稼げない嘘の生き物養殖副業をまとめるよ。カブクワ、メダカ、ダンゴムシ、コオロギ、ゴキブリ

♨の人

-

スポンサーリンク


生き物を養殖して稼ぐなんて夢物語を信じてるなら、会社員を一生やりましょう。騙されて最悪自己破産です。


メダカは圧倒的な水量&知識&熱量が必要


メダカを買って増やして売る副業。メダカは増えやすく、改良メダカはブームなので副業に最適と思えるかもしれませんが、それは5年前の話。今はもう洗練されすぎて素人が易々と踏み込める領域ではなく、なによりズブの素人が簡単に出来るほどアクアリウムは簡単なものではありません。いいとこちょっと増やせて全滅でしょう。

メダカはほっといても増えると言いますが、それは大嘘。メダカは卵を産んだら、その卵を食べます。産まれたてのメダカを針子と言いますが、その針子も食べます。そして、針子は口が小さく普通の粉餌では大きすぎて餓死率がかなり高いです。なのでグリーンウォーターを作ったり、ゾウリムシを養殖させたり、光合成細菌(PSB)を養殖させて使います。しかし、ゾウリムシやPSBは入れすぎたらアンモニアで水質が終わり、培養にも知識が必要で、色々なものをローテーションで回していかなければなりません。

更に言うと、メダカは1匹1Lは最低水量が必要と言われており、10Lのバケツで10匹、45Lのゴミ箱で45匹、浴槽でも300匹も飼えません。それでいて改良メダカはいいグレードの極上個体か最新品種でなければ良くて一匹500~1000円程度です。固定率の悪い3色錦やオーロララメ系は売り物にならないようなレベルのものが大半を占めます。なので数百匹増やしてまともに売れる個体が数十匹なんてことも有り得ます。

高いメダカを買っても、1年で値段は暴落します。逆に、値段が低くても固定率が高かったり、産卵が上手く行きにくいヒレ長系やダルマ系は増やしにくかったり、他にも品種により使う容器の色を変えたり定期的な水換えに餌やりに観察と、かなりの手間がかかります。

餌用メダカの場合はさらに悲惨です。餌用メダカは一匹20円程度です。ヤフオクの今の価格は300匹2200円送料別。浴槽1杯分売っても3000円程度です。大人になるまで数ヶ月かかり、針子、幼魚、若魚ととびっ子(個体群の中で大きい個体)を別水槽に分けたり、病気固体を感染を防ぐため間引いたりとか手間がかかります。しかも、ヤフオクで売ってるアカウントは3つ程度ですが、どれも個人ではなく多分どっかしらのアクアリウムショップです。個人で餌用メダカなんか繁殖させてる人は誰もいません。餌用メダカをおすすめの副業と語ってる人は信用しないようにしましょう。




カブクワ(カブトムシ、クワガタ)は副業になり得ない。インセクトブリーダー専門コースは声優専門学校と同じ


ヘラクレスオオカブトなどの高級なカブトムシを増やして売るインセクトブリーダーなる職業。そしてカブクワ副業。これはマジで全く儲かりません。大赤字になるでしょう。
カブトムシやクワガタムシは、成虫になるまでに大量の昆虫マットや菌糸を食べ、ペアリングも人間が行い、交尾させる度にメス殺しのリスクを抱え、やっと大人になった個体でも小さかったりするとヤフオクでは1円で落札されることもザラです。

他にも外国産のカブトムシやクワガタムシは寒さに弱く暑さにも弱いです。エアコン、暖房は必須で電気代はバチくそにかかります。大量の土を必要とする関係上、大規模な温室、ワインセラー、エアコンくらいしか選択肢はなく、パネルヒーターなどではまず無理です。

そしていいグレードのヘラクレスオオカブトですら普通はいいとこ2~3万くらい。大抵のものはヤフオクでの落札相場はヘラクレスやコーカサスでさえペア5~7000円程度です。

かつて40万円もする最高級品種だったウエストウッディオオシカクワガタも今はなかなか10万超えません。
さらにカブトムシやクワガタムシの餌はプロゼリーという高タンパク昆虫ゼリーですが、これも安い昆虫ゼリーと比べて異様に高い部類でそういう部分にも地味に金がかかります。カブトムシやクワガタムシの成虫は樹液しか食いません。なので他の虫みたいに安い昆虫ゼリーを水分補給兼ちょっとしたおやつ程度に与えるだけでいいのに対し、ゼリー代はケチれません。

はっきり言うけどカブクワはメダカとかが超イージーに思えるほどの趣味の世界です。なのでカブトムシやクワガタムシを増やせば個人で簡単に稼げる!とか言ってる人は10000%エアプの詐欺師なので信用してはいけません。







ダンゴムシ副業はギャンブル


ダンゴムシ副業は数年前から言われるようになってきて、今盛り上がっている業界ではあるものの素人が手を出して儲けるのは不可能です。

なぜならダンゴムシやワラジムシは小さく弱い生体の割にこれといった飼育方法が確立されておらず、尚且つ国内に専門のブリーダーがほぼ居らず素人のCB個体と輸入頼りの安定しない史上という関係上相場というものがグラッグラで、尚且つ高額品種はおそらくこの世の昆虫、奇虫類の中で最も難易度の高い生体。そして安い品種は増えやすく既に国内CBで飽和状態で需要がないからです。

例えばメルラネラ。高額なものは一匹一万円を超えます。ダンゴムシは1度にたくさんの卵を腹に抱え、ある日幼体が10匹近く生まれていたりします。なら5匹買って飼育して15匹に増やせば10万の儲けと考えるでしょう。

しかし、ダンゴムシやワラジムシの高い品種はめちゃくちゃに弱いです。どれだけ弱いかと言うと、5万で買った5匹が一ヶ月後には2匹になってるのが当たり前だったり、一度10匹まで増えたのにその後増えなくなり全滅したりが当たり前なくらいです。

そして、相場もグラグラです。例えばレモンブル ーやアンバーダッキー。入ってきた当初は5匹で60000円もしたこいつらが今や10匹2~3000円程度です。こんな感じで、難しい個体はすぐ死ぬ、増えやすい個体は値段が落ちる、とあまりにも安定していないためとても事業にできるようなものではありません。

ヤフオクで売られている高級な品種の多くは偶然繁殖に成功した個体か、ほとんど海外からの輸入です。日本国内でちまちまメルラネラ増やすより、ベトナムのオッサンにそこら辺で捕まえてもらったのを死着とかも考慮した上で日本に持ってきた方が何倍も儲かります。なので、海外から輸入できるコネがない人は諦めてください。






餌用コオロギ、ゴキブリ。イエコ、デュビア、レッドローチ


こいつらは需要は非常に高く、虫を食べる昆虫や爬虫類、魚が日本国内でペットとして出回り続ける限り需要があります。個人が売れるのはヤフオクくらいですが、既に事業としてやってるファームが動物園とかペットショップに卸しすぎて品薄になった時に、客が代替品を購入するのはヤフオクです。オマケに、いまいち売れないなってなったら冷蔵庫で〆て冷凍や乾燥として日持ちもさせられる。なので、増やせば増やすだけ需要はありペット用の虫と比較して不良在庫を抱えまくるということは考えにくいです。

しかし、こいつらの問題点は単価が安すぎるということです。

スペース問題的に餌用メダカよりなんぼもマシとはいえ、所詮は1匹高くて数十円。なので、もちろんかかってくる冷房や暖房の電気代をペイできるくらい稼ごうと思ったらワンルームマンションとかなら多分寝るスペース以外全部コオロギやゴキブリのケースを置くスペースにしないと無理です。

当然、そのレベルになるとメンテナンスも死ぬほど大変ですし、匂いも酷いでしょう。私は小さい衣装ケース1個程度の量のデュビアを餌用にちまちま増やしてたら数ヶ月でデュビアアレルギーを発症しました。糞などが空中に巻い吸い込むとくしゃみ、触ると手が痒くなる。多分部屋全部デュビアケースになんかしたら喘息で死にます。

オマケにこいつらは当然臭い。特に植物食がメインのデュビアはともかく、肉食性の強いコオロギはまじで掃除サボると草すぎてゲロ吐きそうになる。本当に臭い。デュビアやレッドローチも蒸れさせると圧倒的に臭いですが、コオロギに比べたら全然。ペットショップとかホームセンターのペットコーナーって異様に臭いと思いますが、あれほとんど処理されてない小動物のおしっことコオロギの匂いです。

てなわけで、コオロギなりデュビアなりはちゃんとやれば儲かるものの、覚悟を決めないとできません。当然一人暮らしなら女とか友達も家に呼べません。オマケにコオロギは鳴きます。鉄筋コンクリート造以外では騒音問題にもなるでしょうね。脱走したら退去を命じられるかも。ワンルームなら多分眠れなくてノイローゼなるよ。あなたの部屋だけ田舎の田んぼに早変わり。





アフリカツメガエル、コケ、多肉植物など


全部論外。コケなんか育つのくそ遅いくせにパック詰めして送料込で百円くらいしか利益出ない。山持ちで天然採取できる人が腐るほどいるのにちまちま育てて利益なんて出るわけないしそもそも売れないからね。それのみを育てる水槽を作るマニアがいるような高級水草とかとは訳が違う。多肉植物も同じ。育てんのに手間かかる割にあんま売れないしスペース問題も加温問題もある。アフリカツメガエルも一昔前に流行ったけどメダカ以下。多分それなら餌用のラットやマウス繁殖させた方がライバル少なくて売れます。ただ餌用のマウスを繁殖させて毎週のようにブチ〇して冷凍庫に入れられる強靭な精神の持ち主ならね。
あ、あとミジンコもダメね。個人が抱えられる限界だろって量でも、例えばタマミジンコならヤフオクで1000円もしない。それを持続的に配給するにはやはり個人じゃ無理む~りぃ~。オオミジンコは比較的増えにくいのか専門業者も少ないですが、まあ月2000円くらいがいいとこでしょう。だってペットショップの店頭に並べるとかならともかく素人がヤフオクに出してるわけで思いのほかライバルも多いし数が出ないからね。当然だけど。






そもそもの話、梱包代とか発送手間賃とかクレーム処理の手間とか考えてる?


生き物を売るんですから、当然梱包代はかかります。適当なダンボールスーバーで貰ってきて送ればいいメルカリの漫画とかと違い、生き物を送るならそれなりの知識、資材、手間が必要です。

発泡スチロール箱やダンボール箱を何十にもしたり、新聞紙を組み合わせたり、アルミシートやプチプチでくるんだり、カイロや保冷剤を使ったり。送る時は相手の地域の温度と発送地からの経由時間を考えてて梱包を逐一変えなければなりませんし、もし死着(輸送中に死んでしまうこと)すればクレーム対応などは全部個人でやらなければなりません。それを怠れば悪い評価を付けられまくって誰もアンタからは何も買わなくなります。オマケに、日本は一応四季があるのでクソ暑い夏とクソ寒い冬は基本的に相当厳重にやらないとどんな生き物送っても全部輸送中に死んでしまいます。大した規模でやってないのなら、いちいち大赤字になる返金やら再送やらしてたらトータルで大損も有り得ます。ただ店から生き物買って相手にお金と共に渡してるだけとかになりますよ。
カブクワやメダカの輸送に使う発泡スチロール箱。あれ個人が新品で買うと1個400円くらいするんですよ。大量に仕入れないと単価は安くなりませんけど、36個とかのロット単位で仕入れないと厳しいよ?発泡スチロール36個置いとく場所が必要ですね。
ゆうパケットの箱も1個60円くらいします。商品が300円で売れたとして10%の30円は手数料、箱代60円、送料210円で利益は0、なんてことも。
そういう所もしっかり考えましょうね。




おすすめの副業は残業かマックとかでバイト


わけわからん情報商材屋みたいなのは副業をおすすめする時にこぞって国が副業解禁して推進してるって言いますけど、あれは「わけわからんセミナーとか開け」って言ってんじゃなくて、「会社の給料で生活できねーなら内職やら深夜バイトでもしとけよ平民共」って意味ですからね。騙されちゃダメよ。
金が欲しいなら残業しなさい。2時間残業したら10連ガチャ回せるよ。ガンバ!
関連記事

スポンサーリンク