JSHiFi-ZHXをレビュー。イヤホンの変換プラグで音質は変わるのか?

♨の人

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どうも、温泉の人(@otkZLQ2xGa4Fcqb)です。

本日は、JSHIFIさんのZHXという2.5mm→3.5mm変換ケーブルをレビューしたいと思います。



それではどうぞ。





パッケージ、ビルドクオリティなど



パッケージはいつもの中華ケーブルと同じような感じのジップロックです。もはや安心感がありますね。


本体はこんな感じ。ケーブルの質感も高く、細部もしっかり作り込まれています。


取り付けた例がこちら。非常にしっかりとした差し込み具合で、一体感があります。





音質差。果たして違いは出るのか


それでは音質の比較に入っていきます。

アンプはmicro idsd BLを使用しました。


使用したイヤホンはEMPIRE EARS ODINとJH Audio Rosieです。


音質についてですが、これはKBEARの変換プラグとほとんど同じです。

若干違いがあるような気もしますが、私レベルの耳では明確な差などはわかりませんでした。プラシーボを排除するため何度も聴き比べた結果です。

世の中にはプラグのメッキで音が変わるという主張をしている方もいるのでその辺はよくわかりませんが、少なくとも私は変わらないと思います。この製品とKBEARの変換プラグではケーブルの分インピーダンスの変動があると思いますが、たった10センチ程度のケーブルを追加しただけなのでその差を人の耳で聞き分けられるかと言うと微妙です。せめて30cmくらい長さがあれば変化もわかりやすいでしょうが。

ではどんな製品でも音は同じなのか、と言うとそういう訳ではありません。例えば私の過去の経験ですが、百円均一のL字変換アダプターを使用した際極端な音量の低下を感じたことがあります。これは明らかに音質に変化が現れています。

他にはケーブルがしっかりしていない変換ケーブルなどでは外来ノイズによる差を感じるかもしれません。これはUSBケーブルの音質差に現れていました。


この手の製品は音質を向上させるものではなく、如何に音質の劣化をなくすか、という点が大事だということを忘れてはなりません。つまり世の中には「まともな変換プラグ」と「粗悪品」の2種類があって、それで音の変化があると言われているのでしょう。

もちろん私がクソ耳なだけでもっと突きつめたマニアの方なら変化がわかるかもしれませんが、少なくとも私は音色の変化は感じませんでした。

あとはこの手の製品はバランス接続からアンバランス接続に変換するというニッチな製品です。なので、バランス接続とアンバランス接続を比べて音が変わった、と言っている人も居るでしょう。

しかし、バランス接続とアンバランス接続では通る回路も出力もまるで違うわけですから、音は変わって当然です。それと混同してはいけないということに注意が必要です。あくまでも今回の記事は変換プラグの品質についての記事ですからね。





あとがき


というわけで、JSHiFi ZHXのレビューでした。

音に変な癖もなければ音の劣化もないいい変換ケーブルだと思います。また変換プラグと違いDAPやポタアンからまるでアンテナのように飛び出す心配がないので、その辺も評価ポイントですね。

というわけで、本日はここまでとなります。

それでは、以上です。



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