EarPods、AirPods用シリコンカバーで音質は変わる。音質改善のためのマストアイテムが100均セリアにて販売中
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本日は、Seriaにて見かけたAirPods&EarPods用シリコンカバーをレビューしていきたいと思います。
それではどうぞ。
パッケージ、外観など

パッケージはこんな感じです。

裏面には注意書きなどが書いてあります。
■AirPods・EarPodsの両方に対応
■特殊な形状で耳にしっかり固定
■スポーツや散歩、通勤時の使用に
■水洗いが可能で、清潔に保つことができます。
使用方法
【取り付け方】
1.シリコンカバーを広げながらヘッド部分に取り付けてください。
※取り付けの際は左右の向きにご注意ください。
2.右図の矢印のように動かしながら耳のくぼみに合わせるように装着してください。
※Apple社のイヤホンAirPods、EarPods専用のカバーです。その他のイヤホンにはご使用いただけません。
※AirPodsを充電ケースに収納する際は、本製品を取り外す必要がございます。
ご注意
●本製品を使用しての事故、または機器の落下、紛失、故障やトラブルに関して当社では一切の責任を負いかねます。予めご了承ください。
●肌に合わない場合はご使用を中止してください。
●過度の力で取り付け、取り外しをおこなうとイヤホンまたは本製品が破損する恐れがあります。
●本製品を用途以外の目的には絶位に使用しないでください。
●本製品は消耗品のため、修理対象外商品です。
●通常の使用や保存状態でも、経年劣化で自然劣化する場合もあります。
●万一、当社の製造上の原因による初期不良が発生した場合、新しい本製品とお取替え致します。それ以外の保証は一切致しかねますので、予めご了承の上ご使用ください。
●本製品の仕様、外観は改良のため予期なく変更することがあります。
●火器の近く、高温、多湿の環境で使用、保管をしないでください。
●幼児の手の届かない場所に保管してください。
●製造上、多少の色むらやゆがみ、バリなどが生じる場合がありますが、ご使用上問題ありませんので、予めご了承ください。
●幼児の手の届かない場所に保管してください。
●本製品のパッケージ等に記載されている商品名や社名等は、一般に各社の商標・登録です。
株式会社アットキュー
当然ですが、AirPods Proには装着できません。
付けると付けないでは音質に雲泥の差
それでは、音質の比較に入っていきます。
アンプはmicro idsd BLを使用しました。
リンク
・Lynch. CREATURE
やはり、EarPodsは不思議なイヤホンです。音抜けは限りなくいいのですが、音自体の解像度が低く、高音質とも低音質とも断言しにい不思議な音。これがイントラコンカ型の音なのでしょうかね。
褒められる部分としては音場でしょうか。音場はイヤホンにしてはかなり広い部類に入ります。これはインナーイヤー型のメリットのひとつでしょうか。カナル型のように閉塞感がないため、音が四方八方に抜けていくような感覚を味わえます。
・カバー装着後
まず、明らかに音圧が増しました。シリコンにより余分な隙間が埋まったからでしょうか。低音も増したように思えます。
あとは低音域の解像度が非常に向上していますね。何も装着していない状態では追えなかったベースラインが、このカバーを装着したところ非常に負いやすくなっています。
反面、抜けの良さ、という点では何もつけない方が上です。例えるなら、このカバーはEarPodsをカナル型イヤホンの音に近くするアイテム、という印象ですね。
装着感はよりピッタリと密着して、イヤーフィンのお陰か安定感も高いです。AirPodsの落下防止にも非常におすすめできると思いましたね。
・アルルカン ジレンマ
やはり、カバー未装着では音の解像度に不満を感じます。あとは、音の定位が若干後ろよりなので、カナル型イヤホンを使い慣れているとその辺も違和感を感じると思います。
・カバー装着後
やはり、音の解像度が非常に増すという印象です。音像の定位もカナル型に近しい感じになりますね。
このイヤホンカバーの効果をわかりやすく例えるなら、EarPodsを耳に強く押し当てた時の重低音が増すような感覚を自然に味わえる、という感じです。非常に低音域が強くなり、それでいて解像度も高いです。
シリコンによる密閉度の高さが音に影響しているのだと思いますが、私自身もまさかここまで変わるとは思っていなかったので少し驚いています。やはりオーディオというのは試してみないとわからないですね。
カバー装着後の音を聞くと、やはりカバー未装着の音は軽く感じてしまいます。
・Palette
カバー未装着の音は、もはや物足りなさすら感じますね。普段からカナル型イヤホンに慣れている人であればあるほど、EarPodsの音には違和感を覚えると思います。
カバー装着後
やはり、カバー未装着では霧のように薄く拡散していた音が、装着することでギュッと締まるような感覚です。帯域バランスがカナル型イヤホンに近づくことでそう感じるのでしょうが、この音であればEarPodsの音を悪い、だなんて言うことはもう出来ないでしょう。
この手のインナーイヤー型というと、装着感により音質が露骨に変わってしまう、という問題もあります。
キツい場合は長時間使っていると痛みが出るだけで特段音質に問題は無いのですが、緩い場合は物理的に隙間が大きくなるということなので主に低音がスカスカになってしまいます。
そのような問題もこのカバーは解決してくれることでしょう。
高コスパなイヤーフィン。おすすめ
というわけで、セリアのAirPods・EarPods用シリコンカバーのレビューでした。
この製品は、インナーイヤー型では不可だったカナル型イヤホンにおけるイヤーピースの変更のような音質の変化を与えられる商品です。特に、今現在AirPods・EarPodsを使っていて、低音に不満がある、という人には文句なしでおすすめできると思います。
それでは、以上です。
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