キダチアロエの花を食べる。見た目は毒々しいが味は普通

♨の人

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冬は野食家の休眠期

どうも、♨です




今回は、キダチアロエの花を食べてみました

キダチアロエは耐寒性も強く日本ではもはやお馴染みの多肉植物で、町中で一際目立つ赤い花を咲かせているのか印象的です

しかし、医者要らずとも言われるアロエなのに、その花の利用価値についてはほとんど耳にしません



てなわけで、今回はキダチアロエの花を食べてみることにしました

それではどうぞ



情報。キダチアロエの花について





キダチアロエの葉については前回の記事で入念に説明したので、今回は手短な紹介になります


キダチアロエの花は秋から冬にかけて開花し、一際目立つオレンジ色の多数の花を咲かせます

花言葉は健康と万能。医者要らずと言われるアロエらしいものになっています









で、前回キダチアロエの葉(果肉)を食べた際には、非常に美味しいということでかなり高く評価しました

苦くないし普通に食べられる。キダチアロエの美味しい食べ方

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んで今回はそんなキダチアロエの花を食べるわけですが、上でも触れたようにキダチアロエの花はとても目立ちます


またキダチアロエは丈夫な植物ですし、ご存知の通り汁には色々な薬効があります


ということはこの花さえ美味しければ、キダチアロエは育てやすい、見つけやすい、利用価値が高い、という三拍子揃ったエリート野食食材となる訳です
 






ただ、キダチアロエの葉については食べられるという情報は調べればいくらでも出てくるのですが、これが花となると途端に情報が出てこなくなります

食べてる人がいないかというとそういう訳では無いのですが、どんな成分が含まれているのか、常食に適すのか、のような情報はまったくもって皆無

ピロラボ:アロエの花を食べてみよう

まあキダチアロエ自体に下剤作用があるとはいえ生で食べられる植物ですし、毒があるとも聴かないので大丈夫でしょうが、やはり野食で無鉄砲な行動をする、というのはあまり気分がいいものではありません




ただ、「ざざむし。」のせつなさんが食べているのならまあ平気でしょう(迫真)

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まあとりあえず1回食べたくらいでどうこうなるようなものでもないでしょうし、とりあえずは食べてみて味の確認をしてきたいと思います







 

調理&実食。生よりも火を通した方がいい





てなわけで、まずは花をひとつちぎって生で1口




おっ

たしかに全然苦くないぞ

味としてはレタスとキャベツと豆苗の中間みたいな感じで、滑りが少しあってシャキシャキでみずみずしい
りんごの皮のような風味も少し感じた

花と茎をくっつけている部分は豆苗に似てる感じ

これは面白い








てなわけでまずは一品目

キダチアロエの花の塩ダレサラダです

味としては割と美味しい。見た目がすごく面白いが、やはり味がキャベツに似ているだけあって塩ダレに合う

焼肉の付け合せとして十分機能しそうな感じです



ただ、多少の滑りと青臭さがあるので苦手な人は苦手かもしれないですね







お次はマヨネーズ和え。こっちの方が食べやすいかな
臭みがマヨネーズによってまろやかになる

ただやっぱりこの滑りと青臭さがネックになるかなぁ






じゃあ次は火を通してみよう

鶏だしと醤油、ごま油で炒めて



うん。炒めると青臭さが弱まって甘みが強くなって美味しい




味としては炒めたキャベツともやしを足して割ったみたいな感じで、滑りも弱まっているので食べやすいと思う
ラーメンなんかに載せると彩も増していいかもしれない






ちなみに完全に開花、または開花しかけになった茎はもう固い

多少炒めたくらいでは筋ばかりで食べようとはとても思えない感じ


先の方は多少のクセと苦味はあるものの、食感はアスパラガスのようで好きな人は好きな味だと思う

食べられるのはポキっと簡単に折れる部分までと思っておけばいいと思う
この辺はナズナなんかと同じ




あと、個人的にはこのヘルヘイムの森に生えてそうな見た目を評価したい









 

あとがき。サバイバル下では役に立つと思う



いかがでしたでしょうか

今回は、キダチアロエの花を食べてみました


正直なところめちゃくちゃウマい!というわけでもクソまずい!という訳でもなくてなんというか平凡な味でした



とはいえ平凡な味ということはつまりはクセがなく食べやすいということなので、アロエの花が咲くのが冬の季節ということもありいざという時の非常食としてはとても優秀なのではないでしょうか



また花については水分が多く、生でもそれなりに嫌悪感なく食べられる味のためサバイバル下においては水分補給源としても有効に使えるのではないかと感じました







因みにキダチアロエの花ですが、話によると夏場に断水すると花がつきやすいようです

今思うと確かに鉢植えで育てられているアロエより、野外で野生化してしまって放置されているようなアロエの方が花が咲いている印象があります

利用したくて花を咲かせようとしている人は参考にしてみてください




あ、あと最近は何があるのかわからないので言っておきますけど、野食っていうのは完全に自己責任の元行うものです

なので真似しないでください。と言っておきます
その上で真似して何かがあっても私はなんの責任も取れません


本当はこんなこと言いたくもないですしまずこんなこともわからない人が野食に手を出すべきではないんですが、最近はYouTuberなんかがワケわかんないもんを普通に食ったりしててそれをなにも考えず真似するように人とかもいそうですからね





まあつまり何が言いたいかというと自分でちゃんと調べてから自己責任で、ということを忘れないでくださいという話です




というわけで

以上です

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