昭和から平成、そして令和へ。天狗堂のきびだんごが素朴な味わいで美味しいという記事

♨の人

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あなたはきびだんご、というお菓子をご存知だろうか?


「一つ食べれば100人力、二つ食べれば200人力」

でおなじみの桃太郎に出てくるアレではない。

天狗堂という会社が製造し株式会社やおきんが販売している、棒状のオブラートに包まれた駄菓子である

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

きびだんご(1本入)
価格:52円(税込、送料別) (2019/7/9時点)




1967年1月に発売され、今も尚全国にて売られている由緒正しき駄菓子だ



このきびだんごという商品は、織り込まれた包み紙を剥がすと、オブラートに包まれた透明な茶色い板状の餅が入っている
見た目はボンタンアメの化け物のような感じだ

味としては1口目は正直味をあまり感じず微妙だが、食べているうちに最中の餡を食べているかのような素朴な味を感じるようになる

昔ながらの駄菓子だが、これが和菓子にも通ずるような奥深い甘さで非常に美味しいのだ

北海道のお茶請けに人気だそうだが、それも納得できる味である


ちなみに私はDAISOにて2つ100円にて購入したが、普通に駄菓子を取り扱っているようなお店ならば基本的に置いてあるのではないだろうか

メーカー希望小売価格はひとつ50円。DAISOだから割安という訳には行かないようだ





さて、このきびだんごだが、実はこれは厳密にはきびだんごではない

意味がわからないかもしれないが、そう言うしかないのである



というのも、これは実は起備団合(きびだんごう)という北海道の携帯食が元となっている駄菓子なのだ

具体的には餅粉や小麦粉、砂糖、水飴、あんなどの原材料を、加熱しながら混ぜ合わせ板状にして作られている


この起備団合は携帯食であるため、当然ながら日持ちや腹持ちの面では優れている

例えば天狗堂のきびだんごは常温で製造から180日は保存できる(賞味期限なので実際はもう少し長いだろう)し、餅粉や砂糖が主な原料なので腹持ちやエネルギー補給という面で考えると非常に優秀だ

因みに1本につき145kcal、炭水化物が35.2mgで脂質は0gとなっている



また、今ではこのきびだんごは抹茶味や黒蜜味、くるみ入りのものなどバリエーションも豊富に存在する


不思議な味わいだが、決して不味くはない。むしろ、お茶請けにはこの位の素朴な味わいが適切だと思う人も意外に多いのではないだろうか……そう思える駄菓子だ

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きびだんご(1本入)
価格:52円(税込、送料別) (2019/7/9時点)




昭和から平成へ、そして令和へ受け継がれた、変わらぬ味わいが愛されている天狗堂のきびだんご

災害時の備えや携帯食、お茶請けとして、あなたもこのきびだんごを是非とも購入してみてはいかがだろうか


:♨の人 2019 7 9
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