コバエシャッターシーラケースはダイソーやセリアなどの百円均一にある?ない?
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本日は、コバエシャッターがダイソーなどで手に入るか調べてみました。
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普通の飼育ケースはコバエが入る、幼虫が逃げ出す
「通気口の大きな普通の昆虫飼育ケース」は、多くの昆虫愛好家にとって馴染み深い存在ですが、そこには注意が必要な点があります。小バエや壁を登るローチ類の幼虫など、飼育者にとってはちょっと厄介な存在が侵入したり逃げ出したりする可能性があるのです。
そこで、これらの課題に対処するために「コバエシャッター」や「クリアスライダー」「デジケース」といった、通気口の小さなケースを用意することが求められます。
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通気口の大きなケースは蒸れにくい反面、小バエなどの害虫が簡単に侵入し、繁殖してしまうリスクがあることが色んなところで指摘されています。
また、エメラルドジュエルローチやアメリカミズアブの幼虫(ウジ虫)のように、壁を登ることができるローチ類の幼虫は、意外な場所から逃げ出すことがあるため、飼育者にとってはケースの通気口の大きさはひとつの課題となります。
こうした課題に対処するために、通気口の小さなケースが有用であることがわかっています。
例えば「コバエシャッター」は、特殊な通気口デザインによって小バエの侵入を防ぎつつ、通気性を確保するためカブトムシやクワガタの飼育では安定の飼育ケースです。
同様に「クリアスライダー」や「デジケース」も、通気口をコントロールすることで、逃げ出すことのない飼育環境を作り出すことができます。
これらの飼育ケースを利用する事によって、小バエの繁殖やローチ類の幼虫の逃げ出しといった問題を効果的に解決できるのです。
通気口の大きなケースにおいて、小バエや壁を登るローチ類の幼虫などが引き起こす問題に対処するためには、通気口の小さなケースを検討しなければなりません。
コバエシャッターやクリアスライダー、デジケースなどは、飼育環境を守りつつも快適な昆虫飼育が実現できます。
ダイソーやセリアにはコバエシャッターはない
百円均一であるダイソーやセリアでは、通常はメッシュ素材が上部になったいわゆる虫かごが主に販売されています。
ただし、これらのケースは季節によって入荷状況が異なるため、年間を通じて入手できるかは不確定です。
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一方で、百円均一の飼育ケースは小さなサイズでありながらしっかりとした作りを持ち、通常のメーカー製品のわずかな価格で手に入るという利点があります。また、500円などの大きなケースもありますが、こちらもメーカー品と比べて半額程度で手に入ります。なので特に大量のケースが必要な場合には、非常に経済的な選択肢と言えます。私もデュビアの飼育ケースはダイソーのものです。
また、ダイソーにはクリアスライダーの類似品が販売しています。こちらはYouTubeなどで話題になりとても人気が高く、全国的に品薄が続いています。
このケースは通常のものとは異なり、上蓋がスライド式となっており、全面透明素材で低価格でありながらとても観察に適しています。ただし、注意が必要で、通常のクリアスライダーとは異なりロック機構がなく通気口も大きいため、カブトムシなどを飼育する際は脱走に注意する必要があります。また、通常の飼育ケースよりは小さいですが、クリアスライダーと比べて通気口は大きいので、小バエの侵入を防ぐことは厳しいです。
以上が、ダイソーやセリアでの飼育ケースの状況および選択肢に関する詳細な説明です。
コバエ侵入防止シートを使う方法もあるがめんどくさい
飼育ケース内で小バエの侵入を防ぐために、昔から用いられている効果的な方法があります。それが、「コバエ侵入防止シート」を使用する方法です。
この方法は古典的でありながら、小バエの侵入を100%防止するために非常に効果的です。
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コバエ防止シートは飼育ケースの蓋と本体の間に不織布製のシートを挟むことで、小バエの侵入を阻むことができます。さらに、この方法は手軽で経済的であり、100円均一などで手に入る不織布製のシートを使用するため、100円でいくつもの飼育ケースを小バエ防止ケースにすることが出来ます。
また、不織布はある程度の湿度を保ってくれる効果もあります。逆に通気性が低くなるので蒸れには注意する必要があります。
しかし、この方法には注意が必要です。飼育ケースの大きさに合わせて不織布シートをカットする必要があるのですが、シートが少しでもずれたり破れたりしてしまうと効果がなくなるため、正しい配置と定期的なメンテナンスが必要です。
カブトムシの幼虫などのように観察やメンテナンスの機会が少ない場合はいいのですが、毎日のように観察とメンテナンスを行う昆虫を飼育するのならこの方法は非常に面倒です。
百円均一でコバエシャッターを手に入れるには
百円均一のお店で手に入るアイテムを活用して、通気口の小さな飼育ケースを作る方法があります。これにより、既存のプラスチック容器を工夫して、効果的な飼育環境を手に入れることができます。
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まず、米びつやタッパー、プリンカップ、シューズケースなど、好きな形式のプラスチック容器を選びます。特に、タッパーやツールボックスなどはサイズや蓋の構造を多様に選べるため、経験豊富な愛好家たちはこれを飼育ケースに応用しています。
(例えば、デュビアやレッドローチ、イエコといった昆虫は衣装ケースを利用して飼育するのが主流となっています)
また、プリンカップは小さいサイズでありながら重ねることが出来、透明な素材が昆虫販売の際に適しているとされとても活用されています。私もプリンカップメインでワラジムシやダンゴムシなどを飼育しています。
ダイソーで販売されている300円のシューズケースは、プラケと同じアクリル素材で透明感が高く、飼育ケースとしてとても優れた選択肢です。蓋にはロックはありませんが、そも蓋も透明なアクリル製のため、とても魅力的です。
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(安価なコードレスのはんだごて欲しい)
これらのプラスチック容器をDIYで飼育ケースにアレンジします。半田ごてや千枚通し、リューター、熱したアイスピック、画鋲などを使用して穴を開け、通気口を作ります。
この方法なら、自身で穴の大きさを決定できるため、コバエシャッターのような効果的な飼育環境を百円均一のアイテムで手軽に実現できます。
ただし、既製品には及びません。コバエシャッターのような高度な効果を持ちつつ透明度の高い堅牢なケースは、百円均一のアイテムだけでは用意できません。それでも、手軽にDIY飼育ケースを手に入れる方法として、こうしたアイデアは魅力的です。
今回飼育するエメラルドジュエルローチの飼育環境はまた考えます
今回私はエメラルドジュエルローチというメタリックグリーンのゴキブリを購入したのですが、このゴキブリは壁を登るため、小さな幼虫は普通の飼育ケースだと隙間から逃げてしまいます。そのため、通気口の小さな飼育ケースを用意する必要がありました。
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しかし、コバエシャッターやデジケースはミニサイズ一つで1000円超えとそれなりの値段がするため、百円均一で同じようなものが用意できないかと思ったのですが、難しそうなので個体数が増えるまでは他のワラダンやグリーンバナナローチと同じく特大のプリンカップに小さな穴を開けたもので飼育しようと思いました。
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私はこの750mlと1500mlを愛用しています。透明度は少し低いですが、その分丈夫で重ねやすく普通のプリンカップより飼育ケースに転用しやすいです。

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