホンをクリック
電話を切る:任意のイヤホンを長く押す
電話を拒否:多機能ボタンを2秒後押す
Siri起動:任意イヤホンを3回連続クリック
再生/一時停止:任意イヤホンを2秒押す
曲送り:右耳イヤホンのタッチ部分をダブルクリック
曲戻り:左耳イヤホンのタッチ部分をダブルクリック
音量+:右耳イヤホンのタッチ部分をクリック
音量-:左耳イヤホンのタッチ部分をクリック
・接続方法
1.イヤホンを充電ケースから出して、イヤホンが自動ONになって、ペアリングモードに入ります。
2.こ設備のBluetoothをONにして、Bluetooth設備を検索します。Bluenin T30を選択して接続します。
3.「connected」の音声が流れれば、接続完了です。
・マルチ接続
1.携帯Aとイヤホンな接続成功後、携帯Aでイヤホンの接続を削除してイヤホンがペアリングモードに入ります。
2.携帯BのBluetoothをオンにして、Bluenin T30を選択して接続します。
3.イヤホンを再起動して、自動的に携帯Bに接続します。携帯AのBluetoothをオンにして、Bluenin T30を選択して接続します。これでマルチ接続完了です。
・初期化
イヤホンがオフ状態で、左右イヤホンの多機能キーを10秒くらい長く押して、赤と青のランプが同時に2回点滅して、2秒後赤と青のランプが再度同時に2回点滅します。
Bluetoothバージョン:QCC3020、Bluetooth5.0
バッテリー:充電ケース 3.7V/2500mAh イヤホン 3.7V/55mAh
充電ケーススタンバイ:2000時間
イヤホンスタンバイ:500時間
イヤホン通話時間:6時間/136時間(充電ケース接続時間を含む)
イヤホン再生時間:6時間/136時間(充電ケース接続時間を含む)
充電時間:1時間
充電電流:64Ma
使用温度:-10℃~+50℃
サイズ・重さ:102mm*62mm*35.8mm 58g
Bluetooth動作周波数:2.402GHz-2.480GHz
ちなみに片方だけ接続される場合もあります。そういう場合は1度ケースに収めて、両方のイヤホンをなるべく同時に取り出すようにしてみてください。
音質レビュー。重低音がかなり激しいストリート系の音作りなイヤホン
それでは、音質のレビューに入っていきます。
・Lynch. IDOL
このイヤホンの音を一言で言うなら、低音域がかなり強い迫力重視のサウンドです。重低音がかなり強く、低音のアタックが常に鼓膜を揺らします。
低音のアタック自体は丸く、解像度は並。つまりそこそこブーミーなのですが、以外にも悪くないので驚きました。低音が非常に強い割には低音域がヴォーカル帯域をマスクすることも無く、なかなかに上手い具合のチューニングだと思います。
反面、高音域は控えめです。ハイハットなどの音色はあまり聞こえません。この部分は好みが別れそうです。
音の系統としては、KBEAR Robin 青雀という中華イヤホンに似た音色だと思います。
勿論Robinの方が高音域もきちんと聞こえますし解像度も上ですが、低音域の迫力とメリハリが強いところが非常に似ていると感じました。
・NoGoD Arlequin(ハーレクイン)
やはり非常に低音の強いバランスです。キックの重さなどはまるで雷鳴のようで非常にノリがいいです。
こういうワイヤレスイヤホンは外出先などの騒音レベルの高い場所で使用するので、どちらかというと低音域が強くても気になりません。カナル型イヤホンは遮音性が高いですが、主に遮音できるのは高音域なので低音の騒音はあまりカットできません。なので外部の騒音レベルが高ければ高いほど、低音域が聞き取り辛くなってしまいます。
それをどうにかするにはアクティブノイズキャンセリングを搭載するか、このように低音域を強いチューニングにするかのどちらかで対処できます。このイヤホンは後者のタイプですね。
総評 中華製のワイヤレスイヤホンも馬鹿にできない時代
総評ですが、このワイヤレスイヤホンは非常に良く出来た製品だと感じました。
明らかな安っぽさもなく、音質も充分にいい。作り込みもなかなかしっかりしています。ELECOMとかの安い完全ワイヤレスイヤホンと大した差はないのでは無いでしょうか。
一昔前の中国製のワイヤレスイヤホンというと令和最新版とかで馬鹿にされていましたが、最近は侮れないクオリティになっているようですね。
それでは、以上です。
リンク
価格:3899円(価格は2021年8月15日 午前0時00分の情報です)
- 関連記事
-
-
最安の中華CIEMメーカーHisenior AudioのT2がおすすめ。世界一安いコスパ最高の激安カスタムIEM。安く作りたいならココ 2021/03/28
-
JSHiFi-ZHXをレビュー。イヤホンの変換プラグで音質は変わるのか? 2022/01/13
-
JH Audio Layla Universal fitとLayla Ⅱの音質の違いについて考察してみる【高級イヤホン】 2021/01/19
-
Xperia 1 Ⅱのゲームエンハンサー機能、「HSパワーコントロール」は最強のバッテリー劣化防止ソフト 2020/06/16
-
中古で激安、Fiio E12の音質をレビュー。ハイパワーなアナログポタアン 2022/04/18
-
スマホリング、バンカーリングのメリットとデメリットについて説明【デメリットは多いけど有能】 2019/05/03
-
iFI-Audio xDSD Gryphonの音質をレビュー。micro idsd BLとの比較 2022/03/05
-
超高級アナログアンプ、ifi audio Pro iCANの音質をレビュー。Pro idsdとの組み合わせで約70万 2022/05/04
-
AUGLAMOUR(オーグラマー)F300のレビュー。リケーブル可能なミドルクラス中華イヤホン 2021/09/13
-
mp3ornot.comでMP3のビットレートによる音質の違いを比較してみた。320kbps、128kbps 2020/08/02
-
スポンサーリンク