セリアの低音に強いイヤホン XYY-91の音質をレビュー。確かに低音は強いが篭ったサウンド

♨の人

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どうも、温泉の人です。

本日は、セリアの低音に強いイヤホンをレビューしていきたいと思います。

それではどうぞ。





パッケージには堂々と低音に強いと記載



パッケージはこんな感じです。百円均一で低音に強い、なんて堂々と明記してある商品は珍しいので、見かけた瞬間衝動買いしてしまいました。


裏面はこんな感じです。


イヤホンにはベントが設けられています。その他の作りは非常に簡素な感じですね。

この手の低音に強い系イヤホンは家電量販店などに行くとよく見かけます。私はぶっちゃけると聞いたことないのですが、実際あの辺のイヤホンってどの程度の音質なんでしょうね。





音質。確かに低音は強いが篭っている


それでは、音質のレビューに入っていきます。

アンプはmicro idsd BLを使用しました。


・NOCTURNAL BLOODLUST 銃創

このイヤホンの音を一言で言うなら、その他の帯域を無視した、重低音のみがかなり強いイヤホン、という感じです。

ヴォーカルラインなどはほとんど聞き取れず、ハイハットなどの細かい音色もかなり隠れます。その変わり、かなり強い低音域を感じますね。

このようなラウドな曲では音がかなり混濁したような印象を受けますが、確かに低音域は強いです。篭っているイヤホンではあるのですが、それ以上に低音域の強さが印象的に思えました。

高音域はあまり出ていません。ハイハットなどの細かな音は強い重低音にかき消されてしまっています。

中音域はギターの音色がかなり太く出ており、ヴォーカルラインをかき消すかのごとく荒々しく鳴り響きます。ヴォーカルをメインで聞きたいという人には合わないでしょうね。

低音域は圧倒的です。量感がとにかく多く、それでいてアタックも重たい感じ。このイヤホンも篭ってはいますが、ただ籠っただけのイヤホンとは少し違う感じです。






・己龍 春

やはり、低音域がかなり強いです。そして、ヴォーカルラインはかなり篭っています。

正直なところまともに評価すれば籠っただけのクソイヤホンで終わる話ですが、それでは面白くないのでこのイヤホンの音を細かく分解してみていきたいと思います。

高音域はやはりあまり出ていません。しかし、琴の音色などは普通に聞き取ることができます。ライドシンバルも辛うじて聞き取れるという感じですね。

中音域は低音域と被っています。具体的には、低音域担当であるベースラインが中音域にまで干渉してきています。このようなバランスのイヤホンは珍しい感じです。ヴォーカルラインは相変わらず篭っています。

低音域はやはり圧倒的。中音域を塗りつぶすほどのベースラインと、重たいドラムのアタック。確かに低音重視であることは間違いないでしょう。





・MEJIBRAY (SM #2 Ver.)

MEJIBRAY 「Sliver(SM #2 Ver.)」

MEJIBRAYの「Sliver(SM #2 Ver.)」 をレコチョクでダウンロード。(iPhone/Androidアプリ対応)


フライスクリームとはそれなりに相性がいいようで、この曲はそれなりに普通に聞けました。この曲ではヴォーカルの曇りも上記の2曲ほど気にはなりません。

やはり圧倒的なのは中域まで干渉してくる低音域です。全ての帯域を塗りつぶさんかの如く低域が主張してくるので、歌モノにはやはり向かないと思います。インストゥルメンタルとか聞く人ならこれでもいいんじゃないですかね。




・Lunatic show

やはり低音域の強さとアタック感の重さはありえないほど強いです。というか、そこだけに振り切ったようなイヤホンに思えます。

ヴォーカルラインなどはお世辞にもクリアとは言えませんし、中音域は低音域と混濁しています。しかし、低音域の強さという点で見れば確かにこのイヤホンは非常に素晴らしいです。

篭っている感じの音が嫌いなら手を出すべきではないでしょうが、多少籠っていてもいいので低音域が強い方がいい、というような人におすすめできるイヤホンだと思います。確かに百円均一の中では低音域はかなり強い方だと思うので、キャッチコピーには偽り無しでしょう。




あとがき


というわけで、セリアの低音に強いイヤホンのレビューでした。

個人的には、セリアの人の声が聞き取りやすいイヤホンのせいで百円均一のイヤホンへのハードルは上がっているので、これは少し残念な音質でした。

しかし、このような試みは面白いと思います。予算の限界が出てしまったという感じでしょうか。

それでは本日はここまでとなります。

それでは、以上です。
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