イラストはバストアップより全身描いた方が上手く見えるので初心者こそ全身描こうぜ

♨の人

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はいどうも、年数だけ重ねた初心者未満、未経験者以上の温泉の人です。

元から月に1~3枚描けばいい方だったのに、それに相まって半年以上挫折した期間のせいで年数はもう絵を描き初めて2年。しかし技術力はうんちぃーwwwの違法ババアみたいな状態です。

本日は、初心者こそ実は全身を描いた方が上手く見えるよというお話です。





余程上手くなければ、パーツ単体や顔だけで上手く見せるのは難しい


まず、これを見てください。これは私が書いた絵です。


膝くらいまで写っていますね。

ではこれをトリミングしてみます。


どうでしょう。
なんか微妙感が増してませんか?

単純に人は1点にしかピントを合わせられません。深度合成写真みたいなものを人間の目で作ることは不可能ですから、絵を見る際も顔に視点を合わせれば下半身はぼやけ、その逆も然り。なので、目に映る範囲が狭くなると細部の荒さに気付きやすくなるのです。これは鏡と写真で顔が変わるメカニズムと同じです。


これは映る範囲が狭くなればなんにでも当てはまります。全身よりバストアップ、バストアップより顔、顔より目。
細部をズームアップするほど誤魔化しが効かなくなるので荒が目立ちます。


例えばこれを見比べると、顔だけアップしたらかなり細部が荒いことに気付きますよね。


目だけならさらに荒いです。

また、バストアップにすることで単純にキャンバス、延いては画像としてのサイズがより狭い範囲を拡大して写したものになるため、線画の線の太さや微妙なタッチの違いなどが前身と比べてただただ荒く見えるだけになってしまいます。

もちろん絵は拡大して見るものでは無いので、ほんの僅かな途切れた線や迷い線、塗りムラだって1/1スケールで見て大丈夫であればそれは表現のひとつな訳ですが。

あと、単純に私はデッサン能力が低いので、全身と上半身だと全身の方が人の形に近い分脳が「これは人間の体だ」と認識しやすくしてくれてるのかなと思っています。


たとえば手を上手く描ける人は絵が上手いですが、手を単体で描いて上手く見せるのは描ける人でも難しいでしょう。
全体で見れば全体がそれぞれ合わさり濃縮された濃い情報量の絵になりますが、拡大すれば単体のわずかな情報になるわけですから。

というわけで、絵は初心者であればあるほど全身を描いた方が上手く見えやすいです。というよりも、初心者であれば全身を描いた方が見る側はどういう状況なのか分かりやすいですし、体のバランスが整ってるだけでなんとなく上手く見えるものです。


ちなみに、全身を描く時は体を四角や台形で先に目安で描いとくとなんとなく描きやすいです。

筋肉とか骨なんかは知りませんがシルエットさえ合ってればまあなんとかなると思いますので試してみてください。

それでは、以上です。
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