音質が悪いとは具体的にどういうこと?音質がいい曲と悪い曲を聴き比べてみる

♨の人

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この曲、なんか音質悪い。そんなことを感じる人もいれば、そんなこともないと感じる人もいます。

音質の善し悪しというのは言葉で表現するのは非常に難しく、それぞれ使っている機材のレベルや音楽の種類も違うため具体的なラインを引くのは非常に難しいものです。

そこで、本日は音の初心者のために音質の善し悪しの違いをわかりやすく解説していきたいと思います。




そもそも音質が悪いとは?


そもそもの話、音質とは音の質です。それが悪いとはどういう事でしょうか。

ノイズが入っている、音が割れている、これは問題外ですね。

では、特にそのような事がないのに、音が悪い、という動画を見てもらいます。

己龍というバンドより情ノ華です。



注意としまして、YouTubeの画質は最高設定にしてください。YouTubeは動画の画質によりビットレートが変化するので、低画質だと音質もそれなり、通常画質でも音質はそこそこのレベル(マニア的には悪い方)になってしまうので。

どうでしょうか。私は個人的にこのMVは己龍の中でも音質がかなり悪いと感じます。

具体的にはヴォーカルが少し浮いていて、音の質感がザラっとしている感じです。音が乾いているとでも言えばいいのでしょうか。なんというか形容しがたい違和感を感じるのです。イヤホンで聞いているのにまるでラジカセから出ている音を聞いているような、そんな違和感。

でも、この動画を見ても音質が悪いと感じない人も沢山いるでしょう。

では、こちらを聞いてもらいましょう。己龍-トピックより同じ曲の情ノ華です。

こちらはCD音源と同等の音質、というかMVとは違うCD版の音源ですね。



聴き比べてみると分かりますが、まるで音の厚み、艶感が違うことがわかります。音量が違うので聴覚的に同じと感じるレベルで調整してください。

琴の音やドラムの音などは特に変化が顕著で、情報量がまるで違います。CD音源版は残業の音色まで綺麗に聞き取ることが出来るでしょう。またヴォーカルと楽器隊の一体感もまるで違い、MVはヴォーカルのみが目立っていて非常に違和感があります。

どうでしょう。同じ曲で聴き比べてみると、音質の善し悪しが分かると思います。





注意点。ちゃんとしたイヤホンやヘッドホン、ちゃんとしたスピーカーを使おう


上の動画をスマホで再生して「全然変わんなくね?」と思った人もいると思います。

しかし、スマホのスピーカーははっきり言ってしまうとオモチャ同然の音質しかなく、それで音の善し悪しを語るのは無理があります。耳がいい人はスマホのスピーカーでも十分に違いが分かると思いますが、違いがわからなかったという人は少なくとも2000円くらいのイヤホンやヘッドホン、1万円くらいのちゃんとしたミニコンポなどを使って聞いてみてください。違いがわかることでしょう。





それでも違いがわからないんだけど?


それでも違いがわからない。そんな人もいるでしょう。

しかし、耳というのは鍛えれば感覚が鋭敏になっていきます。何回も何回も聴き比べているとあら不思議。いつの間にか音の違いがわかるようになっています。

でも私は百均のイヤホンでも大丈夫なクソ耳だし……なんて考えている人もいるかもしれませんが、そんなクソ耳でも鍛えればUSBケーブルの音の違いを聞き分けられるようになります。ソースは私。私も昔はイヤホンなんて百均で十分!音質の違いなんてわかるやつはパラノイア!と思ってた口ですからね。







安くて音のいいイヤホンはこれ


最後に、安くて音のいいイヤホンを紹介して終わりたいと思います。

それがこちら。KZ EDX Proです。





このイヤホン、詳細なことは上のレビューを見てもらえば分かりますが、安いくせにとにかく音がいいです。うねるような重低音、綺麗な高音、そしてそれに負けないヴォーカル。私が購入してきた安価なイヤホンの中では一二を争うほどの名器だと個人的には思っています。オススメですよ。

ちなみにこの記事を書く際に使った環境はイヤホンがCampfire Audio ANDROMEDA 2020、アンプがifi audio micro idsd BLです。




それでは、以上です。

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