日本のイヤホン・ヘッドホンメーカー・ブランドまとめ。日本製有線イヤホンなど

♨の人

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どうも、温泉の人です。

本日は、日本のオーディオメーカーについて紹介していきたいと思います。

それではどうぞ。





オーディオは海外が強い


最近だとONKYOが倒産するなど、海外に完全に押されている日本のオーディオメーカー。実際、ポータブルオーディオにおいてもやはり強いのはアメリカや中国、ドイツ、韓国など海外がメインです。

そんな中で奮闘している日本のイヤホン・ヘッドホンメーカーを今回は紹介していきたいと思います。




O2aid(オーツェイド) intime(アンティーム)


1つ目のブランドはintimeです。

碧 (SORA) Light 2019 Editionという超絶高コスパなイヤホンを販売して一躍有名になったブランドですね。


VSTという独自のセラミックツィーターを開発し特許も取得しており、その技術力は本物です。






Final(ファイナル)


音響工学の研究からイヤホン・ヘッドホンの開発・製造までをすべて自社で行う日本のオーディオブランド、Final。

驚きのコスパでSNSを中心として話題になったEシリーズや、最強クラスと名高いヘッドホン、D8000、世界初のトゥルーベリリウムドライバ搭載イヤホンのA8000など、低価格から高価格まで一貫して評価の高いメーカーです。


またイヤーピースの存在しないイヤホン、Piano Forteや、ASMR専用イヤホンE500、VR3000、分解してフィルターを交換することにより自分好みの音に調整出来るMAKEシリーズなど、面白い商品も沢山作っています。また、オーディオメーカーにしては珍しくエージングのようなオカルト領域の話についても真面目に研究しているメーカーでもあります。





SONY(ソニー)


ONKYOの倒産した今、もはや日本で唯一のDAPメーカーと言っても過言ではないでしょう。最近だと約40万円のWALKMANの新作が話題になりました。


SONYの誇るハイエンドイヤホン、IER-Z1Rはeイヤホンの有線イヤホン売上ランキング2021ではSENNHEISERのIE900を抑え1位となっています。



低価格帯はFinalやintimeに比べいまいちパッとしないものの、高価格帯ではやはりソニーは強いです。また、SONYはワイヤレスの分野でも強くwh-1000xm4やwf-1000xm4などはDSEE HXによりBluetoothでもハイレゾ相当の音質を楽しめるという強みも持っています。


また日本のスタジオのド定番のモニターヘッドホン、CD900stは誰しも目にしたことがあるでしょう。





audio-technica(オーディオテクニカ)


日本のオーディオメーカーの中ではSONYと同じくらい有名なのではないでしょうか。

ヘッドホン、イヤホンからヘッドホンアンプまで作っている総合オーディオメーカーです。



こちらもSONYと同じく安価な製品から、ハイエンドと呼べるような製品まで幅広く作っており、特にヘッドホンの評価が高いです。






JVCケンウッド Victor(ビクター)


ウッドドーム振動板という特殊なドライバーを開発している、JVC Victorです。

その中でも再上位機種になる10周年フラッグシップモデル、FW10000はハイエンドイヤホンの中でも非常に評価の高い一本でした。


他にもJVCはスパイラルドットという特殊な加工を施したイヤーピースを販売しており、そのクリアで繊細な高音域は非常に定評があります。


最近だとワイヤレスイヤホンの分野で活躍していますね。






フォスター電気 FOSTEX(フォステクス)


老舗のノウハウを生かしたRP振動板採用の平面駆動型ヘッドホン、T60RPや、漆塗りのハウジングを採用したTH900mk2など、音質のいいヘッドホンに定評のあるメーカーです。



またFOSTEXはアンプやスピーカーなども作っています。その他に特にOEM元としての需要が高く、他のメーカーにドライバーをたくさん提供しています。その事からも技術力の高さが窺えます。







Panasonic(パナソニック) Technics(テクニクス)


Technicsはパナソニックの高級音響機器向けブランドで、ワイヤレスイヤホンからスピーカー、レコードプレーヤーまで幅広く作っています。



ポータブルオーディオにおいてはEAH-TZ700というハイエンドイヤホンを販売しています。





協和ハーモネット株式会社 ZERO AUDIO(ゼロオーディオ)


CARBOというシリーズの高コスパイヤホンが定評のあるメーカーです。

CARBO BASSOなどは2012年発売ながら未だに売れ続けている定番モデルで、低価格ながらケーブルにはOFCを採用するという拘りも見受けられます。







RADIUS(ラディウス)


DAC・アンプ、イヤホンを作っている、ラディウス株式会社というメーカーです。

不思議な形のイヤホン、ドブルベやHP-NHR21などが特徴的ですね。他にはハイレゾ対応のUSB DACなどを主に生産しています。








JAPAEAR(ジャパイヤー)


新城にあるJAPANイヤホン製造株式会社のオリジナルブランド、それがJAPAEARです。

JEG-1000-8BA幻、JEG-999-5BA幻などのハイエンドイヤホンから、お手頃な価格のイヤホンまで幅広く販売しています。最近だとクラウドファンディングで幸せの桜貝をシェルに使用したイヤホンを作っていましたね。










株式会社サイラス Oriolus(オリオラス)


株式会社サイラス、ヒビノインターサウンド株式会社のエンジニアリングチームとマスター・ラオウ(HDP-R10 , D12Hj , P3DIY , P4  , DBPBの音響回路担当者)が共同で立ち上げたオーディオブランド、それがOriolusです。


こちらのメーカーもアンプからイヤホンまで幅広く製造しています。最近だとボリュームノブ非搭載の真空管ポータブルアンプ、BA300S MKIIなんかを販売しましたね。


超ハイエンドイヤホンも作っており、Oriolus Traillii JPはなんとその値段は2022年4月27日現在98万円。64 audio U18sやEMPIRE EARS ODINが2個買えて、さらにお釣りが来てしまうというとんでもない価格のイヤホンです。というかQDCの宝石を散りばめた特殊なイヤホンや純金製AirPodsなど特殊な例を除けば現状世界最高額のイヤホンです。ちなみに前は72万くらいだったんですが、おもっくそ値上がりしてました。





須山歯研 FitEar(フィットイヤー)


日本最大手と言っても過言ではないであろうカスタムIEMブランド、FitEar。日本のプロのアーティストはかなりの割合でこのメーカーのイヤモニを使用しています。

また、ユニバーサルモデルも多数展開しています。





canal works(カナルワークス)


カナルワークスは、大手オーディオ・ビデオ機器メーカーであるパイオニアに30年近く勤め、音響機器の設計・開発を数多く手掛けてきたエンジニアが2010年にスタートさせたカスタムIEM専業の日本メーカーです。

ジェル入りのイヤーピース、肉球なども販売しています。






有限会社スタックス STAX(スタックス)


言わずと知れたコンデンサー型ヘッドホン(イヤースピーカー)のメーカー、STAXです。

今では静電型ヘッドホンを作っているメーカーですが、昔は静電型のマイクロフォン、カートリッジ、スピーカー、ヘッドホン、アンプ、CDプレーヤーなども作っていました。

最近だと60万以上のSR-X9000が話題になりましたね。また、Shure以前にコンデンサー型イヤホンを制作していたメーカーでもあります。







あとがき


というわけで、日本のオーディオメーカーについてのまとめ記事でした。

私の個人的な推しはFinalですね。D8000のクオリティはとんでもなく高いので一度聞いてみることをおすすめします。

後はOriolus のTraillii JPの値上がりのえげつなさが印象的でしたね。EMPIRE EARSのODINですら7万の値上げだったのに20万以上の値上げって……

それでは、以上です。

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