改良メダカエメマリとエメキンの違い。マリアージュキッシングワイドフィンエメラルドフィンタイプ

♨の人

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どうも、メダカブリーダーを目指して日々奮闘中の温泉の人です。

今回は、改良メダカの品種であるエメマリとエメキンの違いについて個人的に調べたことを書いていきます。




エメマリ エメラルドフィン×マリアージュロングフィン


エメマリはエメラルドフィンとマリアージュロングフィンを掛け合わせた改良メダカです。

まずエメラルドフィンというメダカの品種があります。2020年に垂水政治氏が作出したメダカの品種で、鱗血統の「青黄金半透明鱗鱗光メダカ」の通称です。

網目状の体外光を持つ鱗光の派生品種を鱗血統と呼び、エメラルドフィンはその鱗血統の一品種です。
体色よりヒレ光の強さの方が特徴で、温水で飼育するとロングフィンになりやすい傾向があります。

そしてマリアージュというメダカの品種があります。

これは2021年に垂水政治氏が鱗光ロングフィン(垂水ロングフィン)とモルフォを掛け合わせ作出したメダカの品種で、品種名を「青体外光ロングフィンフサヒレメダカ」と言います。
通称がマリアージュキッシングワイドフィン、マリアージュ、マリアージュロングフィンなどです。

そしてこの2品種を掛け合わせ作られたエメラルドフィン×マリアージュロングフィンという血筋のメダカを通称エメマリと呼んでいるようです。
フサフサのヒレ、青く光る体外光、僅かに光るラメなどが特徴的なメダカです。





エメキン マリアージュキッシングワイドフィンエメラルドフィンタイプ



エメキンは、2022年に垂水政治氏が作出した品種で、品種名が「青黄金体外光ロングフィンワイドフィンフサヒレメダカ」で、通称を「マリアージュキッシングワイドフィンエメラルドフィンタイプ」「エメキン」と言います。

青黄金体色で体外光、ロングフィン、ワイドフィン、フサヒレの形質を持ち、背ビレと尻ビレが幅広いワイドフィンにマリアージュの伸長したヒレ、エメラルドフィン由来の黄色素が特徴的なメダカです。エメマリとは違い管理番号が付いており、エメマリと比較して魚体に黄金色が強く出ます。

エメマリよりも遥かに出回る数も多く、更にエメマリ=エメキンと捉えられるような似た形質のメダカです。





エメマリとエメキンは違うので混ぜないように


エメマリとエメキンは流通名や管理No.などで別物として扱われていますが、見た目は非常に似通っています。なので、卵や稚魚、整体を混ぜてしまうと見分けがつかなくなり交雑してしまうことが考えられます。両方を飼育するのであれば卵から生体まで全て分けて管理しましょう。

また、フサヒレメダカは26度などの高い水温で飼育するとヒレが長くフサフサに成長しやすいようなので、室内の窓際飼育でヒーターの導入を検討してみる価値のあるメダカです。

私は室内窓際飼育でソイルは黒、バックスクリーンを設置し水草を入れた水槽でエメマリを管理しています。オスは尻ビレがベタのように長く伸び、体外光やラメも乗るので横見でも上見でもどちらでも楽しめる美麗なメダカです。ヒレが長いので水流は弱めで管理しましょう。


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