電子タバコ(VAPE)のビタミンEアセテートによる健康被害の嘘と本当。死亡者が出て規制に至ったベイプだがiQOSやプルームテックなどの日本の電子タバコは大丈夫なのか?

♨の人

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私自身は電子タバコも紙巻きたばこも一切吸わない完全な非喫煙者なのですが、ココ最近の電子タバコに対する情報の錯誤が激しすぎる気がしたので今回自分なりに結論付けて記事にすることにしました

そもそもメディアが好んで使う電子タバコという言葉自体があやふやなものだったのに、さらに死亡者が出て規制なんていうとんでもない事まで起こってしまったもんですからさあ大変。

現状、世のマスコミや嫌煙家、喫煙者がとにかくわけもわからず好き放題言い争っているわけですね

喫煙者はみんなとりあえず紙巻きたばこをやめればいいと思うよ。紙巻やめて電子タバコにすりゃ匂いも受動喫煙も汚れもかなりマシになる【加熱式タバコ・喫煙・有害物質】

文体の関係上誤解を招きそうなんで先に一応言っておきますが、私はどちらかと言うと嫌煙家ではありますがタバコ自体を100%否定する気はありませんしかし、最近ずーっと思っていることがあります「紙巻きたばこ吸ってる人は全員電子タバコにすりゃいいのに」とというわけで、何故そう思っているのか、電子タバコの詳しい詳細なんかについてこの記事では書いていきますこの記事を読み終わる頃にはタバコを少しは辞める気になるかもし...







まあ結論を言ってしまうと、私自身は今回のケースにおける電子タバコは完全な被害者だなと思っていたわけですが、最近追加情報として健康被害を訴えている患者から「ビタミンEアセテート」という物質が検出された、というものが出てきたわけですよ


これをニュースで見た時はさらにややこしくなりそうだな……と思いましたね

ビタミン入りの電子タバコと言えば日本では一時期モデルや芸能人のステマオススメで一般層にもかなり人気になりましたし、今現在も薬局で普通に売ってますもん





てなわけで今回は電子タバコの害とメディアが連呼する成分「ビタミンEアセテート」について徹底的に調べてみたという記事になります



ちなみに私は非喫煙者でVAPE(べイプ)も吸ってはいませんが、過去にとある商品のレビュー記事を書いた時にこの手の情報は腐るほど調べたので、そこらへんのベイパーよりは詳しいと自負しています

なので内容はよくあるクソキュレーションサイトのような薄っぺらいものではありませんのでご安心を。フューズドクラプトンで直ドリした時のミストくらい濃密です
(VAPE初心者の人にはわからんレベルのネタです)



それではどうぞ







※この記事内に幾度となく出現する「VAPE」という単語はベイプと読み、iQOSなどの加熱式タバコとは違いリキッドと呼ばれる液体をコイルで加熱して吸引する製品を指します。今回規制されたのはこのVAPEであり、海外のリキッドは日本の製品と違いニコチンが含まれています。
またこの記事はVAPEの吸引を勧めるわけでもなければ危険性を解いたものでもなく、あくまでも真実のみを伝えようとしているということを最初に記載しておきます





そもそもビタミンEアセテートって何なのさ



まず、ビタミンEアセテートについて説明していきます

ビタミンEアセテートとは、酢酸トコフェロールのエステルを指します

そしてトコフェロールは一般的にはビタミンEを指し、α―トコフェロールを酢酸エステル化して得られるものが酢酸トコフェロールで、これがビタミンEアセテートです
(因みにエステルとは、オキソ酸とアルコール、またはヒドロキシ基を持つフェノールのような化合物から水分子が脱離してできる化合物の総称。この反応を脱水縮合と言う)


主にビタミンEアセテートは酸化防止や皮膚のケア剤として化粧品に配合されている成分であり、他にもトコフェロール酢酸エステルとしてビタミンE剤などに使用されています


このビタミンEアセテートが、今テトラヒドロカンナビノール(THC)と同じく電子タバコによる著しい健康被害の原因だとして調査されているということですね

米国「電子タバコ」健康被害の容疑者「ビタミンEアセテート」とは何か(石田雅彦) - Yahoo!ニュース

米国で電子タバコによる健康被害についてCDCが原因物質の可能性を示唆する発表を行った。すると共通の物質としてビタミンEアセテートが検出されたという。この物質なぜ電子タバコに入れられていたのだろうか。









電子タバコのリキッドにビタミンって結構普通に入ってんだよね



実は、ビタミンが配合されている電子タバコのリキッドは結構多いです

これは味のついたフルーツ物やフレーバー物に限定した話ではなく、単なるメンソールのリキッドなどにも含有されていたりします



しかし、恐れることはありません

なぜなら、恐らく日本国内にて流通しているもの(海外輸入品も含む)に含まれているのは、大抵が酸化防止に微量配合されているだけだと思われるからです

こちらも気化したものを吸引した場合の健康被害についてのデータはありません

芸能人が「ビタミン吸引」「体に良い」と宣伝の商品に専門家「ほとんど意味ない」

「ビタミンを摂取できる」「体に良いタバコ」と宣伝されている電子タバコ型の"ビタミンタバコ”。「ビタバコ」や「ビタシグ」、「C-TEC DUO」などの商品が販売されており、複数の芸能人がSNSで宣伝しています。副作用などの健康への害はないのか。ビタミンを吸引する効果は本当にあるのか。専門家に聞きました。




しかし、アメリカでこれだけ話題になっているのにもかかわらず、日本国内にて扱われているノンニコチンリキッドを使用したVAPEによる健康被害は今のところ特に報告されておりません


と、いうことは、ビタミンCなどが酸化防止剤として微量配合されたまともなVAPEリキッドには、特に健康被害は無いということでしょう







そもそもみんな健康被害の出てる電子タバコリキッドは闇市場の商品だってこと忘れてね?



ここ最近はビタミンEアセテートが含まれていたという情報のみが先行していますが、一番忘れてはいけないのは健康被害を訴えている人間は皆全て裏ルートから入手したTHC含有リキッドを吸っていたということです


そもそも、危険ハーブ然り密造酒然り、裏ルートで取り引きされるようなものがまともな製品であるはずがありません

例えば密造酒の場合、蒸留の際にエタノールより先に抽出されるアセトンやメタノールを含んだ上澄みをそのまま入れて売ったりしている事も多いですし、もっと悪質なものだと度数を高めるため工業用のメタノールを添加したりしたものもあります

他にも違法な薬物であるクラック・コカイン(コカイン塩酸塩を炭酸水素ナトリウムか水酸化ナトリウム処理し、コカインを遊離させ精製したメチルベンゾイルエクゴニン)の話ですが、カナダのRCMPの連邦薬物局の話によると、路上にて販売されるクラック・コカインは不純物によりかさ増しされており、中にはレバミゾールのような有毒な不純物が混ぜられていたものすらあったそうです

レバミゾールで汚染されたコカイン:脈管炎および皮膚壊死の緊急原因 - Bibgraph(ビブグラフ)| PubMedを日本語で論文検索

レバミゾール誘発性血管炎で混入したコカインの有病率は増加しており、医師はこの独特の存在を認識すべきである。レバミゾールで汚染されたコカインによる皮膚血管炎症候群の報告が多数あります。レバミゾールは抗ヘルニア薬として使用され、後に有害作用のた...





このように、裏ルートで取り引きされるようなものに安全性を求める方が間違っているんです

だってそもそも違法なんですから、安全性に配慮する必要なんて全くありませんからね




また、VAPEユーザーは世界に何百万人と存在しますが、その人達による健康被害の訴えは今の今までありません

ココ最近ニュースになったのはあくまでも闇市場で入手したTHCリキッドを吸引していた人達の健康被害です

それに、今回のケースでもCDCの主席副所長、アン・シュチャト氏は「ビタミンEアセテートは製品を改変する目的で追加された可能性がある」「ビタミンEアセテートは過去の研究で肺に悪影響を及ぼす可能性があることは示唆されていたが、発生の原因は複数あり得る」と言っています


なので、そもそも市販されている普通のリキッドの健康被害とはほとんど関係がないと言っても過言ではないくらいなのです
(そもそもメディア陣の作る記事や映像も加熱式タバコとVAPEの区別が曖昧だったりといろいろツッコミどころだらけ)












しかし、上のリンクを見ればわかるように「ビタミンを含んでいる」という事をアピールポイントとして様々なビタミンを含有しているVAPE自体は存在しているため、怖いのであればその商品は避けた方がいいでしょう。
まあ大丈夫だと思うけどね。吸収もされんけど







あと昔から言われてる電子タバコのホルムアルデヒドについて。ドジな研究者のポカでした



ちなみにこの手の記事でよく書かれる「電子タバコ(VAPE)が紙巻きたばこの何倍ものホルムアルデヒドを検出した」って研究データですが、あれは普通にクソデータです

なぜかと言いますと、あれは単に調査の際に電子タバコの使い方を誤り、出力を上げすぎた事が原因だったからです

電子タバコというのはMODと呼ばれる本体から、アトマイザーと呼ばれる部分に電気を送り、その内部の電熱線(コイル)が加熱されて周りのコットンに染み込んだリキッドを蒸発させるという仕組みになっています

で、電子タバコには色々あるのですが、その中にテクニカルMODというものがあります

これは自分で流す電力の強さを変えることが出来るもので、大抵は1~100wですが中には200wを超えるものも存在します


また、VAPEのアトマイザーは取り外して付け替えることを前提としており、コイルにはそれぞれ抵抗値が決まっています

抵抗値が変われば同じW数でも発生する熱量が全く変わってくるので、普通は自分で適度に調整します



しかし、それを知らない研究者は、MAXパワーで起動させてしまいました

その結果リキッドの配給不足によるコットンの焦げ(VAPE用語でドライヒットと言います)でホルムアルデヒドが発生してしまい、それが検出されてしまった、というクソみたいなオチでした
(もしくはオームの法則も知らずにメカニカルMODを使ったか、ですかね。メカニカルMODは電池のパワーをそのままアトマイザーに伝えるタイプです。VAPEの爆発事件はほぼ全部これ)


ちなみにVAPEにおけるコットンの焦げにより発生する特有の臭気と刺激は「イガる」と言われとても嫌われているものであり、わかりやすく例えると紙巻きたばこのフィルターを焦がして吸っているのと同じようなものになります


あ、ちゃんとした知識のあるリキッドメーカーさんが機器を指定した検査の報告書置いときますね
☑検査報告書(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド)









あとがき。今現在は問題ないと思うし普通に吸ってればいいんじゃねーの。つかプルームテックはVAPEだからJTはちょっと焦ってるかもね



とまあこんな感じで今回の記事は終わりです。ぶっちゃけ何回も言いますけども私は別に電子タバコに害はないと思ってますよ。最初からね

だって所詮PGとVGだしね。このふたつが何に使われてるか知ってる人なら特に問題視しなくていいってのがわかるはず
(ここからかなり専門的な話も出てきますが適当に読み流すつもりでお付き合いくださいな)

電子タバコ(VAPE)の煙は水蒸気じゃない。あれはグリセリン(VG)とプロピレングリコール(PG)の蒸気です【イーグルエナジーはまずい?】

電子タバコ、一昔前に出た時は色々騒がれていたものの、今じゃもう当たり前のようにみんな持っていて結構なシェア率を誇ってますよね特にiQOSやプルームテックなんかはコンビニでも購入でき広告も多く知名度も高いため、非常に人気がある商品ですiQOSやプルームテックは加熱式タバコと呼ばれるもので、タバコの葉を燃やすのではなく加熱することにより煙を出しています。そのため、これまでの紙巻タバコと較べて害や煙、嫌な匂いも...



それにVAPEは長期的な研究データがないから危険かどうか分からない、という声もあるけど、確かにPGに関してはそうかもしれないけどVG、つまりベジタブルグリセリンならシーシャ(水タバコ)のフレーバー(タバコの葉を糖蜜やグリセリンで固めたもの)に含まれてて普通に昔から吸引されています

How to Make Apple Shisha

Making your own shisha is a fairly simple process that requires few ingredients. By mixing tobacco with flavoring, honey or molasses, glycerin, and fruit such as apples, you can easily make and enjoy some homemade shisha. Break up your...



シーシャはボウル(フレーバーを入れるとこ)の上に、アルミホイルやヒートマネジメントシステムというものを乗せて、そこに炭を置いて燃焼させることにより煙を出しています

そのシーシャ用のココナッツ炭はCoco Bricoというもので、だいたい燃焼温度が430度、んでボウルの中は120~130度になるとのこと

部屋の湿度が炭の燃焼温度に及ぼす影響について - シーシャブログ byダビデシーシャ・水タバコのフレーバーやボウルのレビューブログ byダビデ

前の記事で「室温や湿度などが、嗅覚やシーシャの香りに及ぼす影響について」書いた。 今回は、湿度が炭の燃焼やフレーバーの温度に及ぼす影響について書こうと思う。 色々と調べていたら炭の性質や燃焼温度な...



そしてシーシャを吸い込むことにより炭の熱を含んだ空気がボウル内を透過します
その際の熱で煙を出しているのでしょう

グリセリンの引火点は密閉式で160度、開放式で176度です

引火点、着火点とは? ものが燃える仕組みを簡単に | Tidbits -ちびっつ-

引火点、着火点という言葉を聞いたことがありますか? 聞いたことがあっても、詳しい意味までは知らない人もいるかと思います。 引火点、着火点を理解するためには「ものが燃える仕組み」を知る必要があります。 そこで、燃える仕組み …


だいたいVAPEの温度管理モードで主流なのが200度前後なので、シーシャの空気もそれくらいの温度になることが予想できます。
それをフレーバーに通すことで、じわじわと熱されたタバコ葉や糖蜜の煙、そして気化したグリセリンを水ボトルの中に移しているのだと思います

要はiQOSの煙とシーシャの煙はほとんど同じなわけですね
(エアロゾルの主成分が同じ添加したグリセリン。シーシャの方がニコチンを水で抜いたり水フィルターに通しているので少ないと思われる)



フルコンべクション式のヴェポライザーに似てますね
(ヒーターで生じた熱い空気をチャンバー内を透過させることによりタバコ葉のニコチンや香りを気化させるタイプのヴェポライザー)

いや、ボウルの中は130度あるらしいからセミコンベクションかな
(フルコンべクション式と違い一部熱源がタバコ葉に接している方式。ちなみにアイコスやグローみたいな直接ヒーターが葉を熱するものはコンダクション式と言われます)




またそもそも燃焼させず水をフィルターとするのでタールが少ないとされるシーシャですが、それとは関係なくシーシャのニコチンやタール値を測定するのは非常に難しいです

というのもグリセリンを含むタバコ製品は、既存のタールの測定方法ではタール値に非常に大きな誤差を生じてしまいます

アイコス(IQOS)のタールはタバコより多いって嘘じゃないの?自動喫煙器の検査測定法ではアイコスのタール(ヤニ)を測るのには無理がある気がする

ぶっちゃけ私は非喫煙者なので、アイコスにタールが含まれてようが、そのタールでどこぞの馬の骨が肺炎になろうが知ったこっちゃないんですが、個人的にモヤモヤしたので自分なりに結論付けるためにこの記事を書いていますそもそも過去にいくつか書いた電子タバコの有害性の記事ではアイコスのタールについてはあまり深く掘り下げてはいませんでしたが、私は「500度を超えるあたりで発生するタールが燃やしもしてない300度程度のア...


このように、タールの測定方法というのはあくまでも紙巻きたばこを検査することに念頭を置いた装置で検査するために、それ以外のタバコ製品だと含まれる添加物でかなり誤差が生じてしまうのです

シーシャの煙は水のフィルターで害を無くしているとよく思われがちですが、実はそうではなくグリセリンが煙の大半を占めるからなんですね。そもそも紙巻きたばこの煙と成分が違う、とでも言えばわかりやすいでしょうか


また吸い込む量も問題です
紙巻きたばこのニコチン、タールのmg表記というのはあくまでも紙巻きたばこ1パフ(吸引)に含まれる量ですので、シーシャのように大量の煙を直接肺に吸い込むものは単純なmgで表すことが非常に困難です


それを考慮して、これをご覧下さい

このように、シーシャというのは大量の煙を肺に一気に吸い込んでます

よく言われていることですが、タバコというのは本来口腔喫煙するもので、肺に入れる肺喫煙は物資の少ない戦時中に効率よくニコチンを取り込むために考案されたものです

しかし肺喫煙は確かにニコチンは多く吸収できますが、血中濃度が急激に上がるためにニコチン中毒にもなりやすく、そしてニコチンによる血管収縮作用も強く出ます
また本来肺には行かないタールも吸ってしまい、肺が汚れたり肺がんになる確率が上がったりするとされています

そして肺喫煙では、これもまた本来吸い込まないはずだった一酸化炭素も肺まで吸い込んでしまいます

一酸化炭素は酸素よりも200倍ヘモグロビンと結合しやすいので、酸素が体に行き渡るのを阻害します

結果、ヤニクラが起こるという訳です


で、話をシーシャに戻します

紙巻きたばこは上でも書いたように、キツいタバコであればあるほどヤニクラを起こしやすいです
実はタバコの強さはゴロワーズやガラムなどの例外を除き、基本的にはフィルターと太さで決まります。タバコの葉自体には大きな差はなく、品種の違いはあれども同じ葉であればタールもニコチンも変わることはありません

ならなぜ1ミリのタバコがあれば、ショートピースのような28ミリもの猛烈に強いタバコがあるのでしょう?

その仕組みはフィルターにあります

タバコのフィルターには色々な種類があり、空気穴の数や活性炭フィルター、そして長さの有無により吸い込む際の煙の濃度と煙内のニコチン、タールの減少度合いをコントロールしています

そのためフィルターのないショートピースのような両切りタバコは非常にタールもニコチンも強く、それと比較しメビウス・ワンのような所謂1ミリタバコはフィルターに多数の穴が空いており、そこから吸引する多量の空気で煙を薄めるために軽くなるというわけ


そしてヤニクラは紙巻きたばこ数パフで起こります

なら、シーシャにもし非常に高いタールやニコチン、一酸化炭素が含まれていたとしたら、大量の煙を肺に吸い込んだ際どうなることでしょうか

恐らく、ヤニクラで病院行き、というか最悪命を落としかねないかもしれませんね
(葉巻を肺喫煙するという動画がYouTubeにありますが、葉巻を吸い慣れた方でも嘔吐いた後に豪快に咳き込んでいます)

それにシーシャは燃焼時間数分の紙巻きたばこと違い、葉巻のように長ければ何時間も吸い続けるものです
そんなものでヤニクラが起こってたらどうしょうもありませんよね


また髪や服に付くヤニの香りや、ボトルやチューブ、壁紙などの汚れも紙巻きたばこの煙と比較してかなりマシなようです

なので炭で熱しているので一酸化炭素やタールが完全に無いということは無いでしょうけども、少なくともこれらを考慮するに所謂タールであるヤニは少ないと言えるでしょう




さて。これだけ説明すれば、VGを吸引する事による害なんてあったとしても微々たるもので、今回の件みたいにとんでもない被害が出ることなんてありえないとわかるでしょう

わざわざシーシャまで引っ張り出してきてとんでもない長文で説明したので、流石にもう皆さんわかってると思いますけどね……



でもうひとつの主成分であるPG、プロピレングリコールです

これは残念ながらシーシャに含まれていません。グリセリンと比べサラサラとしている液体なので、シーシャには使用されていないんですね
(防腐剤としてちょっとくらいは入れてるかもしれませんけど、そもそもシーシャは糖蜜で固めてますし使ってても防カビ程度だと思います)


しかしねぇ……これも本当に害があるなら、クラウドチェイサーとかレビュワー、トリッカーなんかは既に健康被害出ててもおかしくないと思うんだよねぇ。吸う頻度、量が一般人とは大違いだし、電子タバコなんてもう何年も前から売ってるものだしね


(なんとなく古いし普通の電子タバコリキッドにジエチレングリコールが含まれてるとか書いてるし正確性も低いけど、プロピレングリコールは喘息の吸引器であるアルブテロール(ネブライザー)にも含有されてるとのこと。ちなみにネブライザーに使う薬液のメプチン吸入液0.01%も調べてみましたが、残念ながら添加剤はベンザルコニウム塩化物液、無水クエン酸、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水とのことで、私個人が調べた結果では喘息吸引器にプロピレングリコールが含まれているソースは見つけられませんでした

他にセフラコール ドライシロップ(旧セプチコール、ブリセフ)という経口シロップ剤にセファトリジンプロピレングリコールという物質が含まれていますが、これでは今回の吸引による害のソースとしては意味を為しません)


今更になってアメリカで健康被害、しかも全員が闇市のTHCリキッドを吸ってた、って

正直なところ「ふーん」としか言えんですわ



普通のリキッド吸ってる人に関しちゃ無問題でしょう


問題になりそうなのは自作リキッドとか銘打ってモンダミンとかガムシロとか赤ワインとか溶かしたグリセリン吸ったりしてる一部の層かな?あれはヤバそう。というかヤバい。アホだわあいつら(確信)

マジで質が闇市レベルと変わんないから真似しないでね。マトモな知識のあるVAPEユーザーなら多分しないと思うけどもさ、一応ね

【鬼コスパ】T&Mさんの香料を買ってみた

現在の我が家のリキッド置き場。上段中央が製品リキッド、上段左が自作用の香料とか、下段左が自作リキッド。キチンとプロが作った製品リキッドのほうが勿論ちゃんとしてるし、そちらも美味しく味わってるんだけど、自作も自作で楽しいので自作比率が上がり気


ジアセチルとその危険性について - 沼田茶舗 電子タバコ店 

電子煙管設計開発なら、沼田茶舗 電子タバコ店。


(食品用香料にはジアセチルという人体に有害な有機化合物が含まれていることがあります。なのでVAPE用ではない香料を使用している恐れのある無名メーカーの怪しい電子タバコリキッドや、食用エッセンスを使用した自作リキッドも健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ご注意を)





あ、あとJTは今回の件どう思ってんだろうか、ってのはありますね

JTの販売しているプルームテック、あれは一応低温加熱式タバコと銘打ってますが、仕組み自体は完全に旧型のカートリッジ式VAPEなんですよね

当然、中身も普通にVAPEリキッドと同じものです


さらに言えばプルームテック+なんてほとんどPOD型PAPEですしね



なのでVAPEが死ぬほど危険ならプルームテックも死ぬほどきけ……おっと誰か来たようだ




てなわけで♨の人でした。それでは本日もご安全に

以上です

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