WiFiカードリーダーをバックアップ用に買おうと思ったがろくな商品がないので結局安いスマホ買った方がいいんじゃないかと思った話

♨の人

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自称バックアップオタク&データの破壊者

どうも、ありえないデータ破損を何度も起こしているとなぶろ運営者の♨の人です


本日は、WiFiカードリーダーについて少し語っていきたいと思います

それではどうぞ






そもそもWiFiカードリーダーとは?どのような用途で使うもの?



そもそもWiFiカードリーダーというのは、一般的にWiFi機能を搭載したカードリーダーのことを言います

製品の特徴としては筐体にUSBスロットやSDメモリーカードスロットなどが搭載されており、そこにリムーバブルメディアを差し込むと、無線にてデータの読み書きができる、ということをアピールポイントとしている商品です



主な用途としては外出先にてデジタルカメラで撮影した写真を挿入して、スマホに送りスマホでSNSなどにアップする、という用途が主なものだそうです




で、私はこれをデータのバックアップに使えるんじゃないか?と思ったわけです

私は過去に何度もデータを消失させているためにデータの取り扱いはかなり慎重で、今は定期的にデータを格納するフォルダを変更していく、という方法を取っています

この方法ならばデータを一気に失うということがない、と思ったからです


まあこの記事の趣旨に反するので詳しくは語りませんけど、だいたい2~4ヶ月で4GBくらいですかね。そんくらいのデータをフォルダを変えながらバックアップしています



しかし、私は今まで何度もデータを破損させているためもはや何も信用していません

なのでSDメモリーカードを極力本体から抜くことなく、データをバックアップする方法を探していました

その時に見つけたのがこのようなWiFiカードリーダーの存在だったわけですね




ただし、調べれば調べる程にWiFiカードリーダーには問題点が多いことに気付きました

なので、次の項目ではその最大の問題について書いていきたいと思います

それではどうぞ







WiFiカードリーダーはほぼほぼ専用アプリが必須。だいたいこういう製品の専用アプリは言っちゃなんだがクオリティが低い



WiFiカードリーダーの最大の問題。それは専用アプリが必要だということです


WiFiカードリーダーは基本的に専用アプリでデータのやり取りを行います

ここが最大の問題なんです




その問題は皆さんもうなんとなくわかっているとは思いますが不具合です



このようなWiFiカードリーダーは、専用アプリでしか読み書きが行えないことが多いです

そのため、そのような専用アプリがもし何らかの理由により使えなかった場合、全然使い物にならないんです




これはAndroidのバージョンだけに限った話ではなく、例えば2018年に発売されたWiFiカードリーダーの場合、2019年販売のスマートフォンに対応しているとは限らないんです

また基本的にはOSのバージョンを指定していると思いますが、AndroidはiPhoneとは違い色々な会社の端末が販売されているために同じOSであったとしても相性問題などが発生してしまうことがあります



例えばたまにあるじゃないですか

この端末では使えるのに新しい端末じゃ使えない!とか、変なエラーが起こるようになった!とかの相性問題

そういうことが起こった時、このような専用アプリしか使えない商品は問答無用でクソデカ文鎮になるんです



サードパーティアプリが使えない
こらが最大のデメリットです

普通のファイルマネージャーなどで使えるのならもっと流行ると思うんですけどね
 







Bluetoothはデータを送ることが出来る。スマホでいいんじゃないかと思った理由



突然ですが皆さん、Bluetoothは知っていますよね?

企画としてはかなり昔からあるのですが、主に使われ始めたのはここ数年でしょうか


iPhoneがイヤホンジャックを廃止して完全無線イヤホンを販売したことにより、かなりの速度で普及しましたね




Bluetooth3.0あたりの頃に多かった遅延や途切れなどの問題もBluetooth4.2を超えたあたりからはほぼほぼ無くなりました




で、今ではもはや有名ですけど、実はBluetoothではファイル転送が行えます


方法としては双方の機器をペアリングし、片方の機器のファイル管理アプリから共有→Bluetoothを選び、転送する機器を選べばあとはおしまいです


Bluetoothはだいたい10メートルほど離れても通じるため、部屋の端っこのパソコンから部屋の隅っこのスマホまでデータを送る、なんてことが普通に可能です
(速度は幾分か落ちるが)



またBluetoothでの転送は有線でのデータ転送に較べて速度は劣るものの、画像一枚や数byteのtxtファイルなどを送るのであればケーブルを用意し接続する手間を考えればとても手軽なため、今では結構使用されていたりします


で、そんなBluetoothなんですが、データを送る、という用途だけで見れば十分にWiFiカードリーダーの代わりを務めることができると思います


要はスマートフォン本体からデータをバックアップ出来ればいいので、Bluetoothで他のスマホにデータを送って、あとはそのスマホでSDカードに書き込めばそれでWiFiカードリーダーのような使い方が可能です



言わばWiFiカードリーダーって無線でSDカードに書き込み中を見る機能しかないものなので、それなら正直なところスマホでもいいんじゃね?と思ったわけですね



今現在、WiFiカードリーダーはだいたい6000円から1万円以上くらいが相場となっています
(極端に安い製品は型落ち品でバージョンアップデートを個人で行う必要があったりと色々裏があるので手出ししない方がいいかと)


ならば対するスマートフォンはどうでしょうか?

例えば今だとHuaweiのP20Lite 32GB やNova Lite 16GBなら2万円前後で購入できますし、中古や型落ち端末、アウトレット。他にもfireタブレットなどに目を向ければもっと安く手に入れることもできます
アメカスぜってえ許さねえ

そのような端末は当然のごとくBluetoothに対応していますし、まあ当然の如くれっきとしたAndroidスマートフォンなのでSDカードも刺せますしファイルのコピーなんかは余裕でできます



もちろんスマートフォンはスマートフォン。そしてデータを転送するのもBluetoothです。WiFiカードリーダーのように中のデータを無線で見たりなどはできません

そこがWiFiカードリーダーとの大きな違いでありとても大きな問題点です


しかし、私の目的は最初から単なるバックアップ。見る必要などハナからありません

それに中が見たけりゃなんならそのスマホから見ればいい話ですからね

私の場合はスマートフォンでいいじゃん、となるわけです
あくまでも私が行いたいのはSDカードの抜き差し、SDカードへの積極的なアクセス(どう説明すればいいのかわからないのですが、私は過去に何度もコピー元が破損するという訳の分からないデータ破損に見舞われているためにコピーですら恐怖心がある)などを極力せずに、バックアップを作ることですから

バックアップを取っておけばもし元データが破損しても修復できますし、他のバックアップメディアが壊れていたりコピーミスが起こったりしていたとしてもデータを取り戻すことができます


普通の人からしたら何故そんなことするの?というレベルでしょうが、これはわたしの精神安定剤のようなものです

最早ここまでやらないと私は安心できません
なのでやるというわけですね




あ、ちなみに、もし別用途に一切使わず本当にバックアップ用途のみで使う場合は常に充電ケーブルに接続しておいた方がいいです



バッテリーが過充電で劣化したりしないの?と思うかもしれませんが、それは完全にデマですので大丈夫です

バッテリー充電と本体駆動の電力は別で配給されているので、バッテリーが100%になればあとはトリクル充電がされるだけですのでサイクルを消費するような事はありません

リチウムイオンバッテリーは充電しながら放電できない。これを覚えておくといいですよ



ただ熱には要注意。あと定期的に再起動なんかはしてくださいね



 





Bluetoothではファイルしか送れない。なので個別に送るか最悪の場合はZIPにする



Bluetoothでのファイル転送には問題点がひとつあります

それは、ファイルしか転送できないという所




Bluetoothは基本的な用途ではサイズが大きすぎてデータを送れない、ということは無いと思いますが、遅れるのはファイルのみなんです

つまりはフォルダを送れないため、ミラーリングバックアップ用途に使うのならば結構面倒なことになるんです

特に数十から数百もの画像ファイルが入ったフォルダや、それらを細かく分類したフォルダのツリーなどを送ることが出来ないため、まずファイルのみを送り、転送先にて同じツリー構造を作り、そこにデータをひとつずつ移行していく……こんなの面倒くさすぎてやってられません







ただ、これは普通に解決できます

その方法は圧縮です



細々とした画像やテキストファイルが入ったフォルダをそのまま圧縮してZIPファイルにすれば、Bluetoothでも転送できるんです



あとはBluetoothの受け取り側で解凍すれば、それで同じデータを同じフォルダ構成のまま移すことが可能となります

これでデータのミラーリングバックアップにも使えますね



ちなみに、ファイルマネージャーアプリなどでは、テザリングによりファイルを転送するような機能の付いたアプリなどもあります

そのようなアプリを使えば、Bluetoothで送るよりも早くデータを送ることが可能でしょう

私はまだ試したことないんですけどね


あと、ZIPはひとつのファイルが4GB、圧縮後のサイズが2GBを超えるとデータが破損して使い物にならなくなります

オマケにこれは圧縮する際にはなんの警告も出ず普通に圧縮でき、解凍して初めて壊れていると気付くという悪質な代物です

ご注意を



また、Bluetoothの特性上、どうしてもデータの転送速度は遅いために2GBものデータを転送するというのは現実的ではありません
(それこそ何時間単位かかる)

そのため、画像ファイルなどの小さなものは一気に圧縮して送り、動画ファイルなどの大きくて数の少ないデータは個別で送るといいでしょう

もしくはZIP64やRARなどの圧縮形式を使うのも手ですね。Bluetoothの転送速度を考えるととてもおすすめは出来ませんが








あとがき。ぶっちゃけ実用的で最強のバックアップはRAID1による常時ミラーリングとサブ2台



いかがでしたでしょうか?

本日は、WiFiカードリーダーとBluetoothについて個人的に書いてみました


しかし、個人的に私のバックアップは一般の方にはなんの参考にもならないようなものが多いので、何言ってんだこいつみたいになる人も多いかと思います

なので今回は本当に最強のバックアップ方法をお教えしたいと思います





私が今現在普通に一般人の行えるバックアップの中で最強と思っている方法は、HDD2台によるRAID1とサブのHDD、SSDを用意する方法です

詳しく説明していきます



まず、RAID1とはなにか?ということについて説明していきましょう


RAID1とは、簡単に言うと同じデータを2本のハードディスクに書き込むという方式になります

RAID1では2つのHDDの中身が同期しているため、片方のHDDにデータを書き込んだらもう片方にも同じデータが書き込まれますし、片方の中身を消したらもう片方のデータも消去されます


このように、RAID1は2つのHDDの中身を完全に同じに保つというものになります


このRAID1のメリットは同じデータを2つのHDDに書き込むため、片方のHDDがもし破損してももう片方は無事なため、データの堅牢性・耐障害性を高められることです

簡単に言うならPCの起動中に片方のHDDをハンマーでぶっ壊したり、コーヒーをぶっかけたりしてもデータの損失などをなくすことが出来るということです



ハードディスクが二つ同時に壊れる可能性というのは外的な要因(地震だとか雷だとか)を抜きにすればほとんどありえないため、リスクを半分、もしくはそれ以上に減らすことが出来るので、中級者から上級者の中ではもはや当たり前のものとなっています


デメリットとしては当然のことながら、2つのHDDに同じデータを書き込んでいるためにハードディスク2本で1本分の容量しか使用できません。

そのために同じ1TBでも倍の値段がかかります
(最近はHDDも安くなりましたけどね)



また同じメーカーのHDDを2つ同じ時期に買ってRAIDを組んでしまうと、大量生産品であるためにどちらも同じ時期に寿命で壊れてしまうという可能性も浮上します

そういった問題もあるため注意が必要です






次は、2つのサブについての話をしていきます

サブとは、メインのHDDと同じデータを定期的に書き込んで保管しておくためのものとなります



しかし、これだけの説明だとこう思う人もいるかもしれません

「RAID1でデータが自動で複製されてるんだからサブ作る必要あるの?」




というわけでこれについて説明していきます



まず、RAID1の特徴は上でも語ったように「2つのハードディスクの中身を同じに保つ」というもの

つまり、「もし間違えてデータを上書きしたり間違えて消したりしてしまった場合」RAID1は何の役にも立たないんです


他には今ではあまりありませんが、コンピューターウィルスなどによるデータの破損にも対応できません

またそれとは別にイカタコウイルスなどのデータを書き換えてしまうようなウィルスや、数年前のVVVウィルスのようなHDDのファイルを暗号化したりして閲覧できなくしてしまうランサムウェアなどによる被害も防ぐことは出来ないです

またセルフパワーのHDDの場合上で語ったように雷などが落ちた際、コンセントからの電流で壊れてしまう恐れがあります
バスパワーのHDDでもPC自体が壊れてしまいHDDなんかも普通に壊れる、ということも有り得ます


なので、それらを防止するために一定期間でデータを別の記憶装置に移して、リスクを最大限抑えるというわけです







初心者の方はデータが壊れる、ということを理解していない人も多いのですが、デジタルデータというものはいろいろな理由で消失します
(むしろデジタルデータは消える時は一気に全部または大部分が消失するので余計にタチが悪い)


例えばHDDなら異音がするようになりデータを読み込めなくなったり、回転しなくなり全く動かなくなったり、PCに繋げても認識しなかったりと色な理由にてデータは失われます

会社などでもう20年以上も同じPCを使っている、という人は意外と多いのですが、HDDは5~10年で壊れるとされており、それを超えるともはやいつ壊れてもおかしくないという状況にすらなります

またHDDは振動にとても弱いため、データの読み書き中にパソコンを落としたりすると一瞬で全てのデータを失うことになるということも多いです




ならば物理可動部品のないSSDなどは一見データを読めなくなるということは無さそうにも思えます

が、SSDのようなフラッシュメモリには書き込み体制(TBW)というものがあり、頻繁に大容量のデータを読み書きするような用途に使っていると次第に書き込みエラーなどが現れるようになってきて最終的に書き込み不可になります

しかしこれは普通の使用方法ならばほとんど心配する必要はなく、TechReportが実施したSSDの耐久テストによると、一般的なSSDでも700TBを超える程のデータを読み書きしても壊れなかったそうなので、まあこれは一般人なら気にしなくていいでしょう


しかし、他に別の問題としてSSDにはデータの蒸発というものが存在し、データを書き込んだSSDに通電せずに放置していると次第にデータが消えていくという現象があります

そのためSSDドライブを搭載したPCを使わずに放置していると、いつかはデータが読み込めなくなるということです




またUSBメモリやSDカードなどのフラッシュメモリは特に寿命が短く、早い人だと1年で買い替えるほどで、製品的にも3年から5年程度しか安全に使える信頼性はないと言われています

またUSB端子は抜き差し回数(耐久)が1500回ほどに作られており、毎日1度の抜き差しで4年、毎日2回の抜き差し、つまり4回なら1年程度で壊れてもおかしくない状況になるということです


SDカードも接続部の金属の摩耗により認識できなくなったりするため、高頻度で抜き差しするような環境ならばいつ壊れてもおかしくないわけですね





このように、データというのは非常に取り扱いが難しく、また非常に脆いものとなっています

なので、バックアップは絶対に怠ってはいけませんよ

私みたいになるので()






最後にWiFiカードリーダーとBluetoothの速度の比較ですが、だいたいとある商品を目安にするとWiFiカードリーダーの転送速度は3MBで2秒から1秒くらいとのこと

これに比べると、Bluetoothの転送速度は多少は劣りますね
数MBでも数秒はかかっているので

この点が本当に残念ですね



ただ、大きめのデータも普通に送れますよ

流石に数GBのデータを送るとかは今までやったことは無いんですけど、150MBとかなら当たり前ですけど時間はかかっても普通に送れました

てなわけで今回はこの辺で

それでは

以上です

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