ダイソーのデッサン鉛筆をイラスト描いてレビュー。絵を書く際芯の硬さは使い分けるべきか否か?

♨の人

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どうも、温泉の人です。


本日は、ダイソーのデッサン鉛筆8本セットを使って気ままに絵を描いて色んな芯の硬さで描き味はどう変わるのか試してみました。

普段はHB 0.5mmのシャーペンで下書き作成→ペン入れという手順を取っていますが、最近色んな画材にちょこちょこ手を出してるので芯の硬さの違いでどう変わるのかちょっと気になってました。しかし、HBとBとか使い分けるほどの差もないだろうし、書き方えんぴつとかは柔らかくて太い線が引けそうだけどもなんに使うのかわからないしで見に行くけど結局買わない、なんてのを繰り返してました。



そんな時に気になってたのがデッサン鉛筆セット。これなら100円で8通りの硬さの違いを試せるのでお試しにはピッタリ。ということで見つけた瞬間即買いしちゃいました。てなわけでレビューして行きましょう。

あ、ちなみに私絵は別に上手い訳じゃない、というか普通に下手くそですし、鉛筆デッサンも1回シャーペンでもどきをやったくらいで基礎も知らない未経験なんでその手のレビューはできません。あしからず。







鉛筆の質はそこまで良くはない



まず、取り出してみて一番に思ったことは「なんだろう、物凄く軽い」ということでした。

鉛筆なんて持つの何年ぶりかもわかりませんが、こんな軽いもんでしたっけ?ほんとに割り箸みたいに大きさと重さの対比がおかしい。Seriaの色鉛筆を持った時はそんなこと思わなかったんですけど、これは明らかに軽すぎて違和感があります。

塗装とかはかなりシンプルでムラも目立ちます。硬さはおしりの部分に銀箔で書かれていますが、ちょっと掠れてたりもします。まあ外装は安っぽいですね。

デッサン鉛筆なのでカッターで削るのがいいんでしょうが、見るからに木の質が悪くてカッターで削ると悲惨なことになりそうなんで、長めに削れる鉛筆削りを使用しました。確かセリアで買いましたが、芯の長さを3種類に分けられて便利ですよ。手動ですけど。


削ってみて分かることは、まず木の質がやっぱり良くない。まあこんだけ色んな鉛筆寄せ集めて詰め込んで100円なんてそりゃそうなるかって感じですけど、まず柔らかいやつは芯との隙間がでかくて削ると変な感じになるし、削る感覚もほんと割り箸みたいでカスも綺麗に繋がって削れることはまずありません。高い鉛筆と比べてはダメですね。

つーか削るのめんどくさっ。1本でもう手が痛くなるんですけど。やっぱ電動が1番ですね。色鉛筆の時もこんなこと言ってたな確か。

柔らかい芯のやつは削ってたら折れたりもしました。すげえ勿体ない。鉛筆キャップは必須ですね。

4本目を削った時点でもう手がやばい。これはダメだわ。電動鉛筆削りなんて今は小型で安いのAmazonでいくらでもあるしブラックフライデーセールで適当なの買いました。


8本削る頃にはもう腕がパンパン。マジ無理。つーか削りカスがほんとに粉みたいなので、かなり昔の集成材で作られた百均の鉛筆を思い出しますね。色鉛筆とかはここまで木の質悪くないのに、なんでデッサン鉛筆になるとこうなるんだろう。やっぱ極端に柔らかかったり硬かったりする鉛筆は需要ないから高くなるんすかね。まあFとか存在自体知らない人もいるだろうしなぁ。


で、とりあえず試し書きしてみました。確かにだんだん固く薄くなっていくのが分かります。ただ、なんか思ったより固い気がする。同じHBでも普段使ってるシャーペンと比較しても書き味がゾリゾリしてる。薄いとか濃いとかじゃなくて硬い。描き味だけなら6Bが1番好みでした。


で、それぞれイラストを描いてみるとこんな感じです。だんだん固くなるにつれ薄くなってますね。

2B~HBが1番描きやすいです。筆圧と傾きと重ねでどんな線も引けるし、消しゴムでよく消えるし。まさにオールマイティって感じ。それ以下だとあまりにも濃すぎるし消しゴムでなかなか消えない、それ以上はあまりにも硬すぎるしこちらも硬いので紙が凹んでしまい消えにくい。それに正直このデッサン鉛筆のせいかどうかはわかりませんが、HBの時点でシャーペンと比較してだいぶ硬いので2Bが1番描きやすいです。

Fとかになるとうっすいし硬すぎて描いてるとなんかニチニチ言うんですよ。こんなん初めてです。まあ乗りの悪いこと悪いこと。一応画用紙ですよ?それでもこれって、コピー用紙とかだとどうなるんですかね。

それと、硬い=細い線が引けるってわけじゃないってこともわかりました。特にF以降はストレスマッハ。硬すぎてまともな線引くのすら難しくなるんですよねなんか。寝かせてもカスカスの太い線が描けるだけだし、立たせたらマジで乗らんし。
それにHBでも持ち方と筆圧の工夫で細い線はいくらでも引けますし、別にイラスト書くなら0.5mmのHBのシャーペンで十分だと再確認しましたね。予備で0.3mmのシャーペンあればいいかなってくらい。そんなデッサン用の鉛筆とかいらんわ。上手い人は鉛筆一本で上手い絵を描く。画材に拘る前に技術を磨かないとダメですねやっぱ。

ただHとかはその乗りの悪さを活かしてほっぺにチークをハッチングで載せるのとかには役立ちそうでしたけどね。乗りが悪いのを逆に利用する感じです。


あとこの間買ったモノゼロが思ったより便利でした。2.3mmの超極細ペン型消しゴムですが、あんまり消す力は強くないものの細かい修正が効くので普通の消しゴムより使いやすい。


それに強く消したいとこは電動消しゴム使いますから無問題。このくらいの細さの電動消しゴムとかあったらもっと便利かも。電動ばっか使ってると紙がすぐ痛むんであまり良くないんですけどね。


今回はデフォルメで尚且つ鉛筆のテストでしかないので気楽に描きました。ただ、左右対称に目を書くために点を置いていってそれを繋げたりとか、輪郭は後から削ればいいので描き初めはそこまで拘らなくていいとか、アタリとか白ハゲの頭まで描かなくてもデフォルメならそれなりに描けるから髪の毛に隠れる部分は描かなくても大丈夫とか、自分なりにまた新たな発見がいくつもありました。本気絵ばかりやるんじゃみじゃなくて、こういう気楽な落書きもいいのかもしれません。視野が広がります。

やっぱ私はタレ目が苦手。よしのん、小梅ちゃんは物凄く描きにくかった。反面飛鳥くんや周子はすごく描きやすかったですし、森久保や雪美ちゃんみたいな特徴がハッキリしてる目も描きやすかったです。あとは紗南ちゃんは初めて描きましたが、思いのほか描きやすくてビックリ。どちらかと言うとタレ目に近いタイプの目なんですが、普通にスラスラ描けました。

楓さんに関しては担当なんで描きやすいだなんて口が裂けても言えませんけれども、私画伯時代に一時期毎日高垣楓描くbotみたいになってたので描いてる枚数は他のどのアイドルより圧倒的に多いです。なので、まあそれなりにスラスラ描けました。画材は1番クソな4Hですが気合い入れまくったんでまあ可愛さはあるかと思います。下書きにしてデジタルで修正すればそこそこいい感じになりそう。




あとがき


てなわけで、ダイソーのデッサン鉛筆のレビューでした。
品質が高いとは言えませんけど、実際のところHB以外の鉛筆ってどうなの?って試してみたい人にはいいんじゃないでしょうか。

私はHBに慣れてますし一番使い易いので今後もHBを使いますが、浦沢直樹さんが確か動画で2Bがいい、HBとかだと違和感あるとか言ってたんで柔らかい方が合う人も居るでしょう。そういうのを試すために買ってみるといいと思います。安いしね。

もちろんガチでやるなら4B、HB、2Hあたりの三菱とかの大手メーカーの鉛筆を揃えた方がいいと思います。別に百均でも買えますしね。



てなわけで温泉の人でした。バイバイ。

あっ、アイドルマスターシンデレラガールズ 第11回シンデレラガール総選挙予選Dグループでは神崎蘭子に投票お願いしますね。

しないとお前ん家行くから。

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