雑草食べて節約なんて言ってもただ手間かかるだけで節約にならないよ。残業やバイトした方がマシ【野草】

♨の人

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雑草を食べて節約

たま~に見る記述である



確かに、雑草はタダだ。

それに雑草ならば取っても怒られることなどないだろうし、逆に褒められることすらあるかもしれない



しかし、何も知らないくせに雑草なんか食ったところで、節約にもならずそのうち腹壊すのがオチであるだろう

なので、今回はそれについて少し語っていきたいと思う




そもそも、雑草という名の草はない


これは誰でも知っていることだが、「雑草」とひとえに言っても、それぞれ種類も違えば名前だってもちろん存在する


メヒシバ、ナズナ、エノコログサ、カラスムギ、カタバミ、ヨモギなど、そこら辺に普通に生えている誰がどう見たところで「雑草」としか呼ばないような草にも、それぞれ名前はあるのだ





そして上でも書いたように、それぞれ種類だって違う。なので、当然食べられるようなものも存在する


例えばエノコログサなんかは粟の原種と言われているし、ナズナはロゼットで冬越ししている葉を七草粥に入れて食べるし普通にスーパーで売られたりする

もっと言えば生えている場所は限られるものの、ハマダイコンのようなよく知られている野菜と同じような食味を持つ雑草すら存在するのだ

ハマダイコンと普通のダイコン食べ比べ | 東京でとって食べる生活

ハマダイコンという野草をご存知でしょうか。ダイコンという名の通り大根が野生化したもので、東京近辺でも多摩川などでよく見かけます。 もとが野菜の大根なだけに食べやすい野草だとは聞きますが、...





他にもたんぽぽはヨーロッパでは野菜として食べられているとも聞くし、フランスではpissenlit(ピサンリ)という軟白栽培、つまり遮光して育てたたんぽぽの葉が春野菜として扱われている

日本では根っこを炒ったたんぽぽコーヒーが有名ではないだろうか。あれも、そこら辺に生えているたんぽぽの根っこで普通に作ることが出来る



その他にはニラやオランダガラシ(クレソン)、セリ、ミツバのような、もはや普通に日本のスーパーでも売られているような野菜が雑草として生えていたりすることもあるのだ


 





食べられる雑草に素人が安易に手を出すのはオススメしない


これだけの情報を語れば、これを読んでいる読者の中にも雑草を食べることに興味が出た方もいるかもしれない




かと言って、素人が安易に手を出すものでは無く、ましてや節約のために雑草を食べるなど具の骨頂であるということを語らせてもらいたい



まず、素人が安易に雑草を食べてもあまり節約にはならないのだ



例えば、ニラやノビルをスイセンと間違え誤食して病院に運ばれたりするニュースは比較的メジャーだろう


スイセンとニラを間違えるのはともかく、ノビルを間違えるのははっきり言って意味がわからない

しかし間違えている人がいるのは事実であるし、所詮一般人の観察眼などそのようなものだと言うことかもしれない


となると、一般人に安易に進めることが出来ないと思うのは当然のことではないだろうか?




また雑草採りよりもどちらかと言うと玄人っぽく見える山菜採りでさえ、行者にんにくとイヌサフラン、ニリンソウとトリカブトのように、似ているものを間違えて命を失うような人間も多いのだ







雑草食べるくらいならバイトや残業、クラウドワークスで働いた方がマシではないだろうか


そもそも、雑草の採取や下処理にだって時間はかかる
それにだいたい一時間にかかるとしよう


ご存知の通り、時間は金である。

そこまで単純な話でもないことは理解しているが、自由時間を一時間無駄にするということは、少なくとも最低賃金分の金額を無駄にするということに等しい

つまりは1時間で800~900円ほどは少なくとも節約できねば結果的に損ということになる




食味や安全性の面で野草の遥か上を行く野菜、それも最近高騰したキャベツでさえ、一玉500円にすら遠く及ばないのだ


つまりはキャベツ2個分以上もの質量の野草を1時間で採取しても、最低賃金には届かないという事



そしてド田舎でもない限り、素人がそこまでの量の雑草を採取することが果たして可能なのだろうか?


それならば1時間残業した方が、幾分かマシではないだろうか




もちろん残業してまで働きたくない、アルバイトだって副業が禁止だから出来ない、という人もいるだろう

他にも「雑草を採取することは仕事ではないのだから、音楽を聴きながらでも、スマホを弄りながらでも出来る。気分的な楽さが違う!」という人もいるかもしれない


しかし、気分的な落さならば在宅ワークバイトだって変わらない

在宅ならばコーヒーを飲みながらだろうが、アニメ見ながらだろうが出来る。それでも結果さえ出せばお金が貰えるのだ


また今の時代インターネットでいくらでも稼げる時代であって、適当に在宅ワークでブログ記事を書くだけでもお金を貰うことが出来る



例えばクラウドワークス

↑リンクです

これはクラウドソーシングというもので、例えばブログの記事の執筆外注や、ロゴのデザイン外注などの仕事をネットでやり取りできるサービスだ


簡単に言うと、1文字0.2~1円とか、そういう感じで文章を書くことにより報酬を得ることが出来る



もちろん仕事は仕事なので質は低すぎると受からないとは思うが、今現在のキュレーションサイトの記事の質を見ると普通にそれなりの質であれば落ちるということはあまりなさそうにも思える

また、たまにネットで調べ物をしていると、個人の短い文章の寄せ集めみたいな記事が出てくることがあるだろう

ああいう記事に使われるものは、こういうサービスで募集しているのだ





で、そんなクラウドワークスを使用した場合、1文字0.2円だとしたら2000文字書けば400円。単純計算で4000文字書けば800円だ

さすがに文字単価0.2円では、最低賃金並に稼ぐというのは厳しいところではある



しかし、それなりの質の文章が書けるのであれば、文字単価1円の仕事だって受けられるだろう。


その場合は、1000文字書けばもう1000円。雑草なんか食べるよりも余っ程有効な時間の使い方だと思わないだろうか

身につくものも片方はライティングスキル、片方は雑草の知識……どちらが人生において使えるスキルかは明白だろう



それに、もしとんでもない大量の雑草を採取して1000円以上得したとしよう

しかし、いくらタダの食材とはいえ、食べているのは雑草だ
雑草なんて金を貰っても食いたくない、という人も多いのではないだろうか


雑草は畑のように管理された状態で育てられている訳では無い。そこに勝手に生えているのだ

つまりは犬猫の糞尿、排ガス、PM2.5、害虫、除草剤……何が付着しているかわからない


節約のためとはいえ、精神衛生上の面を考えるともっと得しなければ総合的に見て損ではないだろうか?






ならばもっとたくさん採取して……となるかもしれないが、上でも書いたようにそうはいかないのだ


そもそも雑草は基本的に薄い葉物が多い。そのため、調理すると極端にかさが減る

そのため、大量に採取したつもりでも、おひたしにでもすれば途端に小皿に収まる程度になってしまうのだ




とまあここまで語ればもう雑草で節約しようなんて思う人は余りいないと思うが、それでも興味があり手を出そうとするのであれば、私は野食を嗜む一人としてあなたを歓迎したい

ただ雑草を食べれば節約になる!得する!という安易な考えに対する私の言葉は「そう上手くは行かないぞ」というものだ、ということをこの記事では語らせてもらった

なにかの参考になれば幸いだ

以上


クラウドワークス

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