【画伯・超初心者向け】自分の絵柄が嫌いとかわからないならまず参考になるテンプレートを作ればよくねって記事【お絵描き、イラスト】

♨の人

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てなわけで前回の記事は終了したわけなんですが、描いてるうちにまだまだ色んな気付きが湧いて出てくるので備忘録的にイラストの記事を書いて行くことにしました。というわけで専用のカテゴリも用意。これからお絵描き関連の記事はこのカテゴリにぶち込んでいきます。

あ、勘違いしないで頂きたいのは、私は客観的に見れば明らかに下手くそな絵を自分では上手いと勘違いして、人に偉そうに能書き垂れるような自信過剰の馬鹿ではないってことです。私は今でも自分の絵を上手いと思うことなんてありませんし、普通に下手くそだと思ってます。#絵描きさんと繋がりたい みたいなハッシュタグ見たことあります?描き始めて数ヶ月、フォロワー数百人の学生さんでも私より何倍も上手いですから、モチベを無くすことなんてしょっちゅうですよ。

ただ、私はこれまで散々語ってきたように、いわゆる画伯です。

毎日描き続けても一向にこのレベルから上達しない期間を何ヶ月も味わってきました。才能の欠片すらない画伯。でもそんな画伯の私でも、色んなポイントを少しずつ考えて、闇落ちするほど根詰めて、1年半と少し、やっと自分なりに少しは可愛いと思えるイラストが描けるようになってきた所です





画伯時代を長々と経験して、何度も何度も挫折して、やっとの思いで画伯から下手くそにステップアップできた。そんな私だからこそわかることだってあると思うんです。世の中の初心者向け講座はどれもこれも初心者向けであって画伯は門前払いじゃないっすか。なので画伯向け講座というスタイルを私が確立します(適当)

それに私アホなんで上手く見えるにはこうすればいいのか!みたいな大事な事気付いてもすぐ忘れちゃうんで、こういう備忘録にしとかないとすぐまた画伯に逆戻りしそうで怖いんでそれもありますね。幸いブログは2018年の中盤からやってるんで文章書くのは苦でもなんでもないですし。

てなわけで、今回は超絶初心者向け、自分の絵柄を安定させる方法講座でごさいます。

見たけりゃ見ろ✩




手癖と自分の絵柄は違います


まず、手癖で書いたらそれは自分の絵柄でしょう。それまでの人生で触れてきたイラストの記憶と、自分のセンスと技術と想像力が合わさり出力されるもの。それは紛うことなき自分の絵柄です。

でも、最近思うんですけど、手癖で描いたらそりゃまあ自分の絵柄ですけど、自分の絵柄=手癖ってのは違うと思うんですよ。手癖は意識しないと出ちゃうクセ的なもので、絵柄は絵柄。手癖100%で描いた絵柄は確かに自分の絵柄だけど、手癖っていいもんばっかじゃないってのはわかるはずです。手癖のままにずっと描き続けた結果多大なる時間を無駄にしたと思ってます。

最初から上手く描ける人を除けばむしろ手癖って排除した方がいい部分も多いと思うんですよ。少なくとも私みたいな画伯はね?

なので、私は手癖をなるべく排除し、尚且つ自分の絵柄を確立し、さらに再現性を高めるため、とある方法を自分で適当に考えました。

それが、自分の絵柄のテンプレートを作るということです。





イラストの印象は目が決める。分析力を高めて認識を強化しよう



テンプレって何?って人もいると思うので、だいぶ前に作ったやつですが基本となる目のテンプレートを見せますね。それがこれ。



まあなんかきっったねー時で色々書いてますね。

普段はこれをベースに、その都度描く対象に似せていくように細部を弄ってます。

参考資料見るのと何が違うねんと思ったそこのあなた。違うんだなぁこれが。

まあどういうことが説明していきましょうか。

まずね、適当に今まで通り何も見ず目を描いてみましょう。

で、次に自分の描きたいような目をイメージして、それをなんとなく描いてみましょう。



そしたらこんな感じで、これまでと何が変わってるのかをちゃんと書くわけです。

でもね、これじゃ結局私が何も見ずに想像で描いたものなわけで、結局は手癖100%なんですよ。

というわけで、ここでやっと参考資料を見ます。好きなイラストなりなんなり見て、自分の描いた目とどこが違って、自分の目には何が足りなくて何が余計なのかをしっかり考えます。

注意点として見ながら描いたらダメ。それはただの模写です。参考資料をしっかり理解して、自分の絵と比べて、ここが要らない、ここは足りてない。そうやって自分の手癖100%の絵を昇華させていくわけです。そうすることで自分の絵柄のテンプレが完成すると同時に認識力がメキメキと鍛えられます。ここが後々重要になって来ますよ。


で、こねくり回してこねくり回して満足出来る形になったら終了。


あとは今後はこれを参考にして描けば、最低でも作ったテンプレのクオリティは保証されるという感じです。







テンプレはひとつじゃなく増やしていくものなのだ


先生!これじゃどんなキャラ描いても同じ顔になっちゃいませんか!

いい質問です。その通りなんすよ。



このテンプレはつり目です。なのでこのテンプレに100%沿って描くとどんなキャラ描いても同じ顔になります。

なのでイラストを描く際は資料を見てそのキャラに似せるように微妙に変える訳ですが、例えば私のテンプレはつり目なんでつり目のキャラであればそれでもどうにかなります。でも、タレ目とかロリ系の目とかの明らかにパーツの比率も位置も違うようなキャラを描く場合。結局テンプレを見たとしても手癖が這い上がってきてナンダコレ状態になるんですね。

というわけでここでまた認識力のトレーニングタイムです。例えば、私はちょうど今佐藤心というタレ目のキャラを描きたいと思ってました。


でも、タレ目を何も考えず描くとこうなるのは明白。そりゃまあ形が全然違う訳ですからテンプレはほとんど役に立ちませんわな。

じゃあ新しいテンプレ作るんすか?

その通り。

しかし、あくまでも一番最初に作ったテンプレを改造していく形で作ります。

と、その前に。公式のイラストを見るタイムです。
え?公式がないオリキャラだって?じゃあ1番似てると思う半券キャラでも引っ張って来れば無問題よ。
(ちなみに特定の絵師の絵でも別にやってもいいけど公言したら確実に絵柄パクリだので燃えるから黙ってやれ)

で、その公式の絵を見て、そのキャラをそのキャラたらしめている部分は何か、というのを理解するまでずっと見ます。


私はこんな画像を作りました。


上で見ながら描くなっつったのはこんな感じで、全体像を形として捉えるんじゃなくて、パーツパーツがどういう構造で、そしてどういう比率なのかというのを理解しなきゃテンプレなんかわざわざ作る必要性がなくなっちゃうからなんですね。

そしたら次はやっとこさお絵描きタイム。まずは自分のテンプレに沿って普通にテンプレ通りに描きます。この段階では全く寄せようとしない事。テンプレ通りでいいですよ。




そしたらさっき作った限界オタクみたいな画像と見比べてどんどん修正していきます。



そんなこんなでどんどん寄せていく。満足いくまで何度でもこねくり回す。満足いかないならとにかく描き直すんじゃなくて、何がダメなのかをハッキリと認識できるまで見比べる。


そんな感じでだんだんと形にしていきます。




で、満足いく目ができたらテンプレの完成です。


適当に目をベースに他のパーツを書き足したのがこれで


色塗ったのがこれ。どうでしょう。
上手い下手はさておきちゃんとしゅがーはぁとこと佐藤心に見えると思います。髪描いたり色塗りゃそりゃ見えるだろって言われるかもしれませんけども、そんなん知ったこっちゃねぇ。


という感じで少なくともこれに沿う形で描けばそのキャラには似ますし、同じタレ目のキャラを描こうと思った時にこのテンプレなら簡単に改造ベースに使えます。

そんな感じで、テンプレを増やせば増やすほど描ける範囲がどんどん拡がっていくんですよ。認識力もかなり鍛えられますし、次第にテンプレ無しでもテンプレと同じような感じに描けるようになるハズです。そしたら自分の絵柄が確立してる、って寸法ですね。



今回の目的は目のテンプレを作る事だったので、顔の歪みはどうでもいいです。アタリも取ってないですし、そもそも上手く描こうとしてないですから(震え声)

そんな左右反転して崩壊しちゃってるしゅがはは置いといて、このツイートで何気なく言ってる目の配置と角度だの輪郭だのお話。これ、過去の私は全く理解してませんでしたし、これに気付くことで即座にステップアップできたという経験があります。なぜ気付けなかったのか、と今は思いますが、まあ普通に認識力がしょぼかったからなんでしょう。そんな認識力を鍛えるのにテンプレ作成は役に立ちますよ~立つ立つ。



こんな感じで適当に描いてても何かに気付けるようになりました。昔の私なら間違いなく無理でした。

なにせ私は才能皆無、ダメ人間も真っ青の画伯ですからね。普通の人ならそんなの適当に描いてりゃそのうち体が覚えて上達するんでしょうけど、私の場合は多分過去のやり方のままだと何年経っても配置も形もおかしくて、それなのに長年やっているという事実が歪曲して出来上がった謎の醜悪なプライドで自分は上手いと勘違いして、ゴミカスみたいな絵を量産して自分より遥かに上手い初心者にアドバイスという名のマウントを取るモンスターになってたと思います。

そんなとんでもない未来か、はたまた挫折か。そんな2択から抜け出せたのは、とにかく認識力あってこその事です。





あとがき 高垣楓 佐藤心、鷺沢文香、神崎蘭子に投票よろしく


てなわけで、本日は自分の絵柄についての話からあまりにも飛躍した謎の記事をご覧頂き誠にありがとうございました。良かったらpixivのブクマなりTwitterのフォローなりして下さるとめっちゃ嬉しいです(本音)

あと上のしゅがはの絵、後から見返すとほんとにめちゃくちゃバランス崩壊してますけど、今はそれでもいいと思えます。天下のさいとうなおき先生が言ってたじゃないっすか。違和感を感じるってことは成長出来るチャンス的なことを。

それに昔の私ならなんかおかしい……でも何が?だったのが、今の私は左目を傾けて、鼻を短めにして、右目の瞳の角度を微調整したら良くなるかな、みたいに直すべきポイントがなんとなくわかるようになったので、下手でも昔ほど落ち込まなくなりました。

そんな感じで、これから画伯向けのイラスト講座をどんどんやっていくので宜しければこのブログブクマとかしてくださると幸いです。

それでは、以上です。

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