ニクレシ ダークイエローワラジムシの飼い方、飼育方法、繁殖方法
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ニクレシという大型ワラジムシのダークイエローという品種です。ニクレシには黒いdark、ルビヴァンという白い品種やオレンジブレイズというオレンジ色の品種もいます。大型で柄も見応えがあり推しワラジムシのひとつです。
そこそこのレア種であまりにも情報が少ないため私の飼育環境を紹介します。
湿度勾配を付けコルク樹皮などで乾燥地帯と隠れ家を作る
飼育ケージには腐葉土、水苔、乾燥した葛の葉を入れ、他の大型ワラジムシと同じくコルク樹皮を使い湿度勾配を付けています。ワラジムシはかなり湿った場所を作っておくとそこで幼体が生まれ、ある程度大きな成体はコルク樹皮などの下に潜んでいることが多いです。


ニクレシは案外表面の岩などに付着して姿を見せていることも多いですが、やはりコルク樹皮の裏がお気に入りなようでめくるといつもそこにいます。わりと広い隙間が好きなようで、あまり潜るような様子は見せません。観察しやすいワラジムシです。
コーカシウスやカロスサルデーニャと比べると非常に観察しやすく、ポルセリオ・ボリバリよりもさらに表にいる確率が高いです。動きはそこまで早くなく穏やかですね。
飼育温度は20~25度あたりで管理して、腐葉土で湿っている場所と半乾きの場所を作り、乾燥防止に水苔を配置し樹皮などを登り木兼隠れ家にしています。カルシウム補給に土には牡蠣殻を撒いています。
ボリバリと同じようにワラジムシは湿度を高くしすぎるとダメで、乾燥させすぎると繁殖しないようなのでとりあえず土の上に木などを置いて自由に乾燥地帯と湿気地帯を行き来できるようにしています。
ワラジムシは雑食性かつペットワラダンは動物性タンパク質を与えないと調子が悪くなるので餌は亀の餌や熱帯魚の餌を与えています。餌を土に撒くとカビが生えますので、餌皿を使うか葛の葉の下などに置く方が見た目は綺麗です。
今のところこの環境で1週間ほど1匹も落ちず調子はいいようです。繁殖はいつ頃になるかわかりませんが、ホソワラジムシを見ているとやはり湿った土の中で幼体は過ごすようなので湿り気がないとダメっぽいので割と床材は多めにしました。
値段は10匹5000円程度から3万円程度とバラツキが大きく、そもそも出回る数が極めて少ないため言い値みたいなところがあり欲しいなら見かけたらとりあえず購入しておいた方が良さそうです。Twitterなどを見ると2022年に入ってきた品種で、呟いている人は私含めて数人しかいませんでした。なんなら私以前の呟きは最新で数ヶ月前でしたので下手するとメルラネラとかスパイク系ダンゴムシよりニッチなのかもしれないです。
難しいと言われていますが、そもそも情報が少なすぎてなんとも言えません。ボリバリも難しいそうですが、多分同じような感じなんじゃないかと感覚的には感じます。今のところ落ちていませんが、繁殖してくれず寿命を迎えるというのはアレなので今の環境でそうなるのであれば大きめのケージに移して湿度勾配の強化、上り木による高低差や隠れ家の増加などを試してみたりするつもりです。
蒸れでの全滅が怖いのでやはりコルク樹皮はマストアイテムですかね。
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