電動マッサージ器(電マ)とコンセントタイマーで最強の自作振動目覚まし時計を作ったので作り方を紹介【ハンディマッサージャー・バイブレーション】

♨の人

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もう何年か前ですか。なんか海外で「電撃腕時計目覚まし」みたいなのが販売して話題になりましたよね

各種キュレーションメディアやYouTuberなどがレビューをぼちぼち投稿して私も気になっていたものの、日本語非対応かつ海外向け製品なので設定や購入なども非常に面倒

更にはその値段がとても高かったゆえに、手を伸ばすことはありませんでした



しかし、やはり音で起こすような目覚ましではなく、直接的な刺激で起こしてくれる目覚まし時計ってのは一度くらい使ってみたいですよね

てなわけで今回は電マとコンセントタイマーで最強の振動目覚ましを作ってみたので、その作り方についての紹介になります

割かし安く作れる割には威力は絶大なので、結構オススメだったりします

それではどうぞ





まずは電動マッサージ器をAmazonにて購入。電マを買うとおすすめ商品がちょっとアレになるのは注意



まず、当然ですが電マを購入してください
(Amazonにて購入するとしばらくの間おすすめ商品がアレになるのは注意が必要です)



電マは充電式などではなく、ちゃんとコンセント駆動で、なるべく形はオーソドックスなタイプのものが良いでしょう




注意点としましては、あくまでも今回のバイブ目覚ましに使うコンセントタイマーは通電をON/OFFしているだけなので、スイッチ式の電マでないと目覚ましとして作動してくれないというところです


例えるならば、こたつや扇風機などはスイッチをONにした状態でコンセントにプラグを差し込むと自動で動作を開始しますが、テレビやエアコンなどは主電源は付いてもその後の動作にはリモコンなどの操作が必要ですよね?

後者の場合、今回のような簡単な仕組みでは自動で動かすことはできません
なので、そこの部分はきちんと見定めてくださいね


まあ安価なハンディマッサージャーは基本的にスイッチ式なのでそこら辺は心配しなくていいと思いますけどね
 





次に買うのはプログラムコンセントタイマー。リーベックス社製品が1番オーソドックスでオススメ



自作目覚まし時計ではもはやお馴染みの製品である、プログラムコンセントタイマー



この製品はその名の通り、差し込むだけでコンセントをタイマー式にすることが出来るという優れものです

具体的にはこの製品自体が機械仕掛けの時計になっており、設定した時間のみコンセントから電力を配給するようにできるというものですね

熱帯魚用ライトを自動で点灯させたりするのなんかに主に使われています




他にもこの製品はスイッチタイプの家電と非常に相性が良く、例えばタイマー機能のないこたつを消したり、朝になったら自動でライトを点灯させたりと発想次第で非常に様々な用途に使うことができます


で、今回は電動マッサージ器を所定の時間に振動させよう、という事ですね




ただしこの製品にも弱点があり、このような機械仕掛けのタイプは安価な代わりに結構時間の調整がアバウト(15分単位)で、更にギアの駆動音もそれなりにします

なので雑音が気になる、1分単位で設定したい、という人は、少々高くはなりますがこういうデジタル式のものを購入することをオススメします



 






あとはそれらを組み合わせて完成



あとはもう組み合わせれば完成です

コンセントにタイマーを付けて、そこに電動マッサージ器を接続。これでおしまい

合計3500円もあれば作れると思います

同じようなコンセプトの振動目覚ましという製品も売っていますが、振動の強さで電マに勝てるはずもないでしょう。コスパはこちらの方が断然上だと思います




それに自作目覚まし時計と言っていますが、別に回路を弄ったりだとか外装を削ったりだとかそういうことは一切していないので、当然本来の使い方である電動マッサージ器としても使うことができます。まさに2in1、たかだか振動目覚ましでは太刀打ちなど出来ないでしょう





ただし。振動目覚ましとか大層な名前を付けてますけども所詮見た目はベッドの上に鎮座するコンセントに繋がれた電マなので、同居人や来客に見られたらあらぬ誤解を招く可能性があります

たとえ男性だろうが女性だろうが、ね


そのため、100円均一で売っている巾着袋とか折りたたみ傘カバーとかそういうもので見た目を誤魔化しておくのがオススメです

 




使い方。布ゴムバンドやマジックテープで腕時計や血圧計のように手脚に固定する



使い方としましては、まず目を覚ましたい時間に電マが作動するようにコンセントタイマーをセットします

そして、電マ本体を布ゴムバンドやマジックテープなどで、手首か足首に振動部が当たるように固定します
(結束バンドでもいいとは思いますが痛いと思うのでオススメしません)

コツとしては電マのキノコみたいになっている部分

その部分にゴムをくい込ませると、窪みにひっかかりズレることも無くきっちりと体に密着させることができます

そして固定する際は強く締め過ぎないこと。あまり強く固定すると鬱血などの恐れがありますし眠の質も悪くなりますから、違和感を感じない程度の固定にしてください


あとは寝るだけです。朝になったらとんでもない振動で、寝起きの微睡みを与える暇すらなく目覚めさせてくれます


振動ってのは凄いもんでして、音とは違って体に直で刺激を加えてる訳ですから誰かに無理やり起こされてるのと同じようなもんなんですよね。だから音の目覚ましと比べて体が鋭敏に反応するんです

これは非常にいいですね
3000円程度で作ったにしてはかなりいい出来なのではないでしょうか



 



他にも枕の下に置いたり、敷布団の下に置いたり、普通にマッサージ用に使ったりと使い方は無限大



流石に手や脚に括るのはちょっと……という人もご安心ください。この振動目覚ましは、布団に置いておくだけでも効果があるんです


色々な場所を試した結果、特に枕の下がヤバかったです

枕の下に置いた場合、本体を上から押さえつける形になるので、振動が逃げ場を失い全て頭に集中するんですよ

その振動たるや凄まじいもので、例えるならばいきなり頭の上で道路工事が始まったのかと思うほど。これで寝ていられる人間はまず居ないと思います




ただし、枕の下は枕から頭が離れると振動を一気に感じなくなるため、寝返りなどによる位置ズレのリスクを考えるとやはり私は脚や手に固定する方がいいかな~と思います

振動は枕の下には到底叶いませんが、それでも十分すぎるほどに起きられるレベルですしね


もしくは分厚い敷布団の下、だいたい背中のあたりに置いておくのもいいかもしれませんね

これならば多少寝返りをうっても振動が大きく軽減されるという事はないですし


注意として、電マは強烈な振動と熱を発します。なので、絶対に長時間付けっぱなしにならないようにしましょう。特に放熱ができない敷布団の下等だと、最悪火事になる可能性もあるので

目が覚めたら切る。これを心がけておいてください
それさえ徹底していれば特に問題視する部分もありません








あとがき。この目覚まし時計を思いついたきっかけは携帯電話のアラームのバイブレーション



この目覚まし時計、半ば遊び心込みで作ったのですが、効果がとんでもなく絶大で自分でも驚いています


とは言え、ここまで凄いとは思っていなかったものの、実はある程度の効果があることは最初からわかっていました



というのも、そもそもこの目覚ましを思いついたのには、上にも書いた電撃目覚まし時計に着想を得た他に、もう一つとあるきっかけがあったんです

それが、携帯電話のアラームのバイブレーションです



それはかつて、アラームをセットした携帯電話を枕の下敷きにして寝てしまった時のことでした

枕の下にある携帯電話のアラームは、当然音も非常に小さく弱いものとなっていました。しかし、その日はいつもよりも断然目覚めがよかったのです

というのも、携帯電話のバイブレーションが枕を伝って、頭に直にかなりの振動を与えていたんですね


振動は音よりも人間を目覚めさせる効果が高いというのに、その時気が付いたわけです

で、携帯電話のバイブレーション如きでこれだけの振動なら、電マでやったらどうなるんだろう?とずっと考えていて、今回ついに実践してみたわけです

で、結果は予想どうり大成功、というわけ
(あ、因みに携帯電話を枕の下に敷くのは排熱が出来なくなりますし破損の恐れもあるため絶対にやらないでくださいね
本当に悪条件が幾重にも重なった最悪の場合は爆発だって有り得ますので)





また、この製品は振動という特性上、たとえ耳を塞いだとしても「骨伝導」のうるささを与え起こすことができます

なのでイヤホンや耳栓をして寝ているという人でも、耳が聞こえにくいという人でも、布団を頭まで被ってしまう人でも、なんの問題もなくこの目覚ましは効果を発揮するという訳ですね

子供の頃に思い描いた強制的に起こしてくれる目覚まし時計。それが簡単に作れるんです


絶対に寝坊しない目覚まし時計が欲しい方は、ぜひ自作にチャレンジしてみてくださいね

目覚めが最悪の私が、スーパーライデンと同格、もしくはそれ以上のパワーを持っていると自信を持ってオススメします


それではここまでお読みくださり誠にありがとうございました

以上です






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