ゆうパケットやネコポスの発送に使うダンボール箱を自作する方法

♨の人

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ゆうパケットやネコポスで商品を送る時気をつけなければならないのが、どの配達員も余裕があって丁寧ではないということです。特に配達員は直接出向きますが、倉庫では荷物がずさんな扱いを受けることなんてザラでしょう。じゃないと今の通販時代やってけません。なので、梱包には細心の注意を払う必要があります。特に限定物や中古品、生き物などは代替が出来ないので、こちら側で自衛するしかありません。

CDだから大丈夫と封筒でメール便で送ったらケース割れてるなんて普通にあります。特に封筒は折曲厳禁でも折り曲げられるのでくそ小さいポストに無理やりねじ込まれるケースが多いですし何回文句言ってもどうせ話半分のクレーム処理なんで解消なんかしません。安すぎる送料なんでもう仕方ない話です。

ワレモノシールや天地無用シールなどを貼り、これはヤバいやつだよ、と配達員に伝えることも出来ますが、それでもゆうパケットなどのメール便は保証がないですから結局効果はあんまりないと思います。

なので本当に傷などを付けたくない場合、ダンボール箱を使います。

しかし、ゆうパケットのダンボール箱は高いです。普通サイズなら2個で100円が最安値、小さいサイズでも3つで100円なら安い方です。これが封筒とかなら30枚100円とかなんで、配送にかかるコストがかなり変わってきます。それなりに高い商品ならいいですが、安い商品なら送ると逆に損みたいなことにもなります。しかし、だからといって梱包を適当にやると配達中に壊れてしまうリスクがあるのでそれなりにしっかりとしたもので送る必要があります。

そこで、スーパーなどで配っているダンボール箱やAmazonのダンボール箱などを使用して自作するのをオススメします。




作り方


まず、ダンボール箱の性質を理解する必要があります。ダンボールは横に線が入っていますが、その線の間は空洞なのでそこは簡単に折れます。しかし、線を横切るような形の折れ曲がりに対しては極端に強く相当な圧力を一点にかけないと折れません。


なので、作る際は線の向きを見て、定規などで押し付けて凹ませてから折ると綺麗に折れます。ちなみにこの定規はゆうパケットなどの厚みを測れる郵便局などに置いてあるテスターと同じもので、Seriaとかに売ってますのでこれで厚さを確認しましょう。スムーズに通るくらいがちょうど良く、押し込まないと通らないものは局員が圧力をかけてしまう恐れがあるので側面の厚みは2.5から2.7mmなど余裕を持たせてください。

ちなみにこのダンボール箱は、元々とても小さいサイズなのでそれを分解して、元々あった折り目を活用して作っています。


あとはこんな感じの形にカットして形をつけて


いい感じに折りたたんでテープで止めれば、頑丈なゆうパケット専用のダンボール箱が作成できます。

蓋身式という、せんべいの容器みたいな蓋と箱が別々の箱は実は圧力に弱いです。簡単に外圧で折れます。このタイプの箱は側面が二重になっているので、そんじょそこらの重さでは潰れません。

しかし、真ん中は結構簡単に潰れてしまいます。なので、それを防ぐために送るものの大きさに応じて箱の厚みに縦長にカットしたダンボールをロールケーキのように丸めて中に入れます。


これは緩衝材にもなりますし、上でも書いたようにダンボール箱はスジの向きにより上からの荷重に極端に強くなるので、それを入れてしまえばもうまず潰れてしまうことは無いでしょう。それが潰れるくらいならクレーム入れていいレベルです。

これなら材料費はテープ代のみなのでほぼタダみたいなものでしょう。ちなみに配達員も人間ですし、大雨が降ったら役に立たない屋根しかついてないような建物も多いので、濡れたら不味いものは防水のためちゃんとジップロックなどに包むことをおすすめします。チャック付き袋はそこそこ値段がしますので安く済ませたいなら100枚100円とかの薄手のビニール袋に入れて、ポリエチレンのラップで包んでテープで止めてください。それで水に濡らしまくってめちゃくちゃシェイクしたり水たまりにぶち込んだりでもしない限り内部に浸水しません。
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