蒙古タンメン中本北極ラーメン激辛味噌の辛さはどのくらいなのか?レビューする【セブンイレブン】

♨の人

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激辛のインスタントラーメンといえば、蒙古タンメン中本と辛ラーメンが日本で売っている中では二大巨頭である

実際のところは辛ラーメンの方が全然辛いのだが、まあそれでもこの二種類が群を抜いて有名だろう


で、蒙古タンメン中本は、過去に北極ブラックという黒いオイルの付いた激辛版を販売していた



私もそれを食べてみたかったのだが、生憎と売り切ればかりで買うことが出来ずに結局販売は終了してしまった


しかし、本日セブンイレブンに立ち寄った際、ふとインスタントラーメンの棚を見ると、「蒙古タンメン中本 北極ラーメン激辛味噌」という商品が目に止まった

この商品には北極の文字が付いているし、他にも辛さの極地と黄金色の文字で記入してある

ということは、恐らくは前回買いそびれた北極ブラックと同じレベルの辛さであると予想できる

というわけで、今回はこの蒙古タンメン中本北極ラーメンのレビューをしていこうと思う




ノーマルの蒙古タンメンは辛くなかったが、こちらはどうだろうか



前回の蒙古タンメン中本は、辛さのレベルで言うと微妙ではあるものの非常に美味しく食べることが出来た

チャルメラちゃんぽんのカップラーメンにも似た太く独特の食感の麺に、野菜の甘みがしっかりと出た味わい深いスープ
具も豆腐や野菜などが大量に入っており、非常にクオリティの高いインスタントラーメンだと個人的には思う

しかし、辛さのレベルでは、正直なところ唐辛子を大量に入れてやっと辛ラーメンと同格というレベルだった


正直なところ、北極ブラックの辛さが話題となっていた中で購入したので、拍子抜け感があったのである

というわけで、今回の北極ラーメンは非常に楽しみだ






開封してみてまず思ったことは、ノーマルの蒙古タンメンに比べると具がかなり寂しいという事である

蒙古タンメン中本のアピールポイントでもあった野菜もかなり少なめで、豆腐も入っていない。

具はもやしと人参、豚肉、フライドガーリックのみ。なんとキャベツが入っていない

野菜たっぷりのノーマル蒙古タンメンからは程遠い印象
香りは同じような感じだと思うが、内容物は普通の蒙古タンメン中本とはそれなりに違うようだ



このインスタントラーメンは5分待ちだが、私は固めが好きなのでお湯を注いで4分ほどで食べることにした

上に乗っているオイルの色は普通の赤色。このオイルが辛いという事だが、北極ブラックは黒かったとの事なので、少しインパクトにかける感じ

完成図は思っていたよりもかなり普通である。見た目はキャベツが無くなったただの蒙古タンメンだ




辛いが食べられないほどではない



味としても、ノーマルの蒙古タンメンと同じような感じ

もちろん、絡みの面では蒙古タンメンよりは遥かに上だ。舌の上に明らかに痛みレベル系統の辛さを感じるし、後半は口に運ぶ度に熱さと痛みが同時に舌を突き刺す


しかし、普通に我慢すれば水なしでも食べられるレベルだ
舌の上に痛みを感じるものの、それは食べる時のみ。普通に舌の上に触れていない時は多少の痛みしかない

上でも書いたように、後半になるとその痛みはなかなかのものだ。しかし、それでも激辛の刺激に慣れている人ならば完食することは容易だろう



辛さの度合いで言うと辛ラーメンの多少上くらいだろうか?

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少なくとも、辛すぎて食べられないだとか味を感じないようなレベルではない。
普通に美味しい、辛めの蒙古タンメン中本という感じだ


私自身は別に特別辛いものに強いという訳でもないのだが、 それでも水なしで間食することは普通にできた。少なくともデスソースをぶち込んだ頭のおかしい料理のような辛さではない

しかし、SNSなどの反応を見るに辛すぎて食べられないという人も普通にたくさん居るようなので、それはご自身の辛味体制と相談して頂きたい




辛ければ辛いほどいいみたいな風潮はクソ喰らえである



これは関係ない話になるかもしれないが、私は実は激辛料理が好きではない。というより、むしろ嫌悪しているレベルと言っても過言ではないくらいだ

特に、テレビで芸人が食べさせられているような、一口食べてむせて吹き出すような度合いのもの


そもそも辛さというのは基本的に1口目とその後が同じレベルというものでは無い。この蒙古タンメン北極も例に漏れずこの法則に当てはまる

そのため、最初の一口が辛すぎて食べられないようなものはもはや食い物ではないと言える。そのレベルまでになると味すらも感じないだろう


それに辛味に強いというのはある意味感覚が鈍感、もっと言うと舌の機能がおかしいとも言えるため、あまりに辛いものを求めるような人も味覚障害の毛があるのではないだろうか


人間は唐辛子による辛味を、TRPV1(トリップブイワン)という受容体により感じている

このTRPV1は物理的な温度、つまりは熱さに反応するタンパク質なのだが、唐辛子の辛味、つまりカプサイシンとも結合する

このTRPV1にカプサイシンが結合すると、熱いものが口内に入ったという情報を脳に送る。すると、発汗や心拍数の上昇などの反応が起こるのだ


また、辛味は痛覚であるため、それと同時にドーパミンやエンドルフィンという成分が分泌される。

エンドルフィンは内在性鎮痛系にかかわり、モルヒネ同様の作用を示す成分だ


多幸感を与える物質とされているエンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれており、一説ではランナーズハイにはこのエンドルフィンが関わっているともされている


で、このエンドルフィンという物質は舌が火傷を起こしたと勘違いし、舌に防御壁を築く。それにより、辛いものを食べた時のあの口内の痺れが発生するのだ




TRPV1の生成料は遺伝子によりある程度決まっているとされ、人により受容体の数が違う。

そのため、人により感じる辛味が全く異なる。人によっては中辛カレーを辛いという人もいるが、それはこのような受容体の数の差によるものだ


また、このTRPV1は継続的に辛味を感じているとどんどん鈍感になって行くという研究結果も出ている。要は辛味は繰り返すうちに慣れてくる

つまり、どんどん辛いものを求めるようになり、最終的にもはや食べ物ではないような辛味を求めるようになるのだそうだ




ちなみに、辛味は味覚ではない。つまり辛味を感じているのは味蕾とは別の器官であるため、辛いものを食べたからと言って味覚事態が落ちることは無い



しかし、心因性味覚障害というものが存在し、これが過度な激辛好きには関係していることがある

酷く気分が落ち込んでいる時は何を食べても美味しくないと感じるだろう。そのようなものが心因性の味覚障害だ


そして過度な激辛好き。これは異味症という、甘いものを苦く感じるなど違った味を感じる味覚障害に陥っている可能性がある


上で書いたようにTRPV1の受容体の数や体制の問題もあるので一概には言えないが、異味症の恐ろしさは理解しておく必要があるだろう

この動画の16分辺りを見れば、催眠により異味症と同じような状態になっている人間がどのような状態か理解できるだろう

(わさびの辛さはカプサイシンではなくイソチオシアネートで、冷刺激受容体であるTRPA1に作用するのだが、それについては今回は割愛)




そして、例え本当に激辛の刺激に慣れていて口内が無事だったとして、胃や腸、肛門への刺激というのが無くなる訳では無い。
過度な辛味は体には悪いだけなのだ


また唐辛子を馬鹿みたいにぶち込んだ死ぬウマ料理レベルのものを激辛料理としてバラエティ番組は取り上げるが、あれはもはや辛味を感じるだけのもので美味しさなど無いのではないだろうか

百歩譲ったとしても、過度に唐辛子を入れただけの料理なぞ味と香りのバランスが崩壊しているに決まっている


そもそも、激辛にしたいだけならカプサイシンの結晶を唐辛子にでも突っ込んで齧っておけばいい。

カプサイシンの決勝をそのまま食べるのだ。この辛さに勝てる激辛料理が出てくることは絶対にない


しかし、これが素晴らしい激辛料理か?というとそれは確実に違うだろう


あくまでも辛味というのは、味のアクセント。スパイスは料理をおいしく感じさせたり、香りを付けたりするために使うものだ

要は辛さの度合いよりも、その辛味がある事により美味しさが上昇しているかというのが重要なのだ




今回購入した蒙古タンメン北極。これは確かに激辛だが、辛くて食べられない、辛いだけでマズい……そのような辛いだけの盲目的な激辛信仰料理とは違い非常に美味しかった。辛さへの体制がある程度ある人になら、間違いなくオススメできる商品だろう






あとがき



蒙古タンメン北極ラーメン。突き抜けた辛さと、バランスのとれた深い味わいの非常に美味しいラーメンだ。少々値段は高いが、間違いなくオススメできる




ただ、最後にひとつだけ言っておくとすると、丸美屋麻婆豆腐の大辛や普通の蒙古タンメンなんかが激辛と感じる人にはこれはオススメしない。

そのような人でも途中までは美味しいかもしれないが、舌の痛みはどんどん強くなる。なので、後半になるにつれ舌の痛みがキツくなり、全部食べきれないかもしれないからだ


また胃腸の弱い人、肛門に爆弾を抱えている人なんかもこれを食べるのは避けておいた方がいいだろう
(特に切れ痔などの場合は本当に辞めておくことをオススメする)




ちなみに、この商品に限った話ではないが、蒙古タンメン中本の残りの汁にはご飯を入れるとかなり美味い雑炊が出来上がる

というより、そういう商品が既にあるのだ。不味いわけがない
これもオススメの食べ方である



ただし、雑炊にすれば当然ラーメンと違い汁を余すことなく口内に放り込むことになるので、辛味は当然増す。
また既にラーメンを食べて痛みがピークに達している舌に、更に追い打ちをかけることにもなる。なので、激辛好きのための食べ方とも言えるだろう


それと、雑炊ということは余すことなくカプサイシンを体内に取り込むこととなる。
胃や肛門への影響を考えるとあまり良いものでもないかもしれないが、味は美味しいので試してもらいたい



蒙古タンメン中本。手軽に手に入る激辛系インスタントラーメンの中では、他を凌駕するクオリティだ

辛いだけではなく野菜の甘みやコクを感じることが出来るため、非常に美味しい。ノーマル版はかやくも大量に入っており満足感も高いだろう


おすすめの商品なので、貴方も是非ともセブンイレブンにて購入して食べてみてはいかがだろうか

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