高級イヤホンを馬鹿にしていた私がオーディオ沼とイヤホンスパイラルにハマったワケについて
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最近はレビュー記事ばかり書いていたので、久々に自由気ままに適当な記事でも書こうと思いこの記事を執筆することにしました。
というわけで、過去には高級イヤホンを馬鹿にしていた私がなぜオーディオ沼にハマってしまったのかということを書いていこうと思います。

温泉の人のオーディオへの個人的な考え
さて、ではなぜ私が沼ってしまったのか、という前に、私の沼る前のオーディオへの個人的な考えについて書いていこうと思います。
まず、それ以前の私はダイソーの300円イヤホンを愛用していました。
その頃の私の中の考えでは10000円でも高級イヤホンで、そしてそんなものを一般人が使ってどうするんだ、と考えていました。
何万円もするイヤホンがあると言うのを知った時は非常に驚くと共に、そんなものオーディオオタクのプラシーボだろう、と半ば馬鹿にした気持ちで見ていましたね。
さらに2chなどでよく見る「1万円以上は好みの差」という言葉を盲信しては、高級イヤホンユーザーをオカルトマニアだと嫌悪していました。
(まあ今でもオーディオオカルトは大嫌いですが)
しかし、とある時を境に高音質というものを知ることになります。
それが、ちょうどコロナの影響で国民全員に10万円が支給された頃。そろそろ試しに買ってみるか、ということで、自分の中ではかなり奮発して10000円のBluetoothイヤホンを買いました。
最初は「まあ所詮高級イヤホンなんてこんなもんか」という気持ちだったのですが、音楽を聴けば聴くほどだんだんダイソーの300円イヤホンとは比べ物にならないほどの音質だということをひしひしと感じることに。
それからというものの高音質というものが気になってしまい、ブログのネタにもなるし有線の高級イヤホンを買ってみるか、ということで悩み悩んだ末3万6000円くらいでShureのAONIC4を購入。最初は2万円くらいのイヤホンにするつもりでしたが、3万円の方がネタとしては面白いと思って購入しました。
ここで終わっていれば良かったのですが……そこから高音質の沼にハマっていくことになるのでした。
アンプを購入してからというものの、物欲が止まらない
時はそれからしばらくしたところ。高級イヤホンに必要だというアンプを溜まっていた楽天ポイントで購入してしまいました。nano idsd BLです。
そこからはもう物欲の嵐。10万超えのイヤホンとはどんな音なのか?と非常に気になりつつも、財布と自分の金銭感覚を見てはやっぱり買わない、というのを繰り返していた頃でした。
そこでとあるサイトにて、14万のイヤホンが4万円程度で買える、という情報をキャッチ。3万円ものイヤホンを購入してしまった矢先、そんなものが本当に必要なのか?
でも欲しい。
という気持ちを抑えられず、JH Audio Rosieというイヤホンを骨身を削る覚悟で購入。ここからが本格的な沼の始まりでした。
底なし沼に両足が浸かり始めた
自分の中でイヤホンに出せる予算を大幅に超えた大金を出して購入したJH Audio Rosie。その音質たるや凄まじいもので、この頃になると「高級イヤホンってすげえんだなぁ」という感覚に完全になっていました。
そしてそんなこんなでRosieとnano idsd BLで音楽を楽しんでいた頃。いつかは欲しいと思っていたmicro idsd BLの生産が終了というニュースが舞い込んできました。
本来の価格は75000円でしたが、高騰に高騰を重ねその値段は10万円超えに。しかしこれは買っておかなければ絶対後悔する。というわけで、在庫無しのキャンセルを何度か繰り返しながらも、なんとか在庫を抱えているショップを見つけ出し10万円出してmicro idsd BLを海外から個人輸入。この頃くらいから金銭感覚が狂って行ったように感じます。
そこからは気になっていたLaylaが品薄だ!→購入。というように、沼に順調にハマっていくのでした。
何故こうなった。大量のイヤホン達
てなわけでポータブルオーディオを初めて1年半ほど、私の現在の手持ち機種はこんな感じです。正直なところ大した物は持っていませんが、一般的に見れば沼の住人と言えるのではないでしょうか。
イヤホン
EMPIRE EARS ODIN
JH Audio Layla Universal fit
JH Audio Rosie
Campfire Audio ANDROMEDA 2020
STAX SRS-002
Shure AONIC4
ヘッドホン
beyerdynamic T5P 2nd
FOSTEX T60RP
アンプ
ifi audio micro idsd BL
FOSTEX HP-A4BL
FX-AUDIO TUBE-01J
FX-AUDIO PH-01J
EK JAPAN TU-HP01
Fiio E12(2022 4/18 追加)
ifi audio Pro idsd(2022 4/27 追加)
ifi audio Pro iCAN(2022 5/1 追加)
その他中華イヤホンなど
MS-TW21BS
Final E500
Final E3000
SoundsGood SE01
KBEAR KS1
KBEAR neon
KBEAR Robin
KBEAR Lark
Blon Bl-mini
Blon Bl-A8 prometheus
Blon Bl-MAX
Blon Bl-07
CCZ Coffee Bean
CCZ emerald
CCZ Melody
CCZ Plume 羽
DCMEKA IE68
DCMEKA A09
KZ EDX
KZ EDX Pro
CCA NRA
Opera Factory OS1Pro
NICEHCK DB1
TRN STM
Panasonic RP-HJE150
AUGLAMOUR F300
HSE-A1000PN-SO
Bluenin T30
Acefast T2
OneOdio SuperEQ S1
TWS001
KBX4919
Tinsel Earphone Cable
JSHiFi‐白龍
KBEAR 4948
JSHIFI ZHX
他にはUSBケーブルやAUXケーブル、フェライトコア、真空管やイヤーピースなんかにもお金を使ってます。完全にもう気持ち悪いオーディオオタクですね。
総額で行けばそうですね……約220万くらいでしょうか。中古もかなり混じってるので私の場合もっと安かったですけど、それでも約150万は使ってる気がします。
まあ100万程度などポタオデ界隈からすると初心者~中級者くらいと言うのが恐ろしいですが……SP2000とErlkönigでそのくらいすぐ行きますからね。
まあ金額なんてどうでもいいですよ。どうせ上を見りゃキリがないんですし、時計やら車やらの他の趣味に比べりゃポタオデの散財なぞ可愛いもんです。
問題点は、なぜ高級イヤホンを嫌悪して、ダイソーの300円イヤホンを愛用していた私がこんなことになってしまったのか、ということです。
沼った理由
恐らく、私がここまで沼ってしまった理由は段階を踏まなかったからだと思います。
上で書いたように私が高音質に目覚めたのは1万円ほどのTWSがきっかけだったのですが、有線イヤホンはずっとダイソーの300円イヤホンを使っていました。
そこからいきなり3万円のイヤホンに飛び、そこからいきなり14万のイヤホンに飛び、さらに37万のイヤホンへ……アンプもスマホから3万、そして10万というように、小さく段階を踏まなかったがゆえに音の変化が逐一大きく、そして金銭感覚の麻痺も大きかった。それでいつの間にか引き返せないところまで来てしまっていた、というのが私が出す結論です。とは言ってもまさか新品でODINを買う日が来るなんて夢にも思っていませんでしたが。
初めてAONIC4を買った時は「ふ~ん、3万円って言ってもこんなもんなのね」という感じでしたが、アンプとの組み合わせだったり、それこそ初めてRosieを聞いた時の衝撃たるや凄まじいものがありましたから。そこから本格的に沼にハマって行った気がします。
他には中古品に手を出したのも大きかったでしょう。AONIC4を買った頃の私はイヤホンに10万以上など到底出す気もなかったですが、中古であればRosieは4万円程度で買えました。
ですが値段は4万でも中身は14万のイヤホンです。当然音も14万円のハイエンドサウンド。そんなものを聞き続けていたらそりゃいつの間にか引き返せないところにいるよね、という感じです。
アイドルマスターシンデレラガールズとの出会い
他にはアイドルマスターシンデレラガールズとの出会いも大きかった気がします。ちょうど出会ったのはAONIC4を買う少し前くらいでしたかね。LGの2画面スマホの性能を確かめるため試しにデレステをインストールしたのがきっかけです。
その頃の私と言うと聴いているのはNOCTURNAL BLOODLUSTと聖飢魔II、Lynch.、歌ってみた、そしてアニソンくらいで、それも作業中にながらで聞くみたいな感じでそこまで音楽を聴くという習慣もCDを買うという習慣もありませんでした。
しかしアイドルマスターシンデレラガールズに出会ってからというもののCDを買い漁る習慣が私の中に出来てしまい、必然的に音楽を聴く機会も増えます。気づけばAONIC4とnano idsd BLで音楽のみを聴くという習慣が私の中に出来上がってしまっていました。そこからはもう完全にオーディオを趣味と呼べるくらいには嗜む事になっていましたね。
謎の強迫観念も沼にハマった理由の一つ
そしてこれはブロガーとしての性というか見栄というかなんと言えばいいか分かりにくいのですが、オーディオのレビューを始めた頃から「え!?オーディオレビューとかやってんのにそんなしょぼい機材しか持ってないの!?」と思われるのが怖いという強迫観念のようなものに悩まされ初め、それが原因で金銭感覚が余計に麻痺してしまったという自覚があります。
今はもう正直なところそんなのすげぇ馬鹿らしいなとしか思いませんが、昔の私はそれに真剣に悩んでいたんですよね。この強迫観念は高級イヤホンを何種類も視聴し、ある程度自分の機材も揃ってきたところで無くなりました。
現在の心境。今はもうあまり買う気は無い
現在は、新たに高級イヤホンを買い足すつもりはありません。というのも、特に大枚を叩いてまで欲しいものが無いからです。
EMPIRE EARS ODINは特別私が惚れ込んだサウンドなので、私の中でこれを超えるイヤホンが出てこない限り今後高級イヤホンは買わないでしょうね。ODINを買ってからというものの他の高級イヤホンが全く欲しくも無くなりました。
あとは系統が被る機種も買いません。Rosie、Layla、ANDROMEDA 2020、T5P 2nd、T60RP、SRS-002など、手持ちの機種と音が被るような機種は好きな音であってもイマイチ欲しくならないです。私はイヤホンには個性を求めているので、個性の被る機種は音が良くても特別欲しくは無いです。Legend X、U18Sとかがそんな感じです。
アンプに関してはまだまだ欲しい機種が沢山ありますが、こちらも大金を出すまでは行かないでしょう。私のメインシステム及びリファレンスはもうmicro idsd BLで決まっているので、買うとしてもmicro idsd BLが壊れた際にsignatureを買うという感じです。
ちなみに欲しいのはCayin C9やFiio M17とかですかね。買いませんが。
あとがき
というわけで、温泉の人のオーディオ沼事情についての記事でした。
オーディオ自体は好きですし、ブログも最近はほとんどオーディオブログになって来ているので今後もおそらく辞めることは無いでしょう。
ただ、正直なところを言うとAONIC4で止まってりゃ幸せだったんだろうなぁ、とは今でも思ってますけどね。
てなわけで、本日はここまでとなります。
それでは、以上です。
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