重低音が強くなる?セリアの低音域が聞こえやすいイヤーピース「DEEP SOUND」をレビュー

♨の人

-

スポンサーリンク

本日は、Seriaにて見かけた面白そうなイヤーピースのレビューです。



二重構造で低音域が聞こえやすくなるというイヤーピースです。

それではどうぞ。





イヤピを変えると音も変わる。高遮音性イヤーピース



イヤーピースを変えると音も変わる。芯と弁の二重構造で耳に優しくフィット!
遮音性を高めることで低音域が聞こえやすくなります。

※耳にフィットするように少し奥まで入れてください。
※聞こえ方には個人差があります。

適合イヤホンサイズ
本製品はイヤーピースを装着する部分が4~5mmの密閉型イヤホンに適合します。
※適合サイズ以外のイヤホンやその他の形状のイヤホンには適合しません。予めご使用されているイヤホンの形状とサイズをご確認の上、お買い求めください。

⚠ご使用上の注意
●適合サイズ以外のイヤホンをご使用された場合、イヤーピースが簡単に外れたり、逆に外れにくくなってしまい、トラブルの原因となる恐れがありますので、絶対にご使用しないでください。
●本商品を装着する際に強く引っ張ったり、無理な力を加えますと、本商品が破損する恐れがありますので、お取扱には十分ご注意ください。
●お肌に合わない場合はすぐにご使用をお止めください。
●本来の目的以外でのご使用はお止めください。
●小さいお子様が謝って口に入れない様、十分ご注意ください。
●商品を開封する際には、台紙やブリスターでケガをしない様、十分ご注意ください。
※商品のデザインや使用・材質は予告無く変更する場合がありますので、予めご了承ください。
■材質:シリコン

発売元 丸七株式会社


イヤーピースを変えることで音も変わる。この辺はオーディオマニアにとっては当たり前のことですが、まさか百円均一のイヤーピースでこんなキャッチコピーの商品を見ることができるとは面白い時代になりましたね。



というわけで、早速ANDROMEDA 2020に装着してみました。ANDROMEDAはかなりノズルの太いイヤホンですが、押し込めば何とか装着することができます。裏面には適合サイズが書いてありますが、これなら大抵のイヤホンには装着可能かと思います。

このイヤーピースに似たイヤピというと、アユートのAET07が思い浮かびますね。


残念ながら私はAET07を所有していないため、今回はかなり似たイヤーピースであるKBEAR 07と見比べてみました。




質感としてはSeriaのDEEP SOUNDの方がシリコンが薄く、軸部分もKBEAR 07の方がしっかりとしています。


ほとんど同じように見えますが、微妙に違いがあります。KBEAR 07は軸部分と傘部分が途中でくっついているのに対し、DEEP SOUNDイヤーピースは軸そのものがチューブ状になって貫通したようなデザインです。





本当に低音域が強くなる。ドンシャリ強化におすすめ


それでは音質のレビューに入っていきます。
今回は、本当に低音域が強くなるのか、という点に重点を置いてレビューして行くとしましょう。

比較対象として、とこにでもあるような一般的なイヤーピースを用意しました。いわゆる標準イヤーピースというやつです。今回は中華イヤホンから適当に拝借しました。


これと付け替えながら、曲を交互に聞いてみたいと思います。

アンプはmicro idsd BLを使用しました。




・アルルカン ダメ人間


ANDROMEDA 2020は通常イヤーピースでも十分な量感の低音が出ていますが、イヤーピースをDEEP SOUNDに変えることで、確かに低音域の響き方に変化が現れました。

具体的には低音のアタックがより重くメリハリが出るようになり、ベースラインやキックがより聞き取りやすく変化しました。

比較してみると、普通のイヤーピースのANDROMEDA 2020は高音域の主張が強めのそこそこフラットに聞こえるような仕上がりで、逆にDEEP SOUNDは低音域の主張が強く音の密度の高いドンシャリサウンドです。

やはりイヤピ内径が狭いことも相まって、音の質感はかなり変化しますね。


このイヤーピースは、FinalのEタイプなんかに近い音かもしれませんが、FinalのEタイプと比較してみるとこちらの方がより低音が強く密度の濃い音に感じられました。全体的なバランスとしてはFinal Eタイプの方が上に感じますが、低音の迫力と量感だけで言うなら明らかにDEEP SOUNDの勝利と言えます。

どちらがより優れているという話ではなく、これは好みの差が出そうな感じです。より直接的な迫力があるのはDEEP SOUNDなので、百円均一のイヤーピースといえどなかなか侮れませんね。




・NOCTURNAL BLOODLUST VENOM


この曲では、より変化が顕著に現れました。普通のイヤーピースの場合、明らかに音圧が不足しています。

DEEP SOUNDイヤーピースは音がとても濃密で、鼓膜を揺らすような重低音の響きが非常に良く出ています。更に低音のアタック感もよりせり出してくるようになるので、まるでライブハウスのような大迫力のサウンドが楽しめます。

特に変化が大きいのがギターの音色で、DEEP SOUNDイヤーピースはギターの低音弦の響きがより強く、より聞き取りやすくなっています。

試しに左右のイヤーピースを片方だけ普通のイヤーピースに戻して聞いてみると、明らかにDEEP SOUNDの方に音が傾いているような定位の不自然さを得られました。






あとがき。百均と言えど侮れない


このイヤーピース、百円均一といえど、なかなか侮れない製品だと思います。確かに音は明らかに変わりますし、質感もそこら辺の安いイヤホンの標準イヤーピースと比較して明らかに良質です。

とりあえず100円ですから、興味がある方はぜひSeriaにて購入してみてください。

それでは、以上です。



ブログパーツ
関連記事

スポンサーリンク