自由研究やインテリアに。オススメのワラジムシ、ダンゴムシランキング

♨の人

-

スポンサーリンク

どうも、温泉の人です。

本日は、ワラジムシ、ダンゴムシなどを20種類以上飼育する私がおすすめするワラジムシ、ダンゴムシを紹介していきます。

外で採集してきてもいいですが、お子さんの自由研究に、テラリウムの中のアクセントなどに少し変わった魅力的なダンゴムシ、ワラジムシを紹介していきます。ダンゴムシという名前ですが、実際には昆虫ではなくエビやカニなどの甲殻類の仲間で案外可愛い顔をしています。



それではどうぞ。





オカダンゴムシ ストロベリー 透明感のあるイチゴ色のダンゴムシ



オカダンゴムシ・ストロベリー(学名: Armadillidium vulgare "Strawberry")は、鮮やかな赤と黒の斑点模様が特徴的な魅力的なダンゴムシの品種です。

オカダンゴムシ・ストロベリーは、その名の通り、見た目がまるでイチゴのような色合いを持っています。背中には鮮やかな赤い斑点模様があり、その対比が非常に美しいです。成体のサイズは通常1.5cmから2cm程度で、手のひらに収まるコンパクトなサイズ感です。

オカダンゴムシ・ストロベリーは比較的飼育が容易であり、以下のポイントに気を配ることで健康的に飼育することができます。

1. **ケージと基質:**
飼育容器には機密性の高いコバエシャッターやクリアスライダーなどの透明なプラスチックケースが適しています。

基質には湿度を保つためにヤシガラ土や腐葉土などを使用し、採食や隠れ家に利用できるコルク樹皮や葉っぱ、朽木、乾燥防止の水苔、餌皿も配置しましょう。



2. **温度と湿度:**
オカダンゴムシ・ストロベリーは、一般的な室温で飼育できますが、適切な湿度を保つことが重要です。湿度は60%~80%の高め範囲を保つよう努め、ケージ内に湿った場所と乾燥した場所を作るようにしましょう。


3. **食事と水分:**
このダンゴムシは腐葉土や腐敗した植物を食べる雑食性です。野菜の切りくずや腐葉などを与えると良いでしょう。葛の葉を乾燥させたものは色揚げ効果があり指向性も高く入手も用意です。腐葉土マットなどはそのまま餌になりますが、熱帯魚のエサなど動物性タンパク質を与えた方が繁殖がうまく行きやすいです。


水分はスプレーで与えるか、水を含ませたスポンジを配置して水分を確保します。
ダンゴムシ、ワラジムシは脱皮を繰り返す際に大量のカルシウムを消費するので、牡蠣柄やボレー粉、カルシウムパウダーやカルシウム石などを入れてあげてください。


4. **繁殖:**
オカダンゴムシ・ストロベリーは卵胎生で、親が卵を抱えて幼虫はある程度の大きさになってから幼虫として生まれます。孵化した幼虫は成体になるまでの間に脱皮を繰り返します。環境が適切であれば、繁殖は比較的容易です。

**注意点:**
-飼育ケージ内の環境を清潔に保つことが重要です。 過度な乾燥や直射日光は避けましょう。 餌を与えすぎず、餌の残りがある場合でも定期的に取り除くようにします。食べ残しがあるとコバエ、ダニ、カビなどが発生しやすいです。

オカダンゴムシ・ストロベリーはその美しい外見と比較的手軽な飼育方法から、ダンゴムシ愛好家に人気のある種類です。どこにでもいるオカダンゴムシの品種改良なのでとても飼いやすく、色も鮮やかで比較的動き回るため飼っている感覚が強くテラリウムなどでも映えます。






Cubaris sp. “Amber Dukkey”、別名がネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキー






Cubaris sp. “Amber Dukkey”、流通名がネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキーという、オレンジの体に黒のラインが入るとても可愛らしいダンゴムシです。

ネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキーは、その美しい外観と興味深い特性からダンゴムシ愛好家に人気のある種です。この記事では、アンバーダッキーの特徴、飼育環境の構築方法、値段の相場、原産地について詳しく解説します。

**特徴:**
ネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキーは、深いアンバー色の体と黒い模様が特徴的なダンゴムシです。その独特の色合いと斑点模様は、愛好家を引き付ける美しさを持っています。成体のサイズは通常1cmから1.5cm程度で、小さな体格がその魅力を一層引き立てています。

**飼育環境:**
ネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキーは、以下のポイントに注意して健康的に飼育できます。

1. **ケージと基質:**
コバエシャッターなどのプラスチックケースが適しています。湿度を保つためにヤシガラ土や腐葉土を基質に使用し、隠れ家や採食場所としてコルク樹皮や葉っぱを配置します。

2. **温度と湿度:**
アンバーダッキーは比較的温暖な環境を好むため、20℃から25℃程度の温度を保ち、50%~70%の湿度を維持します。水苔を使用し湿度勾配を付け、加温する際は蒸れないように注意が必要です。

3. **食事と水分:**
腐葉土や腐敗した植物を食べる雑食性です。野菜の切りくずや果物、葉っぱを与えましょう。常に水分が利用可能な状態にしておくことも重要です。熱帯魚のエサや葛の葉を与えるとより一層綺麗な色になり繁殖にも有効です。

**値段の相場:**
ネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキーの値段は、供給や需要によって異なります。しかしCubaris sp.、ダッキー系の中では安価なダンゴムシです。ヤフオクや奇虫ショップでは2~3000円あれば10匹程度購入できるでしょう。

**原産地:**
ネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキーの正確な原産地については情報が限られていますが、一般的にはアジアの熱帯地域に分布していると考えられています。

**魅力:**
ネッタイコシビロダンゴムシ・アンバーダッキーは、その美しい外見と独特な色彩が最大の魅力です。その深いアンバー色の体と黒い模様が、ダンゴムシ愛好家を惹きつける要因となっています。また、比較的飼育が容易であるため、初心者から上級者まで幅広い層に楽しまれています。Cubaris spは触覚などが短く幅広で丸っこい見た目で、ゆるキャラのような可愛らしさがありますね。



謎めいた美しさ、オカダンゴムシ マジックポーション






上部で飼いやすいオカダンゴムシの中でも、特別な一品種が存在します。その名は「マジックポーション」。
その鮮やかな模様と輝きは、まるで幻想的な世界から飛び出してきたような美しさを持っています。まるで百味ビーンズのようなポップな美しさはダンゴムシ=地味というイメージを変えてくれることでしょう。

**マジックポーションの起源と輝き**
オカダンゴムシ マジックポーションは、その名の通り、鮮やかな色合いと輝きが特徴です。この品種の原産国はフランスであり、その美しい模様と輝きが多くのダンゴムシファンや飼育愛好家を魅了しています。赤や青、緑といった色調が鮮やかに組み合わさり、まるで魔法にかかったような雰囲気を醸し出しています。

**飼育環境とケアのポイント**
マジックポーションの飼育には、適切な環境と注意深いケアが必要です。湿度と温度を適切に調整することが重要であり、テラリウムやプラスチック容器を使用して、湿度を保ちつつ過度な直射日光を避けましょう。また、床材や隠れ家を提供することで、彼らの快適な生活環境を整えましょう。

**美しい特徴と魅力**
マジックポーションの最大の魅力は、その美しい特徴にあります。甲殻に様々な色の斑点がマーブルのように浮かび、まるで絵画のように美しく、観察するだけでも楽しみが広がります。

また、オカダンゴムシ マジックポーションは、その美しい外見と謎めいた雰囲気で多くの人々を魅了していますが、今では流通量も多く10匹でだいたい2000円以下が相場です。オカダンゴムシなので飼育も容易なのでオススメのダンゴムシです。





超巨大な生命 ボリバリユーレイオオワラジムシ







ワラジムシの中でもかなり大きくなるオオワラジムシの一種です。その名前に隠された謎めいた美しさと、驚愕の大きさによって多くの人々を魅了しています。

**ボリバリユーレイオオワラジムシの特徴と発見**
ボリバリユーレイオオワラジムシは、南米ボリビアで発見された、その巨大さが特筆される種です。
透明感のある黄色に虎のような縞模様はまるで生きた宝石のようにも、古代の三葉虫にも見えます。比較的飼育難易度は高く値段も高めですが、それを考えても是非挑戦してみたい品種です。

**飼育環境とケアのポイント**
ボリバリユーレイオオワラジムシの飼育には注意が必要です。ボリバリユーレイオオワラジムシの成虫は比較的乾燥した環境を好みますが、幼虫は湿度がある程度無いと死んでしましいます。樹皮や枯葉、水苔などを上手く使い適切な湿度を維持し湿度勾配をしっかり付けることが大切です。

雑食性であり、腐敗した植物物や食べ物のくずを摂取します。動物性タンパク質が無いと共食いなどが起こる可能性があるので、熱帯魚の餌などを与えます。また、他のワラジムシやダンゴムシと同じくカルシウムパウダーや牡蠣柄などでカルシウムを補給できるようにしてあげましょう。


**生態と驚異の大きさ**
ボリバリユーレイオオワラジムシは、樹皮の
周りや枯葉の裏などで活動することが多く、あまり土には潜りません。成虫はあまりにも大きく、幼虫は物凄く素早い、見応えのあるワラジムシです。

**巨大な美と神秘性**
ボリバリユーレイオオワラジムシは、その巨大な体と美しい模様によって、非常にマニア心をくすぐる品種のひとつです。飼育や繁殖の難易度は少し高めですが、ある程度環境が馴染めば比較的丈夫な種類ですし、オオワラジの中では最も値段と見た目のバランスがとても高い種類ですので是非挑戦してみてください。




まとめ ダンゴムシ、ワラジムシは飼えなくなっても逃がさないで


日本においても外国産の昆虫が見つかり話題になることがありますが、これらは人間が買えなくなり逃がしてしまったものです。
生物を逃がしてしまうことは、地元の生態系に大きな影響を及ぼす可能性があります。なので、もし飼えなくなっても絶対に外に逃がしたりしないようにしましょう。また、人工的な環境で増やした野生種を放つこともやめましょう。ワラジムシやダンゴムシの幼虫はとても小さく土の中に紛れていることがあるため、土は外に捨てないようにしてください。

**生態系への影響**
外国産のダンゴムシやワラジムシが持ち込まれると、地元の生態系において競争相手や捕食者として影響を及ぼす可能性があります。これにより、本来の生態系のバランスが崩れ、希少な種が減少する恐れがあります。また、ガーパイクのようにその品種が特定外来生物に指定されると飼育できなくなり多大な人に迷惑がかかる恐れがあります。

**病気や害虫の拡散**
外国から持ち込まれた生物が、病気や害虫を運ぶ可能性があります。これによって、地元の植物や動物に感染症が広がるリスクがあります。また、農作物への被害も考えられるため、注意が必要です。

**適応力の高さ**
外国産の生物は、自国の生態系に適応していないことが多いです。しかし、その適応力の高さから、新たな環境でも繁殖しやすくなることがあります。逃がされたダンゴムシやワラジムシが、地元の生態系に適応し、急速に増殖する可能性があるため、事前の対策が大切です。また、オオサンショウウオのように交雑してしまい地域の独自性などが失われてしまう可能性があります。

**法律違反の可能性**
外国からの生物の持ち込みや逃がしは、日本の法律によって制限されている場合があります。これらの法律を守らない場合、罰金や刑事罰の対象となる可能性があります。

もし外国産のワラジムシやダンゴムシを外で見つけた場合は、地元の環境保護機関に連絡し、適切な対処方法を尋ねることが大切です。地球の多様な生態系を守るために、またダンゴムシ業界をこれからも育てていくために私たち一人一人が責任を持つことが必要です。
関連記事

スポンサーリンク